灼熱の惑星ガードン!
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「プッ、フハハハハッ!」
「何がおかしい?」
断られても尚もロダンは無邪気な子供のように笑うので癇に障ったのか、アルベガたちは足を止めて振り向いた。
「究極の進化だって~? 本気で勝てると思ってるんだね。そんなくだらないモノで」
「何っ!?」
翼を捨てた機械の腕はアルベガたちの誇りでもある。それを貶されて怒りを買ったアルベガにロダンはる提案を出した。
――施設内のフィールドに移動するアルベガやロダンたち。フィールドの外には騒ぎを聞きつけたガードンイレブンと、ロダンが引き連れていた少年の二人がいた。
「一対三の勝負を望むとは、大した自信ですね」
「ボールを奪われた時点で終了だ。その場合、二度と我々の前に姿を現さないことを誓え」
「約束するよ? ただ君たちの願い通りにはならないと思うけど」
「ナメやがってぇ……!」
ヴェスやアルベガの言葉にセンターサークルへボールを置いたロダンは挑発するように笑うと、もともと短気なネバドはさらに怒りを募らせる。
「さあ来い!」
「ヒャハッ!」
「「「!?」」」
両腕を構えたアルベガを合図にゲームスタートする。だが、なんとロダンはソウル・ドルーガの使い手で、俊敏な動きであっという間にヴェスとネバドを抜いた。
「させるか!」
アルベガはそれでもゴールを死守しようと構えるも、ロダンのソウルストライクにより反応する前にシュートはゴールへと入ってしまった。
「これが、ソウルの力……!?」
今まで格下に見ていたソウルを目の当たりにしたアルベガは、構えていた腕を下ろし目を見開いて呟いた。
「ああいうのなんていうの、リュゲル兄?」
「『当然の結果』というんだ」
ロダンと共に来たガンダレス=バランが尋ねると、リュゲル=バランはフッと笑って答えた。二人共この勝敗は最初からわかっていたので当たり前のような顔をしている。
「悪いようにはしないよ。君たちを勝たせてあげるからさ。プッハハハハハッ!」
「…………!」
勝負を了承したのは自分だし、負けてしまったのでアルベガたちはロダンを受け入れる他なかった。
☆☆☆☆☆
アルベガの登場によりアースイレブンはますます練習に意気込み、今はペアになって攻守の練習をしていた。
「いくぜ!」
「抜かせねぇ!」
「みんなー! 集中集中!」
ボールを持つ鉄角が抜こうとするも九坂はそれを阻止しようとする。葵は水川みのりの隣で声を張って応援していた。
「ナイスカット」
「俺、取ってきます!」
ドリブルする神童に天馬がスライディングをかけてボールを弾くが、建物の陰に飛んで行ってしまったので天馬はボールを取りに向かった。
そんなに遠くにいかず勢いを失くしたボールは止まっていたので、天馬はしゃがんで拾い上げると……。
《テンマ……》
「!」
何度も聞いた声に天馬は顔を上げると、目の前にカトラ=ペイジが現れた。
「カトラ! また会えたね!」
《テンマ、よく聞いてください。この星には三つ目の希望のカケラ……赤い石が存在します》
「赤い石……?」
《ですが、すでにその石はこの星の者たちの手に渡っています》
「じゃあ、どうすれば……?」
《東の山に住む者たちは、かつてこの星を治めていた者たち。彼らなら赤い石のことを知っているかもしれません》
「――どうした、天馬?」
うしろから聞こえた神童の声がし、天馬が振り向くと同時にカトラは消えた。いつまでたっても戻ってこないため迎えに来た神童の元に天馬は駆け寄る。
「神童さん! カトラがそこに……――あっ、カトラ……?」
振り向いた天馬は神童にカトラのことを教えようとしたが、すでにその場にはカトラの姿はなかった。
神童と共にみんなの元へ戻った天馬は、先ほどのカトラに出会ったことと三つ目の希望のカケラについて伝えるが、ポトムリを宿すみのりが呆れ半分苛立ち半分だった。
「いい加減にして。カトラ姫はお亡くなりになったと言ったはずよ」
「でも、この目でハッキリと! やっぱりカトラはいるよ! カトラが言ったんだ、東の山へ行って赤い石を見つけろって」
「東は確か、機械否定派。翼を持つガードン人だね」
「うん」
対戦相手のアルベガたち西の種族とは違い、翼を誇りに持つ者たちがいるという皆帆に天馬は頷くが……。
「何がおかしい?」
断られても尚もロダンは無邪気な子供のように笑うので癇に障ったのか、アルベガたちは足を止めて振り向いた。
「究極の進化だって~? 本気で勝てると思ってるんだね。そんなくだらないモノで」
「何っ!?」
翼を捨てた機械の腕はアルベガたちの誇りでもある。それを貶されて怒りを買ったアルベガにロダンはる提案を出した。
――施設内のフィールドに移動するアルベガやロダンたち。フィールドの外には騒ぎを聞きつけたガードンイレブンと、ロダンが引き連れていた少年の二人がいた。
「一対三の勝負を望むとは、大した自信ですね」
「ボールを奪われた時点で終了だ。その場合、二度と我々の前に姿を現さないことを誓え」
「約束するよ? ただ君たちの願い通りにはならないと思うけど」
「ナメやがってぇ……!」
ヴェスやアルベガの言葉にセンターサークルへボールを置いたロダンは挑発するように笑うと、もともと短気なネバドはさらに怒りを募らせる。
「さあ来い!」
「ヒャハッ!」
「「「!?」」」
両腕を構えたアルベガを合図にゲームスタートする。だが、なんとロダンはソウル・ドルーガの使い手で、俊敏な動きであっという間にヴェスとネバドを抜いた。
「させるか!」
アルベガはそれでもゴールを死守しようと構えるも、ロダンのソウルストライクにより反応する前にシュートはゴールへと入ってしまった。
「これが、ソウルの力……!?」
今まで格下に見ていたソウルを目の当たりにしたアルベガは、構えていた腕を下ろし目を見開いて呟いた。
「ああいうのなんていうの、リュゲル兄?」
「『当然の結果』というんだ」
ロダンと共に来たガンダレス=バランが尋ねると、リュゲル=バランはフッと笑って答えた。二人共この勝敗は最初からわかっていたので当たり前のような顔をしている。
「悪いようにはしないよ。君たちを勝たせてあげるからさ。プッハハハハハッ!」
「…………!」
勝負を了承したのは自分だし、負けてしまったのでアルベガたちはロダンを受け入れる他なかった。
☆☆☆☆☆
アルベガの登場によりアースイレブンはますます練習に意気込み、今はペアになって攻守の練習をしていた。
「いくぜ!」
「抜かせねぇ!」
「みんなー! 集中集中!」
ボールを持つ鉄角が抜こうとするも九坂はそれを阻止しようとする。葵は水川みのりの隣で声を張って応援していた。
「ナイスカット」
「俺、取ってきます!」
ドリブルする神童に天馬がスライディングをかけてボールを弾くが、建物の陰に飛んで行ってしまったので天馬はボールを取りに向かった。
そんなに遠くにいかず勢いを失くしたボールは止まっていたので、天馬はしゃがんで拾い上げると……。
《テンマ……》
「!」
何度も聞いた声に天馬は顔を上げると、目の前にカトラ=ペイジが現れた。
「カトラ! また会えたね!」
《テンマ、よく聞いてください。この星には三つ目の希望のカケラ……赤い石が存在します》
「赤い石……?」
《ですが、すでにその石はこの星の者たちの手に渡っています》
「じゃあ、どうすれば……?」
《東の山に住む者たちは、かつてこの星を治めていた者たち。彼らなら赤い石のことを知っているかもしれません》
「――どうした、天馬?」
うしろから聞こえた神童の声がし、天馬が振り向くと同時にカトラは消えた。いつまでたっても戻ってこないため迎えに来た神童の元に天馬は駆け寄る。
「神童さん! カトラがそこに……――あっ、カトラ……?」
振り向いた天馬は神童にカトラのことを教えようとしたが、すでにその場にはカトラの姿はなかった。
神童と共にみんなの元へ戻った天馬は、先ほどのカトラに出会ったことと三つ目の希望のカケラについて伝えるが、ポトムリを宿すみのりが呆れ半分苛立ち半分だった。
「いい加減にして。カトラ姫はお亡くなりになったと言ったはずよ」
「でも、この目でハッキリと! やっぱりカトラはいるよ! カトラが言ったんだ、東の山へ行って赤い石を見つけろって」
「東は確か、機械否定派。翼を持つガードン人だね」
「うん」
対戦相手のアルベガたち西の種族とは違い、翼を誇りに持つ者たちがいるという皆帆に天馬は頷くが……。