水の星の戦士たち!
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《……あなたは、私の言葉が信じられるのですか?》
「うん! なんか、君がデタラメを言っているように思えないんだ」
《そうですか……》
「でも、君は何故俺たちを導いてくれるの?」
《あなたは、前の戦いで勝利したのに悩んでいた……。自分たちが勝ったことで、未来を失ってしまう人たちがいるということに苦しんできた。あなたなら、私たちの力を正しく使って銀河を救ってくれるかもしれない》
「俺が? あっ……カトラ! ちょっと! 待ってよ、カトラ! カトラー!」
さっきまでずっと走り続けても自分とカトラの距離は一定間隔で空いていたのに、突然カトラが一気に下がったので距離が開いてしまい天馬は手を伸ばして声を上げる。
〈ピク~?〉
「っ!」
ピクシーの声でハッと天馬が我に返ると、自分はずっと立ち止まったままで周りの景色も元に戻っていた。
〈ピクッ、ピクッ〉
「あっ、大丈夫だよ」
「――天馬!」
「!」
「どうしたの? 一人だけ先に行って」
「さっき単独行動は慎んでって言ったじゃない」
心配するように顔を覗き込むピクシーの頭を撫でると、振り向けば信助や葵や瑞貴たちがいた。
「今、またあの人にあったんだ!」
「あの人って?」
「カトラ姫!?」
「うん!」
「そんなはずはない」
天馬は葵と信助に頷くと、みのりは即座に否定した。だが、また会えたので天馬は主張する。
「いや、やっぱりカトラは生きてるよ!」
「星ごとブラックホールに吸い込まれるのを見たのよ、この目で」
「俺はたった今、カトラと直接話をしたんだ。俺は信じる!」
「「「「「…………」」」」」
(滅びた星の人間が、生きてるはずがない)
みんなにとって天馬は今しがた勝手に行動したようにしか見えず誰とも話していなかったのでとてもじゃないが信じ難い。特にみのりは……いや、ポトムリはみんな以上に天馬の言うことが信じられなかった。
それから先へ進み、ステーションの外はショッピングモールみたいに通路で繋がっているので、街に続く通路へ向かおうとすると……。
ザッ――。
「「「「「!」」」」」
ザッ――。
「……挟まれましたね」
真名部は眼鏡を押し上げてそう言った。前に二人でうしろに三人と通路の出入り口を封鎖するように現れたサザナーラ人は、どう見ても歓迎しているように見えなかいので全員警戒する。
「やっぱ俺たちは敵なんだな」
「逃げ場ナシかよ」
「アースイレブンだな?」
「教えてよ。チキュウのサッカーっていうのを」
「あたしら、興味があるのよ」
構える鉄角や九坂たちを挑発するように、うしろにいるリドラス=ナースやテトラ=カラシナやクッピィ=メディカはそう告げた。
「天馬、試合前だ。こちらの手の内を見せることはないぞ」
「わかってます」
ビュンッ!
「!」
神童の言葉に天馬が了承すると、急にボールが飛んで来たので、天馬は胸で受け止めて床に落とし足で押さえて前を見る。
「見せてくれよ。サンドリアスを破った力を」
「ゲームをしないと帰してくれそうにありませんね」
「大事な試合の前なのに……!」
前方のクラーミ=アナバースがディカス=シクリッドと共に笑いながらそう言う。イガラシが状況から見てそう言うと、サンドリアスの二の舞を踏みたくなかったが、天馬たちは了承する他なかった。
――サザナラーラ人の案内でアースイレブンはフィールドにやって来た。相手は五人なのでサッカーバトルとなるので、神童は策があるのかと天馬に尋ねる。
「天馬、何か作戦はあるのか?」
「瞬木との連係プレーで、一気に試合を決めようと思います」
「うん」
「いいな、瞬木?」
「了解、キャプテン!」
「キーパーは、俺に任せろ!」
「ディフェンスは僕がいくよ。サザナーラの人たちに、どんな特徴があるのか分析する絶好の機会だからね」
「さすがアースイレブンのデータ班!」
「期待してるぜ!」
「――僕も出ます」
俊足の持ち主の瞬木と、次いで足が速い天馬、井吹は拳を手の平に叩きつけて立候補する。皆帆もまた試合のために出ると言ったのでさくらと鉄角は期待すると、同じくアースイレブンのデータ班・真名部も立候補してきた。
「うん! なんか、君がデタラメを言っているように思えないんだ」
《そうですか……》
「でも、君は何故俺たちを導いてくれるの?」
《あなたは、前の戦いで勝利したのに悩んでいた……。自分たちが勝ったことで、未来を失ってしまう人たちがいるということに苦しんできた。あなたなら、私たちの力を正しく使って銀河を救ってくれるかもしれない》
「俺が? あっ……カトラ! ちょっと! 待ってよ、カトラ! カトラー!」
さっきまでずっと走り続けても自分とカトラの距離は一定間隔で空いていたのに、突然カトラが一気に下がったので距離が開いてしまい天馬は手を伸ばして声を上げる。
〈ピク~?〉
「っ!」
ピクシーの声でハッと天馬が我に返ると、自分はずっと立ち止まったままで周りの景色も元に戻っていた。
〈ピクッ、ピクッ〉
「あっ、大丈夫だよ」
「――天馬!」
「!」
「どうしたの? 一人だけ先に行って」
「さっき単独行動は慎んでって言ったじゃない」
心配するように顔を覗き込むピクシーの頭を撫でると、振り向けば信助や葵や瑞貴たちがいた。
「今、またあの人にあったんだ!」
「あの人って?」
「カトラ姫!?」
「うん!」
「そんなはずはない」
天馬は葵と信助に頷くと、みのりは即座に否定した。だが、また会えたので天馬は主張する。
「いや、やっぱりカトラは生きてるよ!」
「星ごとブラックホールに吸い込まれるのを見たのよ、この目で」
「俺はたった今、カトラと直接話をしたんだ。俺は信じる!」
「「「「「…………」」」」」
(滅びた星の人間が、生きてるはずがない)
みんなにとって天馬は今しがた勝手に行動したようにしか見えず誰とも話していなかったのでとてもじゃないが信じ難い。特にみのりは……いや、ポトムリはみんな以上に天馬の言うことが信じられなかった。
それから先へ進み、ステーションの外はショッピングモールみたいに通路で繋がっているので、街に続く通路へ向かおうとすると……。
ザッ――。
「「「「「!」」」」」
ザッ――。
「……挟まれましたね」
真名部は眼鏡を押し上げてそう言った。前に二人でうしろに三人と通路の出入り口を封鎖するように現れたサザナーラ人は、どう見ても歓迎しているように見えなかいので全員警戒する。
「やっぱ俺たちは敵なんだな」
「逃げ場ナシかよ」
「アースイレブンだな?」
「教えてよ。チキュウのサッカーっていうのを」
「あたしら、興味があるのよ」
構える鉄角や九坂たちを挑発するように、うしろにいるリドラス=ナースやテトラ=カラシナやクッピィ=メディカはそう告げた。
「天馬、試合前だ。こちらの手の内を見せることはないぞ」
「わかってます」
ビュンッ!
「!」
神童の言葉に天馬が了承すると、急にボールが飛んで来たので、天馬は胸で受け止めて床に落とし足で押さえて前を見る。
「見せてくれよ。サンドリアスを破った力を」
「ゲームをしないと帰してくれそうにありませんね」
「大事な試合の前なのに……!」
前方のクラーミ=アナバースがディカス=シクリッドと共に笑いながらそう言う。イガラシが状況から見てそう言うと、サンドリアスの二の舞を踏みたくなかったが、天馬たちは了承する他なかった。
――サザナラーラ人の案内でアースイレブンはフィールドにやって来た。相手は五人なのでサッカーバトルとなるので、神童は策があるのかと天馬に尋ねる。
「天馬、何か作戦はあるのか?」
「瞬木との連係プレーで、一気に試合を決めようと思います」
「うん」
「いいな、瞬木?」
「了解、キャプテン!」
「キーパーは、俺に任せろ!」
「ディフェンスは僕がいくよ。サザナーラの人たちに、どんな特徴があるのか分析する絶好の機会だからね」
「さすがアースイレブンのデータ班!」
「期待してるぜ!」
「――僕も出ます」
俊足の持ち主の瞬木と、次いで足が速い天馬、井吹は拳を手の平に叩きつけて立候補する。皆帆もまた試合のために出ると言ったのでさくらと鉄角は期待すると、同じくアースイレブンのデータ班・真名部も立候補してきた。