獣(ソウル)出現!
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――室内でそんなことが起こっているとは露知らず、葵はギャラクシーノーツ号から出て未だに返ってこない天馬を思う。
「どこまで行ったのかしら?」
コツ、コツ、コツ――……。
「あっ」
足音がして葵は顔を向けると、何故か天馬はジャージの上を脱いで何かを大事そうに持っていた。肩にはピクシーもいる。
「おかえり、天馬。ピクシー見つかってよかったね!」
無事の帰還を喜ぶ葵は駆け寄ると、石を持つ天馬の様子がおかしくて不思議そうに問いかける。
「どうしたの?」
「あっ、うん」
「何? その石?」
「みんなを集めてくれる? 話したいことがあるんだ」
「わかった」
理由はわからないが、とりあえず葵は言われた通りみんなを呼ぶためにギャラクシーノーツ号に戻る。……そばにある柱の陰で、ニセ剣城がその様子を見ていたことに気づかずに。
☆☆☆☆☆
別の宇宙船にいるオズロックはモニターを使ってイシガシと連絡を取っている。そのうしろにはカプセルの中に眠る剣城がいた。
「女王の子守も面倒なモノだが、今回に限っては好都合だった」
〈もう一つご報告が。テンマ=マツカゼが光る石を手に入れました〉
「ホォ?」
〈やはり彼は、プリンセス・カトラと交信を行(オコナ)っているようです〉
「そうか……これでこの大会を開催した意義も深まる。そのままサンドリアスから送り出せ。ニセのツルギに奴らを監視させろ」
〈承知しました〉
☆☆☆☆☆
ギャラクシーノーツ号はサンドリアスステーションを飛び出し、惑星サンドリアスから去って行った。それをカゼルマは遠くの崖の上から見送る。
室内のミーティングルームでは、葵によって集められたアースイレブンの選手とみのりと瑞貴。当然ながらニセ剣城もいる。
「惑星キエルのカトラ?」
「!」
葵が天馬が光る石を持って来た理由と、それをピクシーと共に導いたかと羅の名を呟くと、みのりが微かに目を見開いて反応した。
「もしかして、そこから何か通信みたいな方法で俺に呼びかけて来たのかも」
「夢でも見てたんじゃないのかな?」
「夢じゃないよ! 俺はハッキリと感じたんだ、カトラの声と姿を!」
「「「「「う~ん……」」」」」
天馬はそう訴えるが、皆帆のように他のみんなも信じ難いという顔をしていた。
「きっと俺たちを助けようとしてくれてるんだ! この石だって、何かのヒントに違いないよ!」
「――それはないわ」
「えっ」
ハッキリと、だが否定の声が上がった。それはなんとみのりからで天馬は驚くと、彼女は言葉を続ける。
「あなたの言うキエルは、すでに滅んだ星なの。そこからの交信なんて、ありえない」
「滅んだって……なんで君がそれを?」
「それは……」
「もう言ってもいいんじゃない?」
「!」
「どうせ、いずれわかることだし」
「…………」
この場で何かを知っているような瑞貴がそう言うと、一瞬驚いたみのりは了承するように頷いた。
「私が、その星の人間だからよ」
「「えっ?」」
みのりはもう一度真っ直ぐ天馬に視線を向けてそう言うと、天馬と葵は目をパチクリする。
「その星のって……」
「私は、宇宙人よ」
「「「「「ええっ!?」」」」」
みのりの口から告げられた告白に、その場にいたニセ剣城と瑞貴以外のメンバーは驚きの声を上げた。
☆コーチの 今日の格言☆
相乗効果により仲間の力を開花させる
以上!!
「どこまで行ったのかしら?」
コツ、コツ、コツ――……。
「あっ」
足音がして葵は顔を向けると、何故か天馬はジャージの上を脱いで何かを大事そうに持っていた。肩にはピクシーもいる。
「おかえり、天馬。ピクシー見つかってよかったね!」
無事の帰還を喜ぶ葵は駆け寄ると、石を持つ天馬の様子がおかしくて不思議そうに問いかける。
「どうしたの?」
「あっ、うん」
「何? その石?」
「みんなを集めてくれる? 話したいことがあるんだ」
「わかった」
理由はわからないが、とりあえず葵は言われた通りみんなを呼ぶためにギャラクシーノーツ号に戻る。……そばにある柱の陰で、ニセ剣城がその様子を見ていたことに気づかずに。
☆☆☆☆☆
別の宇宙船にいるオズロックはモニターを使ってイシガシと連絡を取っている。そのうしろにはカプセルの中に眠る剣城がいた。
「女王の子守も面倒なモノだが、今回に限っては好都合だった」
〈もう一つご報告が。テンマ=マツカゼが光る石を手に入れました〉
「ホォ?」
〈やはり彼は、プリンセス・カトラと交信を行(オコナ)っているようです〉
「そうか……これでこの大会を開催した意義も深まる。そのままサンドリアスから送り出せ。ニセのツルギに奴らを監視させろ」
〈承知しました〉
☆☆☆☆☆
ギャラクシーノーツ号はサンドリアスステーションを飛び出し、惑星サンドリアスから去って行った。それをカゼルマは遠くの崖の上から見送る。
室内のミーティングルームでは、葵によって集められたアースイレブンの選手とみのりと瑞貴。当然ながらニセ剣城もいる。
「惑星キエルのカトラ?」
「!」
葵が天馬が光る石を持って来た理由と、それをピクシーと共に導いたかと羅の名を呟くと、みのりが微かに目を見開いて反応した。
「もしかして、そこから何か通信みたいな方法で俺に呼びかけて来たのかも」
「夢でも見てたんじゃないのかな?」
「夢じゃないよ! 俺はハッキリと感じたんだ、カトラの声と姿を!」
「「「「「う~ん……」」」」」
天馬はそう訴えるが、皆帆のように他のみんなも信じ難いという顔をしていた。
「きっと俺たちを助けようとしてくれてるんだ! この石だって、何かのヒントに違いないよ!」
「――それはないわ」
「えっ」
ハッキリと、だが否定の声が上がった。それはなんとみのりからで天馬は驚くと、彼女は言葉を続ける。
「あなたの言うキエルは、すでに滅んだ星なの。そこからの交信なんて、ありえない」
「滅んだって……なんで君がそれを?」
「それは……」
「もう言ってもいいんじゃない?」
「!」
「どうせ、いずれわかることだし」
「…………」
この場で何かを知っているような瑞貴がそう言うと、一瞬驚いたみのりは了承するように頷いた。
「私が、その星の人間だからよ」
「「えっ?」」
みのりはもう一度真っ直ぐ天馬に視線を向けてそう言うと、天馬と葵は目をパチクリする。
「その星のって……」
「私は、宇宙人よ」
「「「「「ええっ!?」」」」」
みのりの口から告げられた告白に、その場にいたニセ剣城と瑞貴以外のメンバーは驚きの声を上げた。
☆コーチの 今日の格言☆
相乗効果により仲間の力を開花させる
以上!!