激突! 宇宙サッカー‼
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〈ピクッ!〉
「何この子? 可愛いー! 犬? それとも猫かな?」
「どっちも違うと思うけど……」
〈ピクー!〉
葵の両手から離れた妖精は再び床に降りて楽しそうに弾んで回ると、ぶつかった顔を抑える瑞貴の元へ飛んでいく。
「アタタタ……――ん?」
〈ピク~?〉
「心配してくれるの? ありがとう」
〈ピクー!〉
小さな手で顔を撫でてくれる妖精に瑞貴は微笑むと、安心した妖精は再び声を上げて動き回り、天馬がいるテーブルに上がる。
「ねぇねぇ、どこから来たのかな、その子?」
「目が覚めたら部屋にいたんだ」
「この星の生き物?」
「ん~……わからない」
「で、どこから入りこんだんだ?」
「…………」
天馬は葵の問いにはすぐ答えられたのに、井吹宗正の問いには返せなかった。思うのは今日見た夢で不思議な少女、そしてこの妖精も出てきた。
「……夢」
「ハッ?」
「夢の中で見た生き物と同じなんだ!」
「それじゃあ、夢から出てきたって言うのか?」
「ありえないですよ」
天馬がそう言ったので剣城が妖精は天馬の夢から出たのか言うと、真名部は眼鏡を押し上げながら否定するが……。
「そうかな? 何があっても不思議じゃないと思うけど」
「「「「「えっ?」」」」」
大半が真名部と同じ考えだが、素直に受け入れる葵に瑞貴以外が一斉に顔を向けた。
「だってここ、宇宙だもん!」
「フフッ、そうだね。地球ではありえないことでも、宇宙の星によってはありえそうだし」
そう答えた葵に瑞貴は同意して微笑みながら頷いた。それに非現実的なことはトリップして来た瑞貴自身が存在証明なので否定のしようがない。
「面白い……! 宇宙には、僕たちの想像を越える驚異が存在するってわけだ……!」
「夢から出てきた生き物かぁ……!」
〈ピクッ! ピクピクッ!〉
右耳をピクピクさせながら皆帆は興味深そうに見て、さくらもまたドキドキしていた。すると妖精は信助や好葉や鉄角の頭をジャンプしながら行き来している。その様子に好葉がポツリと呟くと真名部も続く。
「妖精みたい……」
「じゃあ、『宇宙妖精』ってところですね」
「ねぇねぇ、名前付けようよ! 名前!」
「名前かぁ……」
立ち上がったさくらの提案に、自分の髪で遊ぶ妖精を鉄角は見やりながら呟く。
「『サンドリアスドリームビースト』とか?」
「何よそれ~……長いし可愛くな~い」
さっそく信助が案を出すがさくらが不満気な顔をして却下したので、立ち上がった皆帆も案を出す。
「じゃあ、妖精という意味の『ピクシー』はどうかな?」
「ピクシー……」
「ピクシー…ですか……」
「うん! いいんじゃない!?」
「それだね。『ピクシー』、決定!」
好葉と真名部も呟いてみるとしっくりきたので、さくらや瞬木を始めみんな賛成した。
「ピクシーか……よろしくな、ピクシー!」
〈ピクピクッ!〉
「わっ! コラッ! ちょ、ちょっと!」
〈ピクッ!〉
好葉の頭にいる妖精――ピクシーに手を差し出した天馬が挨拶すると、ピクシーはその手から腕へと伝って天馬の頭に乗る。
「降りてよ……――アテテテッ!」
〈ピクー!〉
頭からピクシーを降ろそうとした天馬に、ピクシーは髪を引っ張った。しかも様子からして遊んでいる。
「天馬のこと気に入ったみたいだね」
「じゃ、その子の相手をお願いね。天馬!」
「えっ!? 俺!?」
〈ピクッ!〉
信助と葵を始め、満場一致で天馬がピクシーのお世話をすることになった。
「何この子? 可愛いー! 犬? それとも猫かな?」
「どっちも違うと思うけど……」
〈ピクー!〉
葵の両手から離れた妖精は再び床に降りて楽しそうに弾んで回ると、ぶつかった顔を抑える瑞貴の元へ飛んでいく。
「アタタタ……――ん?」
〈ピク~?〉
「心配してくれるの? ありがとう」
〈ピクー!〉
小さな手で顔を撫でてくれる妖精に瑞貴は微笑むと、安心した妖精は再び声を上げて動き回り、天馬がいるテーブルに上がる。
「ねぇねぇ、どこから来たのかな、その子?」
「目が覚めたら部屋にいたんだ」
「この星の生き物?」
「ん~……わからない」
「で、どこから入りこんだんだ?」
「…………」
天馬は葵の問いにはすぐ答えられたのに、井吹宗正の問いには返せなかった。思うのは今日見た夢で不思議な少女、そしてこの妖精も出てきた。
「……夢」
「ハッ?」
「夢の中で見た生き物と同じなんだ!」
「それじゃあ、夢から出てきたって言うのか?」
「ありえないですよ」
天馬がそう言ったので剣城が妖精は天馬の夢から出たのか言うと、真名部は眼鏡を押し上げながら否定するが……。
「そうかな? 何があっても不思議じゃないと思うけど」
「「「「「えっ?」」」」」
大半が真名部と同じ考えだが、素直に受け入れる葵に瑞貴以外が一斉に顔を向けた。
「だってここ、宇宙だもん!」
「フフッ、そうだね。地球ではありえないことでも、宇宙の星によってはありえそうだし」
そう答えた葵に瑞貴は同意して微笑みながら頷いた。それに非現実的なことはトリップして来た瑞貴自身が存在証明なので否定のしようがない。
「面白い……! 宇宙には、僕たちの想像を越える驚異が存在するってわけだ……!」
「夢から出てきた生き物かぁ……!」
〈ピクッ! ピクピクッ!〉
右耳をピクピクさせながら皆帆は興味深そうに見て、さくらもまたドキドキしていた。すると妖精は信助や好葉や鉄角の頭をジャンプしながら行き来している。その様子に好葉がポツリと呟くと真名部も続く。
「妖精みたい……」
「じゃあ、『宇宙妖精』ってところですね」
「ねぇねぇ、名前付けようよ! 名前!」
「名前かぁ……」
立ち上がったさくらの提案に、自分の髪で遊ぶ妖精を鉄角は見やりながら呟く。
「『サンドリアスドリームビースト』とか?」
「何よそれ~……長いし可愛くな~い」
さっそく信助が案を出すがさくらが不満気な顔をして却下したので、立ち上がった皆帆も案を出す。
「じゃあ、妖精という意味の『ピクシー』はどうかな?」
「ピクシー……」
「ピクシー…ですか……」
「うん! いいんじゃない!?」
「それだね。『ピクシー』、決定!」
好葉と真名部も呟いてみるとしっくりきたので、さくらや瞬木を始めみんな賛成した。
「ピクシーか……よろしくな、ピクシー!」
〈ピクピクッ!〉
「わっ! コラッ! ちょ、ちょっと!」
〈ピクッ!〉
好葉の頭にいる妖精――ピクシーに手を差し出した天馬が挨拶すると、ピクシーはその手から腕へと伝って天馬の頭に乗る。
「降りてよ……――アテテテッ!」
〈ピクー!〉
頭からピクシーを降ろそうとした天馬に、ピクシーは髪を引っ張った。しかも様子からして遊んでいる。
「天馬のこと気に入ったみたいだね」
「じゃ、その子の相手をお願いね。天馬!」
「えっ!? 俺!?」
〈ピクッ!〉
信助と葵を始め、満場一致で天馬がピクシーのお世話をすることになった。