暴走! ブラックルーム‼
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――道中騒ぎに気づいて他のアースイレブンも先頭車両に行き、瑞貴から聞いた静音はメインコンピューターでブラックルームのシステムを確認するとエラーとなっていた。
「なんだい、これ!? ムチャクチャじゃないか!」
「なんでおばちゃんが、ブラックルームのシステムをいじってるんだ?」
「こう見えてもね、あたしはバーチャルリアリティーが専門の科学者でね。黒岩監督に頼まれてアースイレブンサポートプロジェクトに参加したんだよ。ブラックルームを開発したの、あたしだしね」
「「「「「ええっ!?」」」」」
「おばちゃんが! 嘘でしょ!?」
九坂の問いに静音はしすを操作しながらウィンクして答えると、皆帆たちは驚きの声を上げた。
ピー!
「こりゃ完全にロックされてるよ。しばらくは開かないね」
「開かないって……?」
「そういう風に、作ったからね」
「そんな……」
こちらからシステムに介入すふことはできないと告げる静音に、天馬はショックを受ける。
「中には誰がいる?」
「鉄角と信助です」
「……フッ」
黒岩の問いに神童が答えると、みのりが静かに笑ったのは誰も気づかなかった。
☆☆☆☆☆
先頭車両でそんな騒ぎになっているとは露知らない信助と鉄角。結局信助も座り込んで大人しくすることにしたが、元に戻るどころか景色も変わらない。
「おかしいな……もうとっくに一時間は経ってるよね? なんで元に戻らないんだろう?」
「やっぱ俺……壊したかな?」
「ええっ!? それじゃあもしかして、このままここから出られないの!?」
「まっ、ジタバタしても仕方ねぇ。海で遭難したときもおんなじ、動かず救命を待つのが一番だ」
「鉄角!」
ズズズズズ――……。
「?」
ザバアアッ!
「「!」」
地中から砂を火柱のように巻き上げながら出て来たのは、雷門のユニフォームを着たはにわーパウロだ。
〈ハニハニハニハニ!〉
「な、何っ!?」
ザバアアッ!
〈〈〈〈ハニハニハニハニ!〉〉〉〉
「今度はなんだ!?」
信助も鉄角もこの状況に困惑していると、なんとか相手がはにわーパウロだと認識できた。しかもその内一体はGKのユニフォームを着ている。
「ハニワ?」
「なんでユニフォームを着てんだ?」
ザバアアッ!
「うわっ! こっちにも!」
「なっ! なんだ、こいつらは!?」
すると洞窟内が少し明るくなり、突然地面に白線が引かれると端にはゴールが現れ、五体の内一体のはにわーパウロの両手にあった土の玉がサッカーボールに変わった。
「あっ!」
「これは!」
五体の選手のようなはにわーパウロ、そしてサッカーコートに信助と鉄角は察した。はにわーパウロたちが自分たちにサッカーバトルを仕掛けているのだと。
☆☆☆☆☆
先頭車両で静音が懸命に操作していると、コンピューターの画面にサッカーコートが表示されたので葵は尋ねる。
「どうかしたんですか?」
「プログラムがサッカーバトルを仕掛けてきている。もしこれに勝てば、解除されるかもね」
「でもサッカーバトルは五人、信助たち二人じゃ勝つのはムリです。なんとかできませんか?」
「そう言われても外からじゃねぇ……」
「アバターを使ったらどうでしょう?」
「アバター?」
天馬にどうしようもないと言う静音に、真名部がある提案を出したので、さくらはそれは何かと問う。
「システムには僕たちのデータが入っていて、五人まで呼び出すことができます。そうすれば、少しは役に立つかもしれません」
「うん、わかった。やってみるわ」
真名部の提案に乗った静音はコンピューターに向き直り、ブラックルームにアバターを出そうと試みた。
「なんだい、これ!? ムチャクチャじゃないか!」
「なんでおばちゃんが、ブラックルームのシステムをいじってるんだ?」
「こう見えてもね、あたしはバーチャルリアリティーが専門の科学者でね。黒岩監督に頼まれてアースイレブンサポートプロジェクトに参加したんだよ。ブラックルームを開発したの、あたしだしね」
「「「「「ええっ!?」」」」」
「おばちゃんが! 嘘でしょ!?」
九坂の問いに静音はしすを操作しながらウィンクして答えると、皆帆たちは驚きの声を上げた。
ピー!
「こりゃ完全にロックされてるよ。しばらくは開かないね」
「開かないって……?」
「そういう風に、作ったからね」
「そんな……」
こちらからシステムに介入すふことはできないと告げる静音に、天馬はショックを受ける。
「中には誰がいる?」
「鉄角と信助です」
「……フッ」
黒岩の問いに神童が答えると、みのりが静かに笑ったのは誰も気づかなかった。
☆☆☆☆☆
先頭車両でそんな騒ぎになっているとは露知らない信助と鉄角。結局信助も座り込んで大人しくすることにしたが、元に戻るどころか景色も変わらない。
「おかしいな……もうとっくに一時間は経ってるよね? なんで元に戻らないんだろう?」
「やっぱ俺……壊したかな?」
「ええっ!? それじゃあもしかして、このままここから出られないの!?」
「まっ、ジタバタしても仕方ねぇ。海で遭難したときもおんなじ、動かず救命を待つのが一番だ」
「鉄角!」
ズズズズズ――……。
「?」
ザバアアッ!
「「!」」
地中から砂を火柱のように巻き上げながら出て来たのは、雷門のユニフォームを着たはにわーパウロだ。
〈ハニハニハニハニ!〉
「な、何っ!?」
ザバアアッ!
〈〈〈〈ハニハニハニハニ!〉〉〉〉
「今度はなんだ!?」
信助も鉄角もこの状況に困惑していると、なんとか相手がはにわーパウロだと認識できた。しかもその内一体はGKのユニフォームを着ている。
「ハニワ?」
「なんでユニフォームを着てんだ?」
ザバアアッ!
「うわっ! こっちにも!」
「なっ! なんだ、こいつらは!?」
すると洞窟内が少し明るくなり、突然地面に白線が引かれると端にはゴールが現れ、五体の内一体のはにわーパウロの両手にあった土の玉がサッカーボールに変わった。
「あっ!」
「これは!」
五体の選手のようなはにわーパウロ、そしてサッカーコートに信助と鉄角は察した。はにわーパウロたちが自分たちにサッカーバトルを仕掛けているのだと。
☆☆☆☆☆
先頭車両で静音が懸命に操作していると、コンピューターの画面にサッカーコートが表示されたので葵は尋ねる。
「どうかしたんですか?」
「プログラムがサッカーバトルを仕掛けてきている。もしこれに勝てば、解除されるかもね」
「でもサッカーバトルは五人、信助たち二人じゃ勝つのはムリです。なんとかできませんか?」
「そう言われても外からじゃねぇ……」
「アバターを使ったらどうでしょう?」
「アバター?」
天馬にどうしようもないと言う静音に、真名部がある提案を出したので、さくらはそれは何かと問う。
「システムには僕たちのデータが入っていて、五人まで呼び出すことができます。そうすれば、少しは役に立つかもしれません」
「うん、わかった。やってみるわ」
真名部の提案に乗った静音はコンピューターに向き直り、ブラックルームにアバターを出そうと試みた。