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『なんということだ……! 自分たちの居場所を明け渡さなければならない星を決める大会というわけか……!』
『そうなるな。大会上位の星から自分たちの住む星を取っていく……そういうルールだ。もちろんファラム・オービアスも出場し勝ち残りを賭ける……極めて公平だ』
『では、最下位にならなければ自分たちの星を守れるというわけなのだな!?』
『それは違う』
『何っ!?』
『この銀河広しといえども、知的生命体が快適に暮らせる条件の整った惑星は数えるほどしかない。巨大惑星であるファラム・オービアスの住人たちを収容するには、この銀河の居住可能惑星のほぼ99パーセントが必要となる』
最初に叫んだ議員の質問にオズロックはモニターでファラム・オービアスを映し、条件に見合った惑星をいくつか表示した。その数値は正確に言えば98.819パーセントである。
ほぼ100パーセントのこの状況に、一回戦や二回戦だけを勝てればいいというわけではないので、議員はハッとして声を上げる。
『そ、それでは!』
『そうだ。君たちがこの星を明け渡さずにいられる道は――優勝しかない』
ザワザワザワザワ――……!
『すでに選考して行われている別ブロックにおいて、ファラム・オービアスが決勝進出を決めている。故に、ファラム・オービアスより先に星を選ぶ権利を有するのは優勝者のみだ』
『優勝できなければ、地球は侵略されるというのか!』
『フンッ、むしろ感謝すべきではないか。一方的な侵略ではなく、全ての星にチャンスが与えられたのだからな』
月をあっという間に消失させたくらいの兵器があるのだ。サッカー大会など行わず侵略するのはファラム・オービアスにとって容易い。オズロックの言う通り、チャンスがあるだけまだマシなのだろう。あれだけ騒がしかった会場も絶句するように声が小さくなった。
☆☆☆☆☆
豪炎寺とオズロックにこれまでの経緯を聞いたイナズマジャパンは文字通り絶句した。月が消えた理由ももちろんだが、地球は存亡の危機に陥っているという現実も。
「グランドセレスタ…ギャラクシー……?」
「星の代表による、宇宙規模のサッカー大会か……!」
「出場しなければ地球は滅び、負ければ地球は侵略される……!」
「その大会に優勝し地球を救うために、お前たちは集められた。『地球代表・アースイレブン』――それがお前たちだ」
「っ! 俺たちが、アースイレブン!?」
「「「「「!?」」」」」
「…………!」
規模も使命も何もかもがとんでもなく大きい状況に天馬や剣城や神童たちは驚き、葵もベンチで小さく震えていた。
知らなかったとはいえ自分たちは『日本が優勝』ではなく『地球が優勝』というとんでもない使命を背負って戦ってきたのだ、一歩間違えれば知らない宇宙人に侵略されていたのだから当然である。
「っ、俺たちは世界大会の予選に出ていたはずだ!」
「いや。実際に行われていたのはグランドセレスタギャラクシー・銀河辺境Aブロック予選だ」
「なっ!?」
「ということは、今までの対戦相手は……!」
「そう、全てのチームが異星人だった」
「…………!」
井吹宗正や真名部陣一郎や天馬を始め、この場にいる誰もが先ほど消えてしまったのストームウルフを思い出した。光を浴びて変わった姿は正に宇宙人と言える。
『そうなるな。大会上位の星から自分たちの住む星を取っていく……そういうルールだ。もちろんファラム・オービアスも出場し勝ち残りを賭ける……極めて公平だ』
『では、最下位にならなければ自分たちの星を守れるというわけなのだな!?』
『それは違う』
『何っ!?』
『この銀河広しといえども、知的生命体が快適に暮らせる条件の整った惑星は数えるほどしかない。巨大惑星であるファラム・オービアスの住人たちを収容するには、この銀河の居住可能惑星のほぼ99パーセントが必要となる』
最初に叫んだ議員の質問にオズロックはモニターでファラム・オービアスを映し、条件に見合った惑星をいくつか表示した。その数値は正確に言えば98.819パーセントである。
ほぼ100パーセントのこの状況に、一回戦や二回戦だけを勝てればいいというわけではないので、議員はハッとして声を上げる。
『そ、それでは!』
『そうだ。君たちがこの星を明け渡さずにいられる道は――優勝しかない』
ザワザワザワザワ――……!
『すでに選考して行われている別ブロックにおいて、ファラム・オービアスが決勝進出を決めている。故に、ファラム・オービアスより先に星を選ぶ権利を有するのは優勝者のみだ』
『優勝できなければ、地球は侵略されるというのか!』
『フンッ、むしろ感謝すべきではないか。一方的な侵略ではなく、全ての星にチャンスが与えられたのだからな』
月をあっという間に消失させたくらいの兵器があるのだ。サッカー大会など行わず侵略するのはファラム・オービアスにとって容易い。オズロックの言う通り、チャンスがあるだけまだマシなのだろう。あれだけ騒がしかった会場も絶句するように声が小さくなった。
☆☆☆☆☆
豪炎寺とオズロックにこれまでの経緯を聞いたイナズマジャパンは文字通り絶句した。月が消えた理由ももちろんだが、地球は存亡の危機に陥っているという現実も。
「グランドセレスタ…ギャラクシー……?」
「星の代表による、宇宙規模のサッカー大会か……!」
「出場しなければ地球は滅び、負ければ地球は侵略される……!」
「その大会に優勝し地球を救うために、お前たちは集められた。『地球代表・アースイレブン』――それがお前たちだ」
「っ! 俺たちが、アースイレブン!?」
「「「「「!?」」」」」
「…………!」
規模も使命も何もかもがとんでもなく大きい状況に天馬や剣城や神童たちは驚き、葵もベンチで小さく震えていた。
知らなかったとはいえ自分たちは『日本が優勝』ではなく『地球が優勝』というとんでもない使命を背負って戦ってきたのだ、一歩間違えれば知らない宇宙人に侵略されていたのだから当然である。
「っ、俺たちは世界大会の予選に出ていたはずだ!」
「いや。実際に行われていたのはグランドセレスタギャラクシー・銀河辺境Aブロック予選だ」
「なっ!?」
「ということは、今までの対戦相手は……!」
「そう、全てのチームが異星人だった」
「…………!」
井吹宗正や真名部陣一郎や天馬を始め、この場にいる誰もが先ほど消えてしまったのストームウルフを思い出した。光を浴びて変わった姿は正に宇宙人と言える。