強襲! レジスタンスジャパン‼
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「っ、ぐわああっ!」
「くっ! くぬぅ……っつ!?」
神童が足を伸ばしてシュートを止めようとするが即座に弾かれ、井吹は両手を前に出して受け止めようにも一向に威力は落ちることなくゴールへと入った。
シュ~……。
「っ!」
倒れる井吹は自分の両手に煙が出ていることに気づく。グローブにも焦げ目があるし、それほどまでの威力なのだという証拠を目の当たりにした。
「なんてシュート……!?」
「…………」
ベンチからもその光景はハッキリと見えているので葵は瞳を揺らして驚いたが、不動はあっという間に先制点が取れたことにどこか面白くなさそうだった。
体は起こしたものの座り込んでいる井吹に、鉄角はそれほどダメージが大きいのかと心配になって駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「……今までとまるで違う」
「何っ!?」
「っ……神童たちは、こんな奴らと……!」
話には聞いていただろうが、井吹はこれほどのシュートを撃つ奴らと今まで戦ってきた神童たちに驚いた。
「わかっただろ。これが格の違いって奴だ」
「…………」
ポジションに戻る白竜は向かいから歩いて来る剣城に擦れ違い様にそう言うと、剣城は何も答えなかった。
対して天馬はレジスタンスジャパンの選手の背を眺めていた神童の元へ駆け寄る。
「神童さん」
「今のシュートチェイン……どうやら、本気で潰しに来ているようだな」
「受けて立つまでです。この試合で、みんなの力を今まで以上に引き出せるようにがんばりましょう!」
「だが、気をつけろ。奴らの力はこんなものじゃない」
「…………!」
神童の忠告に天馬は小さく頷いた。先ほどのシュートチェイン見る限り、レジスタンスジャパンも自分たちが戦ったときより大きくレベルアップしているのは伝わっているからだ。
「何故、この試合を組んだのですか?」
「決勝戦の前に、チームに伝えなければならないことがあるからだ」
決勝戦前というこのタイミングで組んだ練習試合の意図を尋ねるみのりに、黒岩はそう答えた。
イナズマジャパンボールで試合再開。剣城からボールを受け取った瞬木と共に走る天馬とさくらだが、貴志部と南沢にそれぞれマークされてしまう。
「クッ! ――うわっ!」
「おい陸上! 今のドリブルはなんだ!? 止まって見えたぜ!」
パスを回そうとした二人がマークされて一度止まった瞬木は再度ドリブルするが、同じ学園出身の浪川に倒れるほど勢いよくボールを奪われてしまった。
「フッ」
「このぉ! ――っ!」
南沢との競り合いに負けて突破された鉄角が追いかけようとするが、その際に足を痛めてしまい顔を歪める。
「雪村!」
「…………!」
南沢が雪村にパスを送る中、足を痛めたことで鉄角は過去を思い出した。ボクシングに続いてサッカーもできなくなるのかと不安を抱える。
「クソォ! ――っ!」
それでも戦おうと鉄角が振り向くと、目の前の光景はレジスタンスジャパンに押されるチームメイトだった。白竜の言葉通りの格の違いと怪我に対するトラウマにに鉄角はうつむいて体を震わせる。
転がってきたボールをなんとか拾った神童は雪村と対峙する。誰かにパスをしようと周りを見るが、天馬も剣城も白竜と真狩銀次郎にマークされている。
「鉄角!」
「オウッ! 任せろ――……っ!」
神童のパスに鉄角はうしろから来た貴志部を追い越しボールを取ることもできただろうが、再び昔のことを思い出して目をギュッと閉じ足を止めてしまう。
「グッ!」
「鉄角!?」
「「っ!?」」
急に止まった鉄角に、剣城も神童も天馬も驚く。そんな彼の心境を知らず、貴志部はボールを足で押さえながら告げる。
「どうした? そんな弱腰じゃ、俺たちには勝てないぞ!」
「!」
貴志部の言葉に鉄角がショックを受ける中、貴志部がパスしたボールは南沢へと渡った。そのまま見事な動きで皆帆と真名部をかわし、ドリブルしながら天馬や神童たちに向かって叫ぶ。
「まだまだだ! もっと思い知らせる!」
「「!」」
「真帆路!」
「オウッ! マボロシショット!」
「っ……――何っ!?」
シュートが目の前に消えて井吹が驚くと、うしろに現れてゴールに入った。これでレジスタンスジャパンの追加点となる。
「くっ! くぬぅ……っつ!?」
神童が足を伸ばしてシュートを止めようとするが即座に弾かれ、井吹は両手を前に出して受け止めようにも一向に威力は落ちることなくゴールへと入った。
シュ~……。
「っ!」
倒れる井吹は自分の両手に煙が出ていることに気づく。グローブにも焦げ目があるし、それほどまでの威力なのだという証拠を目の当たりにした。
「なんてシュート……!?」
「…………」
ベンチからもその光景はハッキリと見えているので葵は瞳を揺らして驚いたが、不動はあっという間に先制点が取れたことにどこか面白くなさそうだった。
体は起こしたものの座り込んでいる井吹に、鉄角はそれほどダメージが大きいのかと心配になって駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「……今までとまるで違う」
「何っ!?」
「っ……神童たちは、こんな奴らと……!」
話には聞いていただろうが、井吹はこれほどのシュートを撃つ奴らと今まで戦ってきた神童たちに驚いた。
「わかっただろ。これが格の違いって奴だ」
「…………」
ポジションに戻る白竜は向かいから歩いて来る剣城に擦れ違い様にそう言うと、剣城は何も答えなかった。
対して天馬はレジスタンスジャパンの選手の背を眺めていた神童の元へ駆け寄る。
「神童さん」
「今のシュートチェイン……どうやら、本気で潰しに来ているようだな」
「受けて立つまでです。この試合で、みんなの力を今まで以上に引き出せるようにがんばりましょう!」
「だが、気をつけろ。奴らの力はこんなものじゃない」
「…………!」
神童の忠告に天馬は小さく頷いた。先ほどのシュートチェイン見る限り、レジスタンスジャパンも自分たちが戦ったときより大きくレベルアップしているのは伝わっているからだ。
「何故、この試合を組んだのですか?」
「決勝戦の前に、チームに伝えなければならないことがあるからだ」
決勝戦前というこのタイミングで組んだ練習試合の意図を尋ねるみのりに、黒岩はそう答えた。
イナズマジャパンボールで試合再開。剣城からボールを受け取った瞬木と共に走る天馬とさくらだが、貴志部と南沢にそれぞれマークされてしまう。
「クッ! ――うわっ!」
「おい陸上! 今のドリブルはなんだ!? 止まって見えたぜ!」
パスを回そうとした二人がマークされて一度止まった瞬木は再度ドリブルするが、同じ学園出身の浪川に倒れるほど勢いよくボールを奪われてしまった。
「フッ」
「このぉ! ――っ!」
南沢との競り合いに負けて突破された鉄角が追いかけようとするが、その際に足を痛めてしまい顔を歪める。
「雪村!」
「…………!」
南沢が雪村にパスを送る中、足を痛めたことで鉄角は過去を思い出した。ボクシングに続いてサッカーもできなくなるのかと不安を抱える。
「クソォ! ――っ!」
それでも戦おうと鉄角が振り向くと、目の前の光景はレジスタンスジャパンに押されるチームメイトだった。白竜の言葉通りの格の違いと怪我に対するトラウマにに鉄角はうつむいて体を震わせる。
転がってきたボールをなんとか拾った神童は雪村と対峙する。誰かにパスをしようと周りを見るが、天馬も剣城も白竜と真狩銀次郎にマークされている。
「鉄角!」
「オウッ! 任せろ――……っ!」
神童のパスに鉄角はうしろから来た貴志部を追い越しボールを取ることもできただろうが、再び昔のことを思い出して目をギュッと閉じ足を止めてしまう。
「グッ!」
「鉄角!?」
「「っ!?」」
急に止まった鉄角に、剣城も神童も天馬も驚く。そんな彼の心境を知らず、貴志部はボールを足で押さえながら告げる。
「どうした? そんな弱腰じゃ、俺たちには勝てないぞ!」
「!」
貴志部の言葉に鉄角がショックを受ける中、貴志部がパスしたボールは南沢へと渡った。そのまま見事な動きで皆帆と真名部をかわし、ドリブルしながら天馬や神童たちに向かって叫ぶ。
「まだまだだ! もっと思い知らせる!」
「「!」」
「真帆路!」
「オウッ! マボロシショット!」
「っ……――何っ!?」
シュートが目の前に消えて井吹が驚くと、うしろに現れてゴールに入った。これでレジスタンスジャパンの追加点となる。