支援者Xの正体!
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自分の力という暴れ馬を乗りこなすため、数々の時代へタイムジャンプし修業して来たザナーク=アバロニクが帰ってきた。そしてザナークは巨大台風・クララジェーンとミキシマックスしたため、ついに最後の十一人目の時空最強イレブンが誕生した。
そして後半戦、ザナークの加入によって勢いがついたエルドラドチーム03は同点へと追い込む。そして松風天馬がぶつける本気の気持ちにフェイ=ルーンが心動かされる中、サリュー=エヴァンからのテレパシーによる介入が出た。
《エルドラドチーム03対フェーダ第三のチーム・ガル! エルドラドチーム03は後半から入ったスーパーザナークの活躍により追いつき、現在スコアは2対2の同点! 両陣営とも一勝一敗、決して負けられないこの試合で追加点を入れるのは果たしてどちらか――っ!?》
「フェイ……」
天馬は背を向けるフェイを眉を下げて見つめる。どれだけ拒まれようと天馬は本気のプレーと言葉を送り続けるつもりだ。……しかし先ほどSARUがフェイにテレパシーを送っていたことは知らない。
チーム・ガルのボールで試合再開。デッキからユウチにボールが渡されると二人が上がるため走り出す。
「うおおぉぉおおお!」
「っ、タクジ!」
「ふっ!」
勢いよく来たザナークの攻撃を器用にかわしたユウチは、サイドにいるタクジにボールを回す。次いでタクジはレイ=ルクと接触する前に逆サイドのヨッカにループパスを送る。
「うおおおっ!」
「!」
「ミキシトランス・孔明! ふっ!」
《雨宮パスカットだー!》
「よし! いいぞ、太陽!」
「いけ! 太陽!」
雨宮太陽がいいタイミングでミキシマックスしてパスカットすると、そのままドリブルで上がっていく。そのナイスプレーに天馬も続いて走り、神童拓人は両手を口元に当てて声援を送る。
「天馬!」
「オウッ! ――っ!」
ローコをかわすため雨宮は天馬にパスを出す。それを受け取った天馬が上がろうとすると、フェイがやってきたためボールを足で押さえて動きを止めた。次いで再び二人の激しい競り合いが始まる。
「俺は、こんな形でフェイと勝負したくなかった! フェイだって同じ気持ちなんじゃないのか!?」
「勝手に決めつけるな!」
フェイがスライディングをかけると、天馬はボールごとジャンプしてかわす。
「浜野先輩!」
「ほらよっと!」
天馬のパスを受け取った浜野海士はピノのディフェンスをかわすと、逆サイドの速水鶴正にボールを送った。
「いっけー! 速水!」
「はい!」
「みんな上がれー!」
速水が上がることで天馬はオフェンス陣に指示を出す。エルドラドチーム03の勢いは止まらず、このまま逆転を狙おうとすると――。
〈フェイ〉
「!」
「……フェイ、どうしたの?」
SARUがテレパシーを送って来たのでフェイは足を止め、VIP席を見上げる。急に動きを止めたフェイに菜花黄名子が不思議に思った。
「ザナーク!」
「いいパスだぜ、眼鏡!」
「どうした、フェイ!」
「ただの人間如きに気迫負けか!?」
「……違う。僕は負けない」
速水から正確なパスを受け取ったザナークは親指を立てて褒める。ヨッカとユウチは動かないフェイに声を上げるが、フェイはどこか様子がおかしかった。
その間に天馬はドリブルするザナークの隣に移動して声をかける。
「ザナーク、もう1点いくぞ!」
「言われなくても俺様が決めるぜ!」
「いけー! ザナーク! 天馬ー!」
今までのように二人の連携がうまくいくことを願い、ゴールから西園信助も拳を挙げて応援する。
そして後半戦、ザナークの加入によって勢いがついたエルドラドチーム03は同点へと追い込む。そして松風天馬がぶつける本気の気持ちにフェイ=ルーンが心動かされる中、サリュー=エヴァンからのテレパシーによる介入が出た。
《エルドラドチーム03対フェーダ第三のチーム・ガル! エルドラドチーム03は後半から入ったスーパーザナークの活躍により追いつき、現在スコアは2対2の同点! 両陣営とも一勝一敗、決して負けられないこの試合で追加点を入れるのは果たしてどちらか――っ!?》
「フェイ……」
天馬は背を向けるフェイを眉を下げて見つめる。どれだけ拒まれようと天馬は本気のプレーと言葉を送り続けるつもりだ。……しかし先ほどSARUがフェイにテレパシーを送っていたことは知らない。
チーム・ガルのボールで試合再開。デッキからユウチにボールが渡されると二人が上がるため走り出す。
「うおおぉぉおおお!」
「っ、タクジ!」
「ふっ!」
勢いよく来たザナークの攻撃を器用にかわしたユウチは、サイドにいるタクジにボールを回す。次いでタクジはレイ=ルクと接触する前に逆サイドのヨッカにループパスを送る。
「うおおおっ!」
「!」
「ミキシトランス・孔明! ふっ!」
《雨宮パスカットだー!》
「よし! いいぞ、太陽!」
「いけ! 太陽!」
雨宮太陽がいいタイミングでミキシマックスしてパスカットすると、そのままドリブルで上がっていく。そのナイスプレーに天馬も続いて走り、神童拓人は両手を口元に当てて声援を送る。
「天馬!」
「オウッ! ――っ!」
ローコをかわすため雨宮は天馬にパスを出す。それを受け取った天馬が上がろうとすると、フェイがやってきたためボールを足で押さえて動きを止めた。次いで再び二人の激しい競り合いが始まる。
「俺は、こんな形でフェイと勝負したくなかった! フェイだって同じ気持ちなんじゃないのか!?」
「勝手に決めつけるな!」
フェイがスライディングをかけると、天馬はボールごとジャンプしてかわす。
「浜野先輩!」
「ほらよっと!」
天馬のパスを受け取った浜野海士はピノのディフェンスをかわすと、逆サイドの速水鶴正にボールを送った。
「いっけー! 速水!」
「はい!」
「みんな上がれー!」
速水が上がることで天馬はオフェンス陣に指示を出す。エルドラドチーム03の勢いは止まらず、このまま逆転を狙おうとすると――。
〈フェイ〉
「!」
「……フェイ、どうしたの?」
SARUがテレパシーを送って来たのでフェイは足を止め、VIP席を見上げる。急に動きを止めたフェイに菜花黄名子が不思議に思った。
「ザナーク!」
「いいパスだぜ、眼鏡!」
「どうした、フェイ!」
「ただの人間如きに気迫負けか!?」
「……違う。僕は負けない」
速水から正確なパスを受け取ったザナークは親指を立てて褒める。ヨッカとユウチは動かないフェイに声を上げるが、フェイはどこか様子がおかしかった。
その間に天馬はドリブルするザナークの隣に移動して声をかける。
「ザナーク、もう1点いくぞ!」
「言われなくても俺様が決めるぜ!」
「いけー! ザナーク! 天馬ー!」
今までのように二人の連携がうまくいくことを願い、ゴールから西園信助も拳を挙げて応援する。