グレートマックスなオレ!
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「白尾神タマズサ! シキガミラインズ!」
チェットから兜と両手が狐の形をした愛らしい化身が現れる。手を叩くと同時に出てきた多数の式神が整列してシュートを軽減しようとするが、ザナークの究極なシュートに次々破れてゴールを許してしまった。
《ゴォ――ルッ!! エルドラドチーム03、ついに1点を返した――っ!!》
「やった!」
「よし!」
ついに1点を取ることができたので、嬉しさの余り葵と輝はベンチから立ち上がる。
「見たか、石のジジイ! 今の俺はなんだ? 言ってみろ!」
〈ウム! お前こそ時空最強イレブン十一の力――灼熱の熱風と激震する雷鳴の力で全てを貫く、オールラウンドプレーヤーだ!〉
「フフフフ……そう言うと思ったぜ!」
そしてザナークもとうとう大介から時空最強イレブンの一人として認められた。自分の力と向き合って修業し、究極の台風とミキシマックスした今のザナークこそふさわしい。
「ザナーク、ありがとう! おかげで1点返せた!」
「フフフフ……ハハハハッ! ハハハハッ!」
大介から認められ、天馬からも感謝されたので、ザナークは嬉しいのか力に酔いしれているのかわからないが、歓喜の笑い声を響き渡らせた。
まだまだ勝負はこれからだと、輝と葵も意気込む。
「いいぞ! これで巻き返せる!」
「うん!」
「この1点は重い」
「鬼道が繋いでくれた1点と同じようにな」
鬼道有人が第一戦で取った1点は『点を取れる相手』と証明した1点だ。そして瑞貴と豪炎寺はザナークが取ってくれた今回の1点も、『点を取れる相手』とみんなの自信に繋がせてくれたのだと感じた。
《エルドラドチーム03、この勢いに乗って逆転なるか――っ!?》
「あと2点だ」
「ザナークが変えてくれた流れを呼び込もう!」
「「ああ!」」
電光掲示板の得点を見て雨宮と霧野と共に意気込んだ天馬は、次いでフェイの前にやって来た。
「フェイ、俺は必ずこの試合に勝つ。勝って君にわかってもらう!」
「ムダだって言ってるだろ。母さん以外の君たち旧い人間は、僕たちセカンドステージ・チルドレンに淘汰される運命(サダメ)なんだ」
「フェイ……」
「徹底的にいくよ」
1点を取られてもフェイは動じない。それどころか考えを変えようともしなかった。
チーム・ガルのボールで試合再開。デッキからユウチへ、さらにボールはフェイに渡った。ドリブルするフェイに迎え撃つのはもちろん天馬である。
「いくぞ!」
フェイに迎え撃ったのはいいものの抜かれてしまった天馬。しかし天馬はすぐに戻ってフェイを追いかける。
「やるな、フェイ!」
「当然さ!」
「これならどうだ!」
次に天馬は足を出してボールを弾こうとしたが、フェイは紙一重でよける。しかし天馬は次々と動くのでフェイはそれをよけていき、激しいボールの競り合いが続く。
「フェイ」
「!」
「これでも君は、俺たちとわかり合うことはできないって言うのか?」
「……っ、ユウチ!」
天馬とボールを競り合うことで、拒み続けた感覚を恐れたフェイはユウチにパスを出した。
「僕の気持ちは変わらない……変えようがないんだ!」
「っ!」
力強い声でまたしても拒否をするフェイ。まだフェイの考えを変えるには足りないと感じた天馬は瞳を揺らした。
チェットから兜と両手が狐の形をした愛らしい化身が現れる。手を叩くと同時に出てきた多数の式神が整列してシュートを軽減しようとするが、ザナークの究極なシュートに次々破れてゴールを許してしまった。
《ゴォ――ルッ!! エルドラドチーム03、ついに1点を返した――っ!!》
「やった!」
「よし!」
ついに1点を取ることができたので、嬉しさの余り葵と輝はベンチから立ち上がる。
「見たか、石のジジイ! 今の俺はなんだ? 言ってみろ!」
〈ウム! お前こそ時空最強イレブン十一の力――灼熱の熱風と激震する雷鳴の力で全てを貫く、オールラウンドプレーヤーだ!〉
「フフフフ……そう言うと思ったぜ!」
そしてザナークもとうとう大介から時空最強イレブンの一人として認められた。自分の力と向き合って修業し、究極の台風とミキシマックスした今のザナークこそふさわしい。
「ザナーク、ありがとう! おかげで1点返せた!」
「フフフフ……ハハハハッ! ハハハハッ!」
大介から認められ、天馬からも感謝されたので、ザナークは嬉しいのか力に酔いしれているのかわからないが、歓喜の笑い声を響き渡らせた。
まだまだ勝負はこれからだと、輝と葵も意気込む。
「いいぞ! これで巻き返せる!」
「うん!」
「この1点は重い」
「鬼道が繋いでくれた1点と同じようにな」
鬼道有人が第一戦で取った1点は『点を取れる相手』と証明した1点だ。そして瑞貴と豪炎寺はザナークが取ってくれた今回の1点も、『点を取れる相手』とみんなの自信に繋がせてくれたのだと感じた。
《エルドラドチーム03、この勢いに乗って逆転なるか――っ!?》
「あと2点だ」
「ザナークが変えてくれた流れを呼び込もう!」
「「ああ!」」
電光掲示板の得点を見て雨宮と霧野と共に意気込んだ天馬は、次いでフェイの前にやって来た。
「フェイ、俺は必ずこの試合に勝つ。勝って君にわかってもらう!」
「ムダだって言ってるだろ。母さん以外の君たち旧い人間は、僕たちセカンドステージ・チルドレンに淘汰される運命(サダメ)なんだ」
「フェイ……」
「徹底的にいくよ」
1点を取られてもフェイは動じない。それどころか考えを変えようともしなかった。
チーム・ガルのボールで試合再開。デッキからユウチへ、さらにボールはフェイに渡った。ドリブルするフェイに迎え撃つのはもちろん天馬である。
「いくぞ!」
フェイに迎え撃ったのはいいものの抜かれてしまった天馬。しかし天馬はすぐに戻ってフェイを追いかける。
「やるな、フェイ!」
「当然さ!」
「これならどうだ!」
次に天馬は足を出してボールを弾こうとしたが、フェイは紙一重でよける。しかし天馬は次々と動くのでフェイはそれをよけていき、激しいボールの競り合いが続く。
「フェイ」
「!」
「これでも君は、俺たちとわかり合うことはできないって言うのか?」
「……っ、ユウチ!」
天馬とボールを競り合うことで、拒み続けた感覚を恐れたフェイはユウチにパスを出した。
「僕の気持ちは変わらない……変えようがないんだ!」
「っ!」
力強い声でまたしても拒否をするフェイ。まだフェイの考えを変えるには足りないと感じた天馬は瞳を揺らした。