メカ円堂登場!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「アトランティスウォールG2! だド!」
「ふっ!」
「わああっ!」
ギリスもまた天城のアトランティスウォールを破った。これでフリーになったので、メイアとともにシュート体勢に入る。
「「デッドフューチャー!」」
「ペンギン・ザ・ハンド!」
瑞貴の言った通り、体に負担がかかる必殺技なのでメカ円堂は相手の強力なシュートと、自身がショートしていく体に耐えきれず弾かれてネットに叩きつけられた。その光景に神童が声を上げる。
「あっ!」
「うわああっ!」
しかも悪いことに、シュートは入らなかったもののボールは再びメイアとギリスの足者とに転がる。
「「情熱のラヴァーズ!」」
「グッ……まだだ……! まだやれる! ――英知の王ブングオー!」
メカ円堂は立ち上がって伸ばした手首をクロスすると、全身のエネルギーを集めるかのように手首から煙が吹き出し、次いで背中からパーフェクト・カスケイドのような赤黒いオーラが出てきた。
そしてそのオーラが模ったのは、鉛筆や定規やハサミやホッチキスや消しゴムやコンパスの文房具が合体したロボットの化身だ。
「化身!?」
「あれを出したってことは……!」
「これがメカ円堂の最終装備だ!」
現れた英知の王ブングオーに天馬は驚き、瑞貴はメカ円堂が奥の手を使ったとわかり、サカマキは最後の装備だと告げた。
「ロボットの化身なんて!」
「吹っ飛ばしてやるわ!」
「「はあっ!」」
足を大きく振り上げたギリスとメイアは、同時にシュートを撃った。二人同時名の強力な化身シュートがゴールを襲いかかる。
「クッ…うああぁぁあああ!!」
負けじとメカ円堂もシュートを止めようと両手を突き出して受け止めるが、二度のペンギン・ザ・ハンドとダブル化身シュートの反動で、最初にショーとした左腕の一部が壊れると同時に全身が爆発した。
「あっ!」
「「っ!」」
「…………!」
神童が声を上げ、狩屋と天城が驚き、ザナークが目を見開くと煙が晴れた。
しかしそこにメカ円堂の姿はなく、ゴールバーにメカ円堂の赤いバンダナの切れ端が引っ掛かっている。そして風でゴールバーから取れると、その風に乗ってベンチにいる瑞貴の手元にやってきた。
「クッ! 止められるなんて!」
「いええ、まだよ!」
化身を閉じながらギリスが歯を食いしばると、メイアが爆風の中から天高く飛んで現れたボールに顔を向ける。メカ円堂どころかGKもいないカラのゴールにシュートを決められたら終わりだ。
「今度こそ決めてみせる!」
「僕たちの美しさをかけて!」
「「デッドフューチャー!」」
確実に決めるために必殺技を出した二人。そのシュートはゴールに向かうが、ゴール前に現れたのは……――なんとザナークだ。
「うおおぉぉおおお! ふんっ!」
少し後退したものの、ザナークは必殺技を使うどころか体を張って見事に止めたのだ。いつの間に戻って来たのかとメイアとギリスは驚く。
「ザナーク……!」
「止めたぜ! ジジイ、見たか……見たな、俺様の力を!」
「あのシュートをその身一つで止めるなんて……!」
〈困った奴だ〉
ルジクもメカ円堂も必殺技を使った必殺シュートなのに、ザナークは単身で止めたことに瑞貴は目を見開いたが、常に強さをアピールするザナークに大介は呆れるのだった。
「「ふざけるな!」」
「どけぇ!」
ザナークはまるで嵐のようにメイアとギリスどころか、他のチーム・ギルまで弾き飛ばして一気にゴール前までやって来た。今度こそ決めるために足を振り上げる。
「俺の力を思い知れぇ!」
ドクンッ!
「っ!」
またも発作が出たザナークの隙を付いて即座にミスタとゾタンが前に出るが、ザナークはそれを抑えつけてシュートをする。
「うおおおっ!」
ノーマルシュートだというのにスピードも威力も凄まじく、ミスタとゾタンを弾き飛ばしたあとブーフウに必殺技を出す時間も与えず、ブーフウが両手で受け止めようとするが自身ごとゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!!》
「クククッ……ハハハハハッ!」
決勝点を決めたザナークは、両手を腰に当てると高笑いをし始めた。同時に試合終了のホイッスルも鳴り響く。
「ふっ!」
「わああっ!」
ギリスもまた天城のアトランティスウォールを破った。これでフリーになったので、メイアとともにシュート体勢に入る。
「「デッドフューチャー!」」
「ペンギン・ザ・ハンド!」
瑞貴の言った通り、体に負担がかかる必殺技なのでメカ円堂は相手の強力なシュートと、自身がショートしていく体に耐えきれず弾かれてネットに叩きつけられた。その光景に神童が声を上げる。
「あっ!」
「うわああっ!」
しかも悪いことに、シュートは入らなかったもののボールは再びメイアとギリスの足者とに転がる。
「「情熱のラヴァーズ!」」
「グッ……まだだ……! まだやれる! ――英知の王ブングオー!」
メカ円堂は立ち上がって伸ばした手首をクロスすると、全身のエネルギーを集めるかのように手首から煙が吹き出し、次いで背中からパーフェクト・カスケイドのような赤黒いオーラが出てきた。
そしてそのオーラが模ったのは、鉛筆や定規やハサミやホッチキスや消しゴムやコンパスの文房具が合体したロボットの化身だ。
「化身!?」
「あれを出したってことは……!」
「これがメカ円堂の最終装備だ!」
現れた英知の王ブングオーに天馬は驚き、瑞貴はメカ円堂が奥の手を使ったとわかり、サカマキは最後の装備だと告げた。
「ロボットの化身なんて!」
「吹っ飛ばしてやるわ!」
「「はあっ!」」
足を大きく振り上げたギリスとメイアは、同時にシュートを撃った。二人同時名の強力な化身シュートがゴールを襲いかかる。
「クッ…うああぁぁあああ!!」
負けじとメカ円堂もシュートを止めようと両手を突き出して受け止めるが、二度のペンギン・ザ・ハンドとダブル化身シュートの反動で、最初にショーとした左腕の一部が壊れると同時に全身が爆発した。
「あっ!」
「「っ!」」
「…………!」
神童が声を上げ、狩屋と天城が驚き、ザナークが目を見開くと煙が晴れた。
しかしそこにメカ円堂の姿はなく、ゴールバーにメカ円堂の赤いバンダナの切れ端が引っ掛かっている。そして風でゴールバーから取れると、その風に乗ってベンチにいる瑞貴の手元にやってきた。
「クッ! 止められるなんて!」
「いええ、まだよ!」
化身を閉じながらギリスが歯を食いしばると、メイアが爆風の中から天高く飛んで現れたボールに顔を向ける。メカ円堂どころかGKもいないカラのゴールにシュートを決められたら終わりだ。
「今度こそ決めてみせる!」
「僕たちの美しさをかけて!」
「「デッドフューチャー!」」
確実に決めるために必殺技を出した二人。そのシュートはゴールに向かうが、ゴール前に現れたのは……――なんとザナークだ。
「うおおぉぉおおお! ふんっ!」
少し後退したものの、ザナークは必殺技を使うどころか体を張って見事に止めたのだ。いつの間に戻って来たのかとメイアとギリスは驚く。
「ザナーク……!」
「止めたぜ! ジジイ、見たか……見たな、俺様の力を!」
「あのシュートをその身一つで止めるなんて……!」
〈困った奴だ〉
ルジクもメカ円堂も必殺技を使った必殺シュートなのに、ザナークは単身で止めたことに瑞貴は目を見開いたが、常に強さをアピールするザナークに大介は呆れるのだった。
「「ふざけるな!」」
「どけぇ!」
ザナークはまるで嵐のようにメイアとギリスどころか、他のチーム・ギルまで弾き飛ばして一気にゴール前までやって来た。今度こそ決めるために足を振り上げる。
「俺の力を思い知れぇ!」
ドクンッ!
「っ!」
またも発作が出たザナークの隙を付いて即座にミスタとゾタンが前に出るが、ザナークはそれを抑えつけてシュートをする。
「うおおおっ!」
ノーマルシュートだというのにスピードも威力も凄まじく、ミスタとゾタンを弾き飛ばしたあとブーフウに必殺技を出す時間も与えず、ブーフウが両手で受け止めようとするが自身ごとゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!!》
「クククッ……ハハハハハッ!」
決勝点を決めたザナークは、両手を腰に当てると高笑いをし始めた。同時に試合終了のホイッスルも鳴り響く。