メカ円堂登場!
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その隙を突かれた神童はミドにスライディングを受けてボールをラインの外に出されたが、それよりも収穫があったので手の平を見つめる。
「わかった……あの数字の意味が!」
開いた手をギュッと握って目を一度閉じると、次いで三人に体を向けて前方に手を伸ばす。
「もう一度俺の指示に従ってもらう!」
「「「!」」」
「点を取りたいんだろ? 取らせてやる!」
「「「…………」」」
指示を聞いた上で二度も失敗したのに、また従うように言う神童。一度顔を見合わせた三人は大丈夫なのかと思ったが、もう一度神童を見ると表情から自信に満ちているのがわかった。
「何か策がありそうですね。わかりました、乗っちゃいます!」
「…………」
「フフッ」
面白そうに笑って両手を合わせるベータ、静かだが力強く頷くアルファ、仕方ないなと肩をすくめるも笑うガンマ。
エルドラドチーム02のスローイングで試合再開。自分を示す神童にガリングがラインの外からボールを投げて渡すと、神童はチェルが来る前に足でボールを止めてジャンプする。
「神のタクトFI(ファイアイリュージョン)!」
今までの神のタクトとは違い、神童の熱い思いを表すかのように炎が現れた。
「ガンマ!」
「っ、僕から!?」
今まで始まりがアルファからだったので、ガンマは走りながら驚いた。
神童が自身の出した炎の道と共に、ガンマの元へボールを蹴り出す。それはなんとピッタリとガンマの足元にやって来た。
「完璧なタイミングだ!」
「ベータ!」
続いて神童は新たに出した炎の道をフィールドのある場所に示し、ベータにそこへ行くように指示を出す。
「任せちゃって! ――おりゃあ!」
人格を豹変してスピードを上げたベータは、ザットのマークからあっという間に逃れた。その間にアルファはギリスのチャージを受けつつもボールをキープしてベータの元へ蹴り上げると、ポイントへ向かうベータが到着する直前にボールも落ちてきた。
「っ!? スゲェ……俺のスピードにシンクロした!」
「アルファ!」
最後の指示を神童が出すと、ゼイクが来る前にベータはパスを出した。そしてそれは前にいるアルファの胸にしっかりと受け止められる。
「ボールが繋がった……いい気持ちだ……!」
しっかりと確実にボールが繋がったことで、アルファは感じたことのない快感を得る。そしてアルファはボールを奪おうとするギムスをかわし、空中に向かって蹴り上げる。
「神のタクトFI(ファイアイリュージョン)!」
そこに神童が飛んでボールを取ると再び神のタクトFI(ファイアイリュージョン)を出す。大きな炎は一ヶ所を示して三人を呼んでいた。
「決めろ!」
「イエス! 今なら我らの力を合わせられる!」
「「オウッ!」」
「「「あれは!」」」
アルファとベータとガンマのフォーメーションを見て、エイナムとオルガとガリングは驚きの声を上げた。ボールは炎の道を伝い、お互い背を向けて三角形の配置に着く三人の上空へ向かう。
「シュートコマンド24!」
「「「オメガ・アタック!」」」
同時に飛んでプリズムに包まれたボールを叩き落とす。それは超絶パワーを持つ三人が同時にシュートしたことで、プリズムに反射された力が合わさり虹色の光と共にゴールへと向かう。
「「「うわあっ!」」」
「させるか! リジェクション!」
シュートはモリーとミスタとゾタンを弾いただけでなく、振り向いたブーフウの背中から出たハリネズミのような黒い針でも勢いを止めず、ゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! エルドラドチーム02、ついに1点を返した――っ!!》
「やったぜ!」
「よっしゃー!」
「スゴいシュートやんね!」
「新しい神のタクトが、それを導いたんだ!」
「これが俺たちの神童だ!」
「この1点は、大きいぞ!」
「はい!」
ついに点を取って瀬戸水鳥と錦龍馬と黄名子と剣城が喜びの声を上げ、三国は自慢の後輩に嬉しくなり、そして初めて完璧な連携で取った1点だと霧野が言うと天馬も頷いた。
「あれは、ベータが私たちと一緒に……!」
「アルファも我々と共に、ムゲン牢獄で特訓した合体技だ……!」
「ガンマもだって……! あの三人でやるのは初めてのはずなのに、一発で決めるとは!」
オルガとエイナムとガリングは、あんなにいがみ合っていた三人が決めたことに驚いた。三人はお互いを見て頷き合うと、次いで神童に顔を向ける。
「神のタクト、できちゃいましたね!」
ベータがそう言うと、神童も頷き返した。
「わかった……あの数字の意味が!」
開いた手をギュッと握って目を一度閉じると、次いで三人に体を向けて前方に手を伸ばす。
「もう一度俺の指示に従ってもらう!」
「「「!」」」
「点を取りたいんだろ? 取らせてやる!」
「「「…………」」」
指示を聞いた上で二度も失敗したのに、また従うように言う神童。一度顔を見合わせた三人は大丈夫なのかと思ったが、もう一度神童を見ると表情から自信に満ちているのがわかった。
「何か策がありそうですね。わかりました、乗っちゃいます!」
「…………」
「フフッ」
面白そうに笑って両手を合わせるベータ、静かだが力強く頷くアルファ、仕方ないなと肩をすくめるも笑うガンマ。
エルドラドチーム02のスローイングで試合再開。自分を示す神童にガリングがラインの外からボールを投げて渡すと、神童はチェルが来る前に足でボールを止めてジャンプする。
「神のタクトFI(ファイアイリュージョン)!」
今までの神のタクトとは違い、神童の熱い思いを表すかのように炎が現れた。
「ガンマ!」
「っ、僕から!?」
今まで始まりがアルファからだったので、ガンマは走りながら驚いた。
神童が自身の出した炎の道と共に、ガンマの元へボールを蹴り出す。それはなんとピッタリとガンマの足元にやって来た。
「完璧なタイミングだ!」
「ベータ!」
続いて神童は新たに出した炎の道をフィールドのある場所に示し、ベータにそこへ行くように指示を出す。
「任せちゃって! ――おりゃあ!」
人格を豹変してスピードを上げたベータは、ザットのマークからあっという間に逃れた。その間にアルファはギリスのチャージを受けつつもボールをキープしてベータの元へ蹴り上げると、ポイントへ向かうベータが到着する直前にボールも落ちてきた。
「っ!? スゲェ……俺のスピードにシンクロした!」
「アルファ!」
最後の指示を神童が出すと、ゼイクが来る前にベータはパスを出した。そしてそれは前にいるアルファの胸にしっかりと受け止められる。
「ボールが繋がった……いい気持ちだ……!」
しっかりと確実にボールが繋がったことで、アルファは感じたことのない快感を得る。そしてアルファはボールを奪おうとするギムスをかわし、空中に向かって蹴り上げる。
「神のタクトFI(ファイアイリュージョン)!」
そこに神童が飛んでボールを取ると再び神のタクトFI(ファイアイリュージョン)を出す。大きな炎は一ヶ所を示して三人を呼んでいた。
「決めろ!」
「イエス! 今なら我らの力を合わせられる!」
「「オウッ!」」
「「「あれは!」」」
アルファとベータとガンマのフォーメーションを見て、エイナムとオルガとガリングは驚きの声を上げた。ボールは炎の道を伝い、お互い背を向けて三角形の配置に着く三人の上空へ向かう。
「シュートコマンド24!」
「「「オメガ・アタック!」」」
同時に飛んでプリズムに包まれたボールを叩き落とす。それは超絶パワーを持つ三人が同時にシュートしたことで、プリズムに反射された力が合わさり虹色の光と共にゴールへと向かう。
「「「うわあっ!」」」
「させるか! リジェクション!」
シュートはモリーとミスタとゾタンを弾いただけでなく、振り向いたブーフウの背中から出たハリネズミのような黒い針でも勢いを止めず、ゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! エルドラドチーム02、ついに1点を返した――っ!!》
「やったぜ!」
「よっしゃー!」
「スゴいシュートやんね!」
「新しい神のタクトが、それを導いたんだ!」
「これが俺たちの神童だ!」
「この1点は、大きいぞ!」
「はい!」
ついに点を取って瀬戸水鳥と錦龍馬と黄名子と剣城が喜びの声を上げ、三国は自慢の後輩に嬉しくなり、そして初めて完璧な連携で取った1点だと霧野が言うと天馬も頷いた。
「あれは、ベータが私たちと一緒に……!」
「アルファも我々と共に、ムゲン牢獄で特訓した合体技だ……!」
「ガンマもだって……! あの三人でやるのは初めてのはずなのに、一発で決めるとは!」
オルガとエイナムとガリングは、あんなにいがみ合っていた三人が決めたことに驚いた。三人はお互いを見て頷き合うと、次いで神童に顔を向ける。
「神のタクト、できちゃいましたね!」
ベータがそう言うと、神童も頷き返した。