フェイの目醒め
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ついに始まったラグナロク――その第一戦を戦うのは剣城京介が率いるエルドラドチーム01だ。相手は好戦的な者が多いチーム・ザン。なんとその中にはかつてエルドラドのザナーク=アバロニクがいるのだが、彼もまたセカンドステージ・チルドレンだったのだ。
チーム・ザンの暴力的なプレーに、剣城は右足首を痛めてしまった。しかし剣城はそれでもプレーを続行すると言ったので、エルドラドチーム01の雷門メンバーは、彼と共に戦うと決意する。果して、いったいどう戦うのか――!?
「ザン…卑怯な手を……!」
「剣城……!」
神童拓人と松風天馬はそれぞれのチームの客席で剣城の身を案じていた。サリュー=エヴァンから『超能力は使わない』と約束されたが、だからと言って非道なプレーをしていいわけがない。
「もらった!」
《おおーっと! チーム・ザンにシュートチャンスか――っ!?》
その間にドリブルしているジプスが、三国太一のいるゴール前まで走って来た。
「させんぜよ!」
なんとミキシトランスしている錦龍馬が、一気に戻って来るとスライディングでボールを奪った。そのプレーに天馬は声を上げる。
「ナイスカット!」
「剣城、おまんの代わりにわしが決めちゃるぜよ!」
「錦先輩……!」
「今度はあいつにしよう。ブレイクアタック!」
「「「オウッ!!」」」
ガロの指示でザタンとギガムとシンクが錦に狙いを定めた。剣城のように錦もまた潰そうとするのだが――。
「クロシオライド!」
なんと錦は必殺技でギガムを突破しただけでなく、ザタンとシンクの間を抜けた。同時にミキシトランスも解ける。
「これぐらいどうってことないぜよ! ――っ!?」
「ふんっ!」
「ぐっ!」
しかし錦の前にすかさずドリスが立ち塞がり、強烈なタックルで錦の動きを封じた。
「錦先輩!」
「あ~! もう見てられないですよ~!」
あまりにも残酷なラフプレーに西園信助は声を上げ、速水鶴正は眼鏡の上から両手で目を隠した。
だが、衝撃でこぼれたボールをすかさず一乃七助が拾ってドリブルをする。
「カバーは任せて! 青山!」
「プレストターン!」
「通すか!」
「うわあっ!」
「止める! ダッシュトレイン!」
一乃のパスを受けた青山俊介が必殺技でガロを突破するが、ルードにボールを奪われる。しかし車田剛一が奪い返してくれた。
車田は隣を走るジプスに取られる前にダーナにボールを回し、ダーナもまたゴール前の錦にパスを回した。
「いくぜよ! 戦国武神ムサシ! アームド!」
このチャンスを逃すまいと、少しでも確実にゴールを決めるため錦はすかさず化身アームドをした。
「伝来宝刀!」
「深淵のアギラウス! ギガバイトスクリュー!」
ファダムも化身を出すと、錦のシュートをアッサリと止めてしまった。そしてそのままボールを蹴ってパスを出す。
「見せてやれ! 俺たちの実力を!」
ガロが合図を出すと、ザタン、デオス、ロデオの順にボールが回っていく。
「速い……!」
「なんて正確なパス回し……!」
荒々しいプレーが特徴なチーム・ザンだが、それに反するプレーの正確さに剣城も円堂瑞貴も目を見開いた。
「海王ポセイドン! ヘヴィアクアランス!」
「来い! 真ゴッドハンドX!」
ロデオが化身シュートを繰り出すが、三国はガッチリと止めた。悔しくもないが感心するようにガロは呟く。
「ホォ、止めたか」
「三国先輩!」
「ナイスセーブです!」
円堂大介と瑞貴の特訓の元で完成されたゴッドハンドXを、三国は見事に使いこなしている。セカンドステージ・チルドレンが相手でも一歩も引かない三国に空野葵と天馬は喜んだ。
チーム・ザンの暴力的なプレーに、剣城は右足首を痛めてしまった。しかし剣城はそれでもプレーを続行すると言ったので、エルドラドチーム01の雷門メンバーは、彼と共に戦うと決意する。果して、いったいどう戦うのか――!?
「ザン…卑怯な手を……!」
「剣城……!」
神童拓人と松風天馬はそれぞれのチームの客席で剣城の身を案じていた。サリュー=エヴァンから『超能力は使わない』と約束されたが、だからと言って非道なプレーをしていいわけがない。
「もらった!」
《おおーっと! チーム・ザンにシュートチャンスか――っ!?》
その間にドリブルしているジプスが、三国太一のいるゴール前まで走って来た。
「させんぜよ!」
なんとミキシトランスしている錦龍馬が、一気に戻って来るとスライディングでボールを奪った。そのプレーに天馬は声を上げる。
「ナイスカット!」
「剣城、おまんの代わりにわしが決めちゃるぜよ!」
「錦先輩……!」
「今度はあいつにしよう。ブレイクアタック!」
「「「オウッ!!」」」
ガロの指示でザタンとギガムとシンクが錦に狙いを定めた。剣城のように錦もまた潰そうとするのだが――。
「クロシオライド!」
なんと錦は必殺技でギガムを突破しただけでなく、ザタンとシンクの間を抜けた。同時にミキシトランスも解ける。
「これぐらいどうってことないぜよ! ――っ!?」
「ふんっ!」
「ぐっ!」
しかし錦の前にすかさずドリスが立ち塞がり、強烈なタックルで錦の動きを封じた。
「錦先輩!」
「あ~! もう見てられないですよ~!」
あまりにも残酷なラフプレーに西園信助は声を上げ、速水鶴正は眼鏡の上から両手で目を隠した。
だが、衝撃でこぼれたボールをすかさず一乃七助が拾ってドリブルをする。
「カバーは任せて! 青山!」
「プレストターン!」
「通すか!」
「うわあっ!」
「止める! ダッシュトレイン!」
一乃のパスを受けた青山俊介が必殺技でガロを突破するが、ルードにボールを奪われる。しかし車田剛一が奪い返してくれた。
車田は隣を走るジプスに取られる前にダーナにボールを回し、ダーナもまたゴール前の錦にパスを回した。
「いくぜよ! 戦国武神ムサシ! アームド!」
このチャンスを逃すまいと、少しでも確実にゴールを決めるため錦はすかさず化身アームドをした。
「伝来宝刀!」
「深淵のアギラウス! ギガバイトスクリュー!」
ファダムも化身を出すと、錦のシュートをアッサリと止めてしまった。そしてそのままボールを蹴ってパスを出す。
「見せてやれ! 俺たちの実力を!」
ガロが合図を出すと、ザタン、デオス、ロデオの順にボールが回っていく。
「速い……!」
「なんて正確なパス回し……!」
荒々しいプレーが特徴なチーム・ザンだが、それに反するプレーの正確さに剣城も円堂瑞貴も目を見開いた。
「海王ポセイドン! ヘヴィアクアランス!」
「来い! 真ゴッドハンドX!」
ロデオが化身シュートを繰り出すが、三国はガッチリと止めた。悔しくもないが感心するようにガロは呟く。
「ホォ、止めたか」
「三国先輩!」
「ナイスセーブです!」
円堂大介と瑞貴の特訓の元で完成されたゴッドハンドXを、三国は見事に使いこなしている。セカンドステージ・チルドレンが相手でも一歩も引かない三国に空野葵と天馬は喜んだ。