円堂監督と##NAME2##コーチ登場!!
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「今日から雷門中サッカー部の監督になった、円堂守だ!」
「同じく、雷門中サッカー部のコーチになった井上瑞貴だよ!」
「「ええっ!?」」
「円堂守って、伝説のGKの!?」
「井上瑞貴って、伝説のオールプレーヤーだよね!?」
「「みんな、よろしくな/ね!」」
二人が名前を上げた途端、松風天馬や西園信助を始め全員が驚いた。フィフスセクターのシードである剣城京介ですら目を見開いている。
雷門中サッカー部とイナズマジャパンのキャプテンと副キャプテンであり伝説のコンビの名を、サッカーをやる者であれば知らない人は少ないほどだ。生ける伝説の登場に、先ほどまで座っていた選手たちも立ち上がった。
「マジかよ……!」
「大物が来たな……!」
「円堂さんが新監督で、瑞貴先輩がコーチに!?」
「ああ」
「春奈ちゃん、またよろしくね」
意外過ぎる人物に倉間や霧野は信じられないように呟き、知らされてなかった春奈も驚いた。天馬と信助も最初は驚いたものの、あとから嬉しさが込み上げてきてハシャぐ。
「スゴいや! 本物だ!」
「うん! 円堂さんや井上さんにサッカーを教えてもらえるなんて、夢みたいだよ……!」
もちろんその声は聞こえており、先ほどまで春奈と顔を見合わせていた円堂と瑞貴も天馬と信助を見ると、二人は目が合ったことに嬉しくて頬を朱に染めた。
「放課後の予定を伝える。練習場所は――河川敷のグラウンドだ」
「河川敷?」
「なんでそんな所で?」
「学校のグラウンドじゃ見えないモノが、見えるかもしれないでしょ」
円堂から伝えられた場所に三国太一や車田は不思議そうに言うと、瑞貴はそう答えた。それすらも倉間や速水たちにとって疑問が深まるばかりだ。
「学校のグラウンドじゃ見えないモノ?」
「何故そんなの見る必要があるんです?」
「「勝つためだ」」
「勝つため?」
南沢は速水と浜野海士と顔を見合わせる。
「みんなで特訓すれば、雷門は必ず強くなる! 待ってるぞ!」
予定だけ伝えると円堂は背を向けて去って行き、瑞貴は春奈に声をかける。
「春奈ちゃん、まだ時間はある?」
「えっ? は、はい。朝の職員会議までは充分に時間があります……」
「じゃあ、サッカー棟を案内してくれるかな?」
「はい! もちろんです!」
「じゃあみんな、また放課後に」
瑞貴も春奈と雷門中サッカー部にそう伝えると、円堂を追うように去って行った。
「特訓かぁ!」
「どんなことするかな?」
「――なんなんだ? あの人たち」
「「えっ?」」
ワクワクする天馬と信助に対し、倉間たちは二人の登場だけでも衝撃的だったのに残した言葉でさらに戸惑っていた。
「試合に勝つためって言ったド……」
「フィフスセクターから来た監督とコーチとの言葉とは思えないな……」
「ヤバいですよ……かなりヤバい感じです……」
天城大地も南沢も戸惑って速水は嫌な予感がした。疑問を残した二人はすでに階段を上がって雷門中校舎へと向かっていた。
しかし自分と信助と違って乗り気じゃない先輩組に、天馬は尋ねる。
「あの、先輩たち行かないんですか?」
「よりによって河川敷か……イチ抜けた」
「ちょっ、南沢さん適当に言うこと聞くんじゃなかったんですか?」
「ケースバイケースさ」
「ですよね~」
「んじゃ、俺も……」
円堂と瑞貴が去った方向を見て、何かを思ったのか南沢は後頭部に両手を当てて去って行く。それを追うように浜野も走って行き、続いて南沢に尋ねていた速水も流されるまま去って行く。
「河川敷で、何ができるってんだよ……」
「井上さんが言ってたじゃないですか。『学校のグラウンドじゃ見えないモノが見えるかも』って」
「じゃ、見えたら教えてくれ」
「そんな……」
「行こうぜ」
「あ、ああ……」
どうやら倉間も乗り気ではないらしい。それだけじゃなく車田や三国たちも去って行き、残った選手は天馬と信助だけだ。
「同じく、雷門中サッカー部のコーチになった井上瑞貴だよ!」
「「ええっ!?」」
「円堂守って、伝説のGKの!?」
「井上瑞貴って、伝説のオールプレーヤーだよね!?」
「「みんな、よろしくな/ね!」」
二人が名前を上げた途端、松風天馬や西園信助を始め全員が驚いた。フィフスセクターのシードである剣城京介ですら目を見開いている。
雷門中サッカー部とイナズマジャパンのキャプテンと副キャプテンであり伝説のコンビの名を、サッカーをやる者であれば知らない人は少ないほどだ。生ける伝説の登場に、先ほどまで座っていた選手たちも立ち上がった。
「マジかよ……!」
「大物が来たな……!」
「円堂さんが新監督で、瑞貴先輩がコーチに!?」
「ああ」
「春奈ちゃん、またよろしくね」
意外過ぎる人物に倉間や霧野は信じられないように呟き、知らされてなかった春奈も驚いた。天馬と信助も最初は驚いたものの、あとから嬉しさが込み上げてきてハシャぐ。
「スゴいや! 本物だ!」
「うん! 円堂さんや井上さんにサッカーを教えてもらえるなんて、夢みたいだよ……!」
もちろんその声は聞こえており、先ほどまで春奈と顔を見合わせていた円堂と瑞貴も天馬と信助を見ると、二人は目が合ったことに嬉しくて頬を朱に染めた。
「放課後の予定を伝える。練習場所は――河川敷のグラウンドだ」
「河川敷?」
「なんでそんな所で?」
「学校のグラウンドじゃ見えないモノが、見えるかもしれないでしょ」
円堂から伝えられた場所に三国太一や車田は不思議そうに言うと、瑞貴はそう答えた。それすらも倉間や速水たちにとって疑問が深まるばかりだ。
「学校のグラウンドじゃ見えないモノ?」
「何故そんなの見る必要があるんです?」
「「勝つためだ」」
「勝つため?」
南沢は速水と浜野海士と顔を見合わせる。
「みんなで特訓すれば、雷門は必ず強くなる! 待ってるぞ!」
予定だけ伝えると円堂は背を向けて去って行き、瑞貴は春奈に声をかける。
「春奈ちゃん、まだ時間はある?」
「えっ? は、はい。朝の職員会議までは充分に時間があります……」
「じゃあ、サッカー棟を案内してくれるかな?」
「はい! もちろんです!」
「じゃあみんな、また放課後に」
瑞貴も春奈と雷門中サッカー部にそう伝えると、円堂を追うように去って行った。
「特訓かぁ!」
「どんなことするかな?」
「――なんなんだ? あの人たち」
「「えっ?」」
ワクワクする天馬と信助に対し、倉間たちは二人の登場だけでも衝撃的だったのに残した言葉でさらに戸惑っていた。
「試合に勝つためって言ったド……」
「フィフスセクターから来た監督とコーチとの言葉とは思えないな……」
「ヤバいですよ……かなりヤバい感じです……」
天城大地も南沢も戸惑って速水は嫌な予感がした。疑問を残した二人はすでに階段を上がって雷門中校舎へと向かっていた。
しかし自分と信助と違って乗り気じゃない先輩組に、天馬は尋ねる。
「あの、先輩たち行かないんですか?」
「よりによって河川敷か……イチ抜けた」
「ちょっ、南沢さん適当に言うこと聞くんじゃなかったんですか?」
「ケースバイケースさ」
「ですよね~」
「んじゃ、俺も……」
円堂と瑞貴が去った方向を見て、何かを思ったのか南沢は後頭部に両手を当てて去って行く。それを追うように浜野も走って行き、続いて南沢に尋ねていた速水も流されるまま去って行く。
「河川敷で、何ができるってんだよ……」
「井上さんが言ってたじゃないですか。『学校のグラウンドじゃ見えないモノが見えるかも』って」
「じゃ、見えたら教えてくれ」
「そんな……」
「行こうぜ」
「あ、ああ……」
どうやら倉間も乗り気ではないらしい。それだけじゃなく車田や三国たちも去って行き、残った選手は天馬と信助だけだ。