結束! 雷門とエルドラド!!
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マスタードラゴンと菜花黄名子が、アーサー王と松風天馬がミキシマックスし、ついにパーフェクト・カスケイドに勝つことができた雷門メンバー。
アーサー王の元を去ったあとTMキャラバンを探す途中、天馬はサリュー=エヴァンことSARUという少年と出会う。どことなく天馬と似ていると空野葵が感じ、その理由をSARUが説明しようとしたとき、雷門メンバーはエルドラドのルートクラフトによって連れ去られた。
まるで滑り台のような感覚に陥ったあと、天井から一気に床へ叩き落とされた。受け身を取れなかった者もいるので、神童拓人は天馬や錦龍馬たちの安否を確認する。
「「「「「イテテテ……」」」」」
「大丈夫か、みんな!?」
「は、はい……」
「いきなりなんなんぜよ?」
怪我もなかったのは幸いだが、自分たちがいるのは見たことのないとても広い部屋だ。いつの間にか服も元に戻っているし、先ほどまでいた世界とは明らかに違うので、西園信助や葵など不安を覚える。
「どこだろう? ここ」
「アーサー王の世界じゃないみたいね」
パアアァァアアア――!
「「「「「!」」」」」
突如現れた青白い光に顔を向けると、そこから現れたのは三国太一たち現代に残る雷門メンバーだった。しかし彼らも何がなんだかわからないと混乱している。
「何が起こったんだ!?」
「ええっ!? 三国先輩!?」
「車田さんに、浜野たちもいるぞ!」
天馬や霧野蘭丸たちと同様に、車田剛一や三国は、アーサー王の世界へタイムジャンプしたはずのメンバーがいることに驚きを隠せない。
「お前たち……!」
「どうして、こんな所に?」
「三国先輩たちこそ」
「それが訳わからないんですよ。練習してたらいきなり……」
速水鶴正がこれまでの経緯を話している中、円堂瑞貴はふと壁や中心にあるホログラムのマークを見ると、そこに書かれているロゴを見て見開いた。
「まさか!」
「――諸君、ようこそエルドラドへ」
「エルドラド!?」
その声に瑞貴は天馬たちの前に出ると、部屋の隅にある円形の青い床から二人の男が現れた。特に一人は霧野や神童たちがよく知るサカマキ=トグロウである。
「あいつはパーフェクト・カスケイドの監督!?」
「あいつらが俺たちをここに!?」
「ここは、君たちの時代から二百年後の未来都市・セントエルダにあるエルドラドの本部だ。そしてこの方が最高意思決定機関統合議会エルドラドのトウドウ議長だ」
「おまんが!?」
「サッカーを消そうとした超本人!」
「……こいつが」
「!」
サカマキが紹介した議長・トウドウ=ヘイキチを初めて見た天馬と錦が驚きの声を上げる。その中で瑞貴がギリッと歯を食いしばり拳を握っていたのを、フェイは視界の端で捉えた。
サッカーを消去するという最終決定を降した権力を持っている上に、サカマキがかしこまっているのでトウドウが自分たちを連れて来たのは間違いない。神童は目的を問う。
「俺たちをどうする気だ!」
「ここへ来てもらったのは話し合うためだ」
「話し合うことなどない!」
「サッカーは必ず取り返してみせる!」
「そのことなら心配ない」
トウドウの要求を否定する神童と天馬。トウドウがパチンと指を鳴らすと、雷門とトウドウの中央にある六角形の台座から映像が現れるとそこに映るのは雷門中のサッカー棟だ。
「サッカーの歴史は戻しておいた」
「あっ、サッカー棟が元に戻ってる!」
「どういうことだ?」
「何を企んでいる!」
歴史が元に戻ったことによりサッカー棟の取り壊しが完全になくなったのだと信助は声を上げるが、あれほどサッカーを消そうとしたトウドウの動向が読めないので、神童と剣城は声音を低くして警戒する。
「君たちには、これより我々に協力してもらいたい」
「協力!?」
「エルドラドがセカンドステージ・チルドレンと戦っているのは知っているな。君たちにも我々と共に戦ってもらう」
「いくらサッカーを返したからって、誰がお前たちなんかに協力するものか!」
「するさ」
「何っ!?」
今までの仕打ちを考えれば当然拒否をする天馬や車田に、サカマキはアッサリと言いのけた。
アーサー王の元を去ったあとTMキャラバンを探す途中、天馬はサリュー=エヴァンことSARUという少年と出会う。どことなく天馬と似ていると空野葵が感じ、その理由をSARUが説明しようとしたとき、雷門メンバーはエルドラドのルートクラフトによって連れ去られた。
まるで滑り台のような感覚に陥ったあと、天井から一気に床へ叩き落とされた。受け身を取れなかった者もいるので、神童拓人は天馬や錦龍馬たちの安否を確認する。
「「「「「イテテテ……」」」」」
「大丈夫か、みんな!?」
「は、はい……」
「いきなりなんなんぜよ?」
怪我もなかったのは幸いだが、自分たちがいるのは見たことのないとても広い部屋だ。いつの間にか服も元に戻っているし、先ほどまでいた世界とは明らかに違うので、西園信助や葵など不安を覚える。
「どこだろう? ここ」
「アーサー王の世界じゃないみたいね」
パアアァァアアア――!
「「「「「!」」」」」
突如現れた青白い光に顔を向けると、そこから現れたのは三国太一たち現代に残る雷門メンバーだった。しかし彼らも何がなんだかわからないと混乱している。
「何が起こったんだ!?」
「ええっ!? 三国先輩!?」
「車田さんに、浜野たちもいるぞ!」
天馬や霧野蘭丸たちと同様に、車田剛一や三国は、アーサー王の世界へタイムジャンプしたはずのメンバーがいることに驚きを隠せない。
「お前たち……!」
「どうして、こんな所に?」
「三国先輩たちこそ」
「それが訳わからないんですよ。練習してたらいきなり……」
速水鶴正がこれまでの経緯を話している中、円堂瑞貴はふと壁や中心にあるホログラムのマークを見ると、そこに書かれているロゴを見て見開いた。
「まさか!」
「――諸君、ようこそエルドラドへ」
「エルドラド!?」
その声に瑞貴は天馬たちの前に出ると、部屋の隅にある円形の青い床から二人の男が現れた。特に一人は霧野や神童たちがよく知るサカマキ=トグロウである。
「あいつはパーフェクト・カスケイドの監督!?」
「あいつらが俺たちをここに!?」
「ここは、君たちの時代から二百年後の未来都市・セントエルダにあるエルドラドの本部だ。そしてこの方が最高意思決定機関統合議会エルドラドのトウドウ議長だ」
「おまんが!?」
「サッカーを消そうとした超本人!」
「……こいつが」
「!」
サカマキが紹介した議長・トウドウ=ヘイキチを初めて見た天馬と錦が驚きの声を上げる。その中で瑞貴がギリッと歯を食いしばり拳を握っていたのを、フェイは視界の端で捉えた。
サッカーを消去するという最終決定を降した権力を持っている上に、サカマキがかしこまっているのでトウドウが自分たちを連れて来たのは間違いない。神童は目的を問う。
「俺たちをどうする気だ!」
「ここへ来てもらったのは話し合うためだ」
「話し合うことなどない!」
「サッカーは必ず取り返してみせる!」
「そのことなら心配ない」
トウドウの要求を否定する神童と天馬。トウドウがパチンと指を鳴らすと、雷門とトウドウの中央にある六角形の台座から映像が現れるとそこに映るのは雷門中のサッカー棟だ。
「サッカーの歴史は戻しておいた」
「あっ、サッカー棟が元に戻ってる!」
「どういうことだ?」
「何を企んでいる!」
歴史が元に戻ったことによりサッカー棟の取り壊しが完全になくなったのだと信助は声を上げるが、あれほどサッカーを消そうとしたトウドウの動向が読めないので、神童と剣城は声音を低くして警戒する。
「君たちには、これより我々に協力してもらいたい」
「協力!?」
「エルドラドがセカンドステージ・チルドレンと戦っているのは知っているな。君たちにも我々と共に戦ってもらう」
「いくらサッカーを返したからって、誰がお前たちなんかに協力するものか!」
「するさ」
「何っ!?」
今までの仕打ちを考えれば当然拒否をする天馬や車田に、サカマキはアッサリと言いのけた。