恐怖のハイパーダイブモード
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ついに嘆きの洞窟に辿り着き、菜花黄名子を助け出したアーサー王と雷門メンバー。黒騎士の策略により、操られたマスタードラゴンはアーサー王と対峙して湖の底に沈んでしまった。
そして黒騎士の正体はなんと松風天馬や円堂瑞貴と同様に、この世界に来たことによって役を演じていたレイ=ルクだった。絵本の内容は『アーサー王と円卓の騎士が黒騎士を打ち倒し、世界を救う』という内容だったが、レイがサッカーの試合を要求したために結末がわからず、勝たなければ雷門メンバー共々この世界は消滅してしまう。
あまりのプレッシャーと今までの葛藤により、ついに天馬は『キャプテンはリーダーの器がある神童拓人がふさわしい』とついに吐露するが、神童はそれを否定して天馬こそキャプテンだと言う。しかし倉間典人は『リーダーなんて求めていない。リーダーなら神童がふさわしい』と言うので、天馬はさらに思い悩んでしまうことに。
そのまま天馬がキャプテンとして試合に臨むが、パーフェクト・カスケイドは顔の一部が変わって『ハイパーダイブモード』となる。そう――パーフェクト・カスケイドの正体はアンドロイドだったのだ。
「決めろ」
「「了解」」
今までよりさらに機械的な声のレイの指示により、パス回しだけで前線を上がっていたグラ=フォムとブル=レクスは了承する。
「……っ」
「霧野! 菜花!」
「オウッ!」
「わかってるやんね!」
どう指示を出せばいいか天馬が悩んでいると、神童が霧野蘭丸と菜花黄名子に指示を出す。
「シュートはさせない! ――あっ!」
「あっ!」
一度は突破を許してしまった霧野と黄名子は急いで戻って今度こそとディフェンスに入るが、グラとブルがあっという間に抜いてしまった。ゴールにいる西園信助の前に狩屋マサキが立ち塞がるも、二人はシュート体勢に入る。
「「シュートコマンド20」」
【双飛遊星弾】
「ハンターズネットV2! うわあ!」
「ミキシトランス・劉備! 大国謳歌!」
狩屋の必殺技が突破されただけでなく、信助がミキシトランスした上に必殺技を出したが、それすらも突破してシュートはゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! パーフェクト・カスケイド、早くも1点を決めた――っ!! これがハイパーダイブモードの実力か――っ!?》
「ごめん、信助……」
「天馬?」
「俺がしっかり指示を出していれば……」
『俺は、お前にリーダーなんて求めてないぜ』
「クッ……!」
「天馬……」
脳裏に浮かぶ試合前の倉間の言葉で、確かに自分はリーダーにふさわしくないと天馬は自覚しつつも悔しく歯を食いしばる。そんな天馬を信助は心配そうに見ていた。
続いて円卓の騎士団ボールで試合再開。ホイッスルが鳴ると剣城京介はフェイ=ルーンにボールを渡し、二人に続いてオフェンス陣が上がって行く。
フェイが剣城にパスを出すと、すかさず剣城の前にファ=ニールが現れた。しっかりしたマークに剣城は突破できないので先を走るフェイにボールを回す。しかしフェイに渡る前にエミ=ウルに取られてしまう。さらに上がっていたケイ=ロウにボールが回った。
「行かせない!」
雨宮太陽が走って行くと、ケイはセンターラインにいるレイにパスを出してボールを奪われるのを防いだ。
(正確なパス、正確な動き……アンドロイド相手にどう戦えばいいんだ!? っ、でもやるしかない!)
「排除する」
「うわあっ!」
「天馬! ――あっ!」
足でボールを押さえたたまま立つレイに向かって天馬が走るが、レイは天馬に向かってボールをぶつけた。そしてそのまま神童の頭上を飛び越え、前線を走るグラとブルに渡る。それに今度は円卓の騎士団のディフェンス陣が集結した。
「決めろ」
「「了解」」
「「「「あっ!」」」」」
レイの指示でブルはドリブルしているにもかかわらず、グラと共にディフェンス陣の頭上を軽々と同時に飛び越えた。
そして黒騎士の正体はなんと松風天馬や円堂瑞貴と同様に、この世界に来たことによって役を演じていたレイ=ルクだった。絵本の内容は『アーサー王と円卓の騎士が黒騎士を打ち倒し、世界を救う』という内容だったが、レイがサッカーの試合を要求したために結末がわからず、勝たなければ雷門メンバー共々この世界は消滅してしまう。
あまりのプレッシャーと今までの葛藤により、ついに天馬は『キャプテンはリーダーの器がある神童拓人がふさわしい』とついに吐露するが、神童はそれを否定して天馬こそキャプテンだと言う。しかし倉間典人は『リーダーなんて求めていない。リーダーなら神童がふさわしい』と言うので、天馬はさらに思い悩んでしまうことに。
そのまま天馬がキャプテンとして試合に臨むが、パーフェクト・カスケイドは顔の一部が変わって『ハイパーダイブモード』となる。そう――パーフェクト・カスケイドの正体はアンドロイドだったのだ。
「決めろ」
「「了解」」
今までよりさらに機械的な声のレイの指示により、パス回しだけで前線を上がっていたグラ=フォムとブル=レクスは了承する。
「……っ」
「霧野! 菜花!」
「オウッ!」
「わかってるやんね!」
どう指示を出せばいいか天馬が悩んでいると、神童が霧野蘭丸と菜花黄名子に指示を出す。
「シュートはさせない! ――あっ!」
「あっ!」
一度は突破を許してしまった霧野と黄名子は急いで戻って今度こそとディフェンスに入るが、グラとブルがあっという間に抜いてしまった。ゴールにいる西園信助の前に狩屋マサキが立ち塞がるも、二人はシュート体勢に入る。
「「シュートコマンド20」」
【双飛遊星弾】
「ハンターズネットV2! うわあ!」
「ミキシトランス・劉備! 大国謳歌!」
狩屋の必殺技が突破されただけでなく、信助がミキシトランスした上に必殺技を出したが、それすらも突破してシュートはゴールに入った。
《ゴォ――ルッ!! パーフェクト・カスケイド、早くも1点を決めた――っ!! これがハイパーダイブモードの実力か――っ!?》
「ごめん、信助……」
「天馬?」
「俺がしっかり指示を出していれば……」
『俺は、お前にリーダーなんて求めてないぜ』
「クッ……!」
「天馬……」
脳裏に浮かぶ試合前の倉間の言葉で、確かに自分はリーダーにふさわしくないと天馬は自覚しつつも悔しく歯を食いしばる。そんな天馬を信助は心配そうに見ていた。
続いて円卓の騎士団ボールで試合再開。ホイッスルが鳴ると剣城京介はフェイ=ルーンにボールを渡し、二人に続いてオフェンス陣が上がって行く。
フェイが剣城にパスを出すと、すかさず剣城の前にファ=ニールが現れた。しっかりしたマークに剣城は突破できないので先を走るフェイにボールを回す。しかしフェイに渡る前にエミ=ウルに取られてしまう。さらに上がっていたケイ=ロウにボールが回った。
「行かせない!」
雨宮太陽が走って行くと、ケイはセンターラインにいるレイにパスを出してボールを奪われるのを防いだ。
(正確なパス、正確な動き……アンドロイド相手にどう戦えばいいんだ!? っ、でもやるしかない!)
「排除する」
「うわあっ!」
「天馬! ――あっ!」
足でボールを押さえたたまま立つレイに向かって天馬が走るが、レイは天馬に向かってボールをぶつけた。そしてそのまま神童の頭上を飛び越え、前線を走るグラとブルに渡る。それに今度は円卓の騎士団のディフェンス陣が集結した。
「決めろ」
「「了解」」
「「「「あっ!」」」」」
レイの指示でブルはドリブルしているにもかかわらず、グラと共にディフェンス陣の頭上を軽々と同時に飛び越えた。