集え! 円卓の騎士!!
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「それまで!」
「「「えっ?」」」
アーサー王の合図で試合が終了した。三人だけでなく、雷門メンバーも驚いてアーサー王を見上げる。
「これにて、入団テストを終了する!」
「「「ええっ!?」」」
試合を中断させたことは入団テストが終わったということ。負けてもいないが勝ってもいない状況なので、天馬とフェイと瑞貴は声を上げた。
「終了って……」
「ダメってことか……」
「そんな……」
このままでは物語を進めることができないとショックを受けつつ、フェイはデュプリを消していった。
「三人共、見事であった。合格だ」
「「「!」」」
まさかのアーサー王の口から出たのは『不合格』ではなく『合格』だった。まさかの展開だが三人は嬉しそうに顔を見合わせる。
「天馬! 瑞貴さん!」
「うん!」
「合格できたね!」
「「「よーし! やったー!」」」
フェイと天馬と瑞貴はお互いの両手を出してハイタッチを交わしていくと、雷門メンバーやワンダバも三人の元に嬉しそうに駆け寄った。
「よかったな、三人共」
「はい! ありがとうございます!」
「これで物語は、次に繋がったね」
「でも突然テストが終わったときはびっくりしちゃったよ」
「うん」
「アーサー王はちゃんと見ていたんだ」
「試合の勝敗じゃなくて、私たち個人の能力を」
神童と天馬とフェイと信助と雨宮と瑞貴は、アーサー王が試合の勝敗が見えたのではなく、三人の個人の能力を認めたからこそ終了させたのだとわかった。
ゴゴゴゴゴ――!
「雲が……!」
「これは……!?」
「なんか、ピリピリ来てっぞ……!」
さっきまで晴天だった空が急に暗雲に変わり稲光があちこち見える。急に悪天候になった状況にアーサー王も倉間もトーブも不審に思った。
ピッシャ――ンッ!!
〈アオオォォオオン!!〉
「何あれ!?」
「ドラゴン!?」
雷で城の一部が崩れたあと、稲光が走る雲の中から現れたのは黒いドラゴンだ。輝と天馬たちは目を見開く。
「あれは、マスタードラゴン!」
「えっ!」
「あれが第九の力……!」
アーサー王が叫んだ名は葵や天馬たちにも覚えがある。この世に平和をもたらすドラゴンであり、さらに雷門メンバーが求める級の力を持つドラゴンだ。
「あんなの獣の谷でも見たことないぞ」
「恐竜じゃないよ! ドラゴン!」
ファンタジーの中でしかいないドラゴンにトーブは初めて見たので恐竜と勘違いし、信助がそれにツッコミを入れた。
〈ガアアアッ!〉
「見ろ!」
「何っ!?」
「人が乗ってる!?」
倉間が指差した先を輝や剣城も見ると、黒い鎧をまとった人間がマスタードラゴンの頭上に乗っていた。その人物はアーサー王を確認するとマスタードラゴンに命令を出す。
「いけ」
〈アオオォォオオン!!〉
「アーサー王たちが狙いか!」
「みんな、守るんだ!」
「「「「「はい/うん!」」」」」
マスタードラゴンがアーサー王と葵を狙っているとワンダバが言うと、神童は天馬や瑞貴たちに声を上げた。円卓の騎士としてもあるが、何より放ってはおけない。
「「「えっ?」」」
アーサー王の合図で試合が終了した。三人だけでなく、雷門メンバーも驚いてアーサー王を見上げる。
「これにて、入団テストを終了する!」
「「「ええっ!?」」」
試合を中断させたことは入団テストが終わったということ。負けてもいないが勝ってもいない状況なので、天馬とフェイと瑞貴は声を上げた。
「終了って……」
「ダメってことか……」
「そんな……」
このままでは物語を進めることができないとショックを受けつつ、フェイはデュプリを消していった。
「三人共、見事であった。合格だ」
「「「!」」」
まさかのアーサー王の口から出たのは『不合格』ではなく『合格』だった。まさかの展開だが三人は嬉しそうに顔を見合わせる。
「天馬! 瑞貴さん!」
「うん!」
「合格できたね!」
「「「よーし! やったー!」」」
フェイと天馬と瑞貴はお互いの両手を出してハイタッチを交わしていくと、雷門メンバーやワンダバも三人の元に嬉しそうに駆け寄った。
「よかったな、三人共」
「はい! ありがとうございます!」
「これで物語は、次に繋がったね」
「でも突然テストが終わったときはびっくりしちゃったよ」
「うん」
「アーサー王はちゃんと見ていたんだ」
「試合の勝敗じゃなくて、私たち個人の能力を」
神童と天馬とフェイと信助と雨宮と瑞貴は、アーサー王が試合の勝敗が見えたのではなく、三人の個人の能力を認めたからこそ終了させたのだとわかった。
ゴゴゴゴゴ――!
「雲が……!」
「これは……!?」
「なんか、ピリピリ来てっぞ……!」
さっきまで晴天だった空が急に暗雲に変わり稲光があちこち見える。急に悪天候になった状況にアーサー王も倉間もトーブも不審に思った。
ピッシャ――ンッ!!
〈アオオォォオオン!!〉
「何あれ!?」
「ドラゴン!?」
雷で城の一部が崩れたあと、稲光が走る雲の中から現れたのは黒いドラゴンだ。輝と天馬たちは目を見開く。
「あれは、マスタードラゴン!」
「えっ!」
「あれが第九の力……!」
アーサー王が叫んだ名は葵や天馬たちにも覚えがある。この世に平和をもたらすドラゴンであり、さらに雷門メンバーが求める級の力を持つドラゴンだ。
「あんなの獣の谷でも見たことないぞ」
「恐竜じゃないよ! ドラゴン!」
ファンタジーの中でしかいないドラゴンにトーブは初めて見たので恐竜と勘違いし、信助がそれにツッコミを入れた。
〈ガアアアッ!〉
「見ろ!」
「何っ!?」
「人が乗ってる!?」
倉間が指差した先を輝や剣城も見ると、黒い鎧をまとった人間がマスタードラゴンの頭上に乗っていた。その人物はアーサー王を確認するとマスタードラゴンに命令を出す。
「いけ」
〈アオオォォオオン!!〉
「アーサー王たちが狙いか!」
「みんな、守るんだ!」
「「「「「はい/うん!」」」」」
マスタードラゴンがアーサー王と葵を狙っているとワンダバが言うと、神童は天馬や瑞貴たちに声を上げた。円卓の騎士としてもあるが、何より放ってはおけない。