見たか! 恐竜の王!!
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《パーフェクト・カスケイド、追加て――んっ!!》
「ミキシマックスが通じない……!」
「そんな……!」
ノーマルシュートにミキシマックスで対抗した信助はかなりダメージがあるようだ。しかし天馬が強くパーフェクト・カスケイドを睨みつけるその瞳はあきらめていない。
――だがそれ以降も試合が進んで行くが、パーフェクト・カスケイドは次々とゴールを決める。あっという間に前半だけでも7点も取られてしまった。さらに後半になってもパーフェクト・カスケイドの猛攻は続き、とうとう信助のミキシマックスが解けた。
《ゴォ――ルッ!! 11点目だ――っ!!》
「大丈夫!?」
「大丈夫……」
「みんな、これ以上点を入れさせるな!」
「「「はい/オウッ!」」」
駆け寄ってきた天馬に信助は弱々しくもしっかりと答える。それでも信助にも限界があるので、神童は天馬やフェイや錦たちに向けてそう言った。
しかし雷門は果敢に向かって行くがボールを奪えない。ずっとパーフェクト・カスケイドのペースである。
「みんな……!」
「実力が違い過ぎるぜ……!」
「欠点すら見えないなんて……」
翻弄される雷門イレブンを見て天馬もどうすればいいかわからず、ベンチから狩屋も顔をしかめて瑞貴は瞳を揺らす。
「もちもち黄粉餅――……あっ!」
必殺技を使って黄名子は止めようとするが、グラのドリブルは止められない。残すは新メンバーになったトーブだけだ。
「オラが止めなきゃ……!」
〈クアアアッ!〉
「そうか、あの力を使えば! ありがとう、トーチャン! 今度こそ止めてやる……ジャガウォック!」
トーチャンからの指示でトーブは自分の化身、太古の戦士ジャガウォックを出した。
「…………」
「なっ!? なっ!」
対してグラは化身どころか必殺技も使わず、ただ小回りのドリブルをしてトーブを抜いた。これでもはや完全なフリーだ。
「ミキシトランス・劉備!」
「ふっ!」
「ぐっ!」
「止めた!」
もう一度ミキシマックスした信助が正面からグラのシュートを両手で押さえる。今度こそ止められたと天馬たちはホッとするが、ボールの勢いは止まらず、またしてもゴールを許してしまった。
《決まった――っ!!》
そして同時に試合終了のホイッスルが鳴り響く。なんと得点は雷門が0でパーフェクト・カスケイドが19……パーフェクト・カスケイドの圧倒的な勝利だ。
《ここで試合終了! なんと19対0!》
「負けた……完敗ぜよ……」
「マインドコントロールモードだ、レイ=ルク!」
「「あっ!」」
この大敗に錦たちがショックを受けていると、すかさずサカマキがレイに指示を出した。ベータのときと同じようにマインドコントロールをかけられてしまうとフェイと天馬は声を上げると――。
〈クアアァァアアア!!〉
「「「「「!?」」」」」
ドドドドド――……!!
「な、なんじゃあ!?」
「あ、あれは!」
「恐竜の大群!?」
トーチャンが大きな声を上げると地響きのような音が聞こえ、錦やフェイや瑞貴をはじめ全員が振り向くと恐竜の大群がこちらに向かってきた。恐竜の大群は雷門とパーフェクト・カスケイドの間を通ってかなりの砂塵を舞わせる。
そして恐竜の大群がいなくなって砂塵も治まったあと、レイたちの前にいた雷門イレブンはベンチの者も含めて全員になくなっていた。
「逃げられたか」
【ムーブモード】
取り逃がしたのを確認したサカマキに、レイはスフィアデバイスのムーブモードを使って全員を撤退させた。もちろんフィールドの白線も全て消して。
☆☆☆☆☆
「ホーホッホッホッホッ! 危ないとこじゃったな!」
「アルノ博士!」
いつの間にか洞窟の中にいた天馬たちの前には仁王立ちしているアルノがいる。そしてなんとここはロックスターとビッグの元いた住処だった。
☆コーチの 今日の格言☆
考えたり言葉を発することよりも心が一番正直
以上!!
「ミキシマックスが通じない……!」
「そんな……!」
ノーマルシュートにミキシマックスで対抗した信助はかなりダメージがあるようだ。しかし天馬が強くパーフェクト・カスケイドを睨みつけるその瞳はあきらめていない。
――だがそれ以降も試合が進んで行くが、パーフェクト・カスケイドは次々とゴールを決める。あっという間に前半だけでも7点も取られてしまった。さらに後半になってもパーフェクト・カスケイドの猛攻は続き、とうとう信助のミキシマックスが解けた。
《ゴォ――ルッ!! 11点目だ――っ!!》
「大丈夫!?」
「大丈夫……」
「みんな、これ以上点を入れさせるな!」
「「「はい/オウッ!」」」
駆け寄ってきた天馬に信助は弱々しくもしっかりと答える。それでも信助にも限界があるので、神童は天馬やフェイや錦たちに向けてそう言った。
しかし雷門は果敢に向かって行くがボールを奪えない。ずっとパーフェクト・カスケイドのペースである。
「みんな……!」
「実力が違い過ぎるぜ……!」
「欠点すら見えないなんて……」
翻弄される雷門イレブンを見て天馬もどうすればいいかわからず、ベンチから狩屋も顔をしかめて瑞貴は瞳を揺らす。
「もちもち黄粉餅――……あっ!」
必殺技を使って黄名子は止めようとするが、グラのドリブルは止められない。残すは新メンバーになったトーブだけだ。
「オラが止めなきゃ……!」
〈クアアアッ!〉
「そうか、あの力を使えば! ありがとう、トーチャン! 今度こそ止めてやる……ジャガウォック!」
トーチャンからの指示でトーブは自分の化身、太古の戦士ジャガウォックを出した。
「…………」
「なっ!? なっ!」
対してグラは化身どころか必殺技も使わず、ただ小回りのドリブルをしてトーブを抜いた。これでもはや完全なフリーだ。
「ミキシトランス・劉備!」
「ふっ!」
「ぐっ!」
「止めた!」
もう一度ミキシマックスした信助が正面からグラのシュートを両手で押さえる。今度こそ止められたと天馬たちはホッとするが、ボールの勢いは止まらず、またしてもゴールを許してしまった。
《決まった――っ!!》
そして同時に試合終了のホイッスルが鳴り響く。なんと得点は雷門が0でパーフェクト・カスケイドが19……パーフェクト・カスケイドの圧倒的な勝利だ。
《ここで試合終了! なんと19対0!》
「負けた……完敗ぜよ……」
「マインドコントロールモードだ、レイ=ルク!」
「「あっ!」」
この大敗に錦たちがショックを受けていると、すかさずサカマキがレイに指示を出した。ベータのときと同じようにマインドコントロールをかけられてしまうとフェイと天馬は声を上げると――。
〈クアアァァアアア!!〉
「「「「「!?」」」」」
ドドドドド――……!!
「な、なんじゃあ!?」
「あ、あれは!」
「恐竜の大群!?」
トーチャンが大きな声を上げると地響きのような音が聞こえ、錦やフェイや瑞貴をはじめ全員が振り向くと恐竜の大群がこちらに向かってきた。恐竜の大群は雷門とパーフェクト・カスケイドの間を通ってかなりの砂塵を舞わせる。
そして恐竜の大群がいなくなって砂塵も治まったあと、レイたちの前にいた雷門イレブンはベンチの者も含めて全員になくなっていた。
「逃げられたか」
【ムーブモード】
取り逃がしたのを確認したサカマキに、レイはスフィアデバイスのムーブモードを使って全員を撤退させた。もちろんフィールドの白線も全て消して。
☆☆☆☆☆
「ホーホッホッホッホッ! 危ないとこじゃったな!」
「アルノ博士!」
いつの間にか洞窟の中にいた天馬たちの前には仁王立ちしているアルノがいる。そしてなんとここはロックスターとビッグの元いた住処だった。
☆コーチの 今日の格言☆
考えたり言葉を発することよりも心が一番正直
以上!!