時代を作る男たち
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「認めねぇ! 俺たちが圧されるなど!」
「行かせるか! ミキシトランス・ティラノ! ――ぐわあっ!」
フェイがミキシマックスして止めようとしたが、ザナークに弾き飛ばされた上にその衝撃でミキシマックスが解かれた。
「ミキシマックスが……!」
「これが奴の本気か!」
「龍馬さん!」
「任せろ!」
パワーアップしたフェイをアッサリ突破したザナークに雨宮も錦も驚く中、霧野蘭丸と坂本がディフェンスに入る。
「「うわあっ!」」
「霧野!」
「龍馬さん!」
二人が突破されて神童拓人と天馬が声を上げると、一気にザナークは化身アームドしている信助のいるゴールへ向かうが……。
「力と力の真っ向勝負、嫌いじゃないぜよ!」
「貴様などに止められるかー!」
「うおっ!」
信助の前に出た錦が真っ向勝負を挑むものの、ザナークを止めることはできなかった。
「ザナーク・ドメインの力、思い知らせてやる――」
ドクンッ!
「ウッ! クッ、またか……! このぉ!」
「えっ……?」
暴れる衝撃を抑えようとザナークはシュートをするが、それは正面な上に信助にキャッチされる。しかし信助も今までと威力が弱いことに化身アームドを解きながら驚いていた。
「ぐわあぁぁあああ!!」
「何が起こってるんだ!?」
「あのときと同じだ!」
巨大な力を放つザナークに坂本は驚くと、フェイは三国時代で起こった力の暴走だと気づく。するとザナークのオーラの中から鎖に縛られた魔界王ゾディアクが現れた。
「化身が……!」
「まるで力を封印されているみたい……!?」
「うおおぉぉおおお!!」
現れた化身に天馬と瑞貴はザナークだけでなく魔界王ゾディアクの様子もおかしいことに気づくが、その強力なオーラに雷門イレブンだけでなくザナーク・ドメインも戸惑っている。……そのせいか、灯籠の陰で白いフードを深く被った老人が試合の様子を見ていることに、誰も気づかない。
「ザナーク!」
「えっ!?」
一番最初に駆け出したのはまさかの錦だ。そばにいた菜花黄名子も驚く中、錦は足を大きく踏み出してオーラを放つ。
「戦国武神ムサシ! 今助けてやるぜよ!」
「何っ!?」
敵であるザナークを助けるために錦が動いたことに坂本は驚いた。そして戦国武神ムサシの一刀によ魔界王ゾディアクを縛りつけていた鎖が粉々に砕かれる。同時に暴れる力が落ち着いてきたのか、ザナークは正気に返り、魔界王ゾディアクもその姿を消した。
しかし制御できないほどの力を放った反動は強かったようで、両手と了膝を地に着けるザナークのそばに錦が駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「何故だ……? 何故俺を助けた?」
「決まってるぜよ! おまんと最後まで戦うためじゃ! わしらの目的はサッカーで勝つことぜよ!」
「…………!」
「あいつ、そのために敵を助けたのか……! なんて奴だ!」
正々堂々とサッカーで決着をつける――そのために助けたと宣言する錦に驚くザナーク。さらに坂本も感動をしていた。そして大介が再び飛び出る。
〈今だ! 錦と坂本龍馬をミキシマックスだ! 龍馬が認めた心の広さ、それがあれば必ず成功するはずだ!〉
「よーし! ミキシマーックス!」
心得たとばかりに、ワンダバは坂本と錦にそれぞれミキシマックスガンを撃った。
「ミキシマックスコンプリート!」
「うおおぉぉおおお!」
錦は坂本のようにまるで波のような青い色をした髪形になり、瞳もまた海の如く青くなっている。
「錦先輩! やった!」
「六人目の時空最強イレブンに、龍馬くんがついになれたんだ!」
剣城に続いて錦も見事ミキシマックスが成功したその姿に、葵は思わず立ち上がり瑞貴も目を輝かせる。
「行かせるか! ミキシトランス・ティラノ! ――ぐわあっ!」
フェイがミキシマックスして止めようとしたが、ザナークに弾き飛ばされた上にその衝撃でミキシマックスが解かれた。
「ミキシマックスが……!」
「これが奴の本気か!」
「龍馬さん!」
「任せろ!」
パワーアップしたフェイをアッサリ突破したザナークに雨宮も錦も驚く中、霧野蘭丸と坂本がディフェンスに入る。
「「うわあっ!」」
「霧野!」
「龍馬さん!」
二人が突破されて神童拓人と天馬が声を上げると、一気にザナークは化身アームドしている信助のいるゴールへ向かうが……。
「力と力の真っ向勝負、嫌いじゃないぜよ!」
「貴様などに止められるかー!」
「うおっ!」
信助の前に出た錦が真っ向勝負を挑むものの、ザナークを止めることはできなかった。
「ザナーク・ドメインの力、思い知らせてやる――」
ドクンッ!
「ウッ! クッ、またか……! このぉ!」
「えっ……?」
暴れる衝撃を抑えようとザナークはシュートをするが、それは正面な上に信助にキャッチされる。しかし信助も今までと威力が弱いことに化身アームドを解きながら驚いていた。
「ぐわあぁぁあああ!!」
「何が起こってるんだ!?」
「あのときと同じだ!」
巨大な力を放つザナークに坂本は驚くと、フェイは三国時代で起こった力の暴走だと気づく。するとザナークのオーラの中から鎖に縛られた魔界王ゾディアクが現れた。
「化身が……!」
「まるで力を封印されているみたい……!?」
「うおおぉぉおおお!!」
現れた化身に天馬と瑞貴はザナークだけでなく魔界王ゾディアクの様子もおかしいことに気づくが、その強力なオーラに雷門イレブンだけでなくザナーク・ドメインも戸惑っている。……そのせいか、灯籠の陰で白いフードを深く被った老人が試合の様子を見ていることに、誰も気づかない。
「ザナーク!」
「えっ!?」
一番最初に駆け出したのはまさかの錦だ。そばにいた菜花黄名子も驚く中、錦は足を大きく踏み出してオーラを放つ。
「戦国武神ムサシ! 今助けてやるぜよ!」
「何っ!?」
敵であるザナークを助けるために錦が動いたことに坂本は驚いた。そして戦国武神ムサシの一刀によ魔界王ゾディアクを縛りつけていた鎖が粉々に砕かれる。同時に暴れる力が落ち着いてきたのか、ザナークは正気に返り、魔界王ゾディアクもその姿を消した。
しかし制御できないほどの力を放った反動は強かったようで、両手と了膝を地に着けるザナークのそばに錦が駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「何故だ……? 何故俺を助けた?」
「決まってるぜよ! おまんと最後まで戦うためじゃ! わしらの目的はサッカーで勝つことぜよ!」
「…………!」
「あいつ、そのために敵を助けたのか……! なんて奴だ!」
正々堂々とサッカーで決着をつける――そのために助けたと宣言する錦に驚くザナーク。さらに坂本も感動をしていた。そして大介が再び飛び出る。
〈今だ! 錦と坂本龍馬をミキシマックスだ! 龍馬が認めた心の広さ、それがあれば必ず成功するはずだ!〉
「よーし! ミキシマーックス!」
心得たとばかりに、ワンダバは坂本と錦にそれぞれミキシマックスガンを撃った。
「ミキシマックスコンプリート!」
「うおおぉぉおおお!」
錦は坂本のようにまるで波のような青い色をした髪形になり、瞳もまた海の如く青くなっている。
「錦先輩! やった!」
「六人目の時空最強イレブンに、龍馬くんがついになれたんだ!」
剣城に続いて錦も見事ミキシマックスが成功したその姿に、葵は思わず立ち上がり瑞貴も目を輝かせる。