炸裂! 孔明の力!!
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「それでもあなたは人を惹きつける……皆、あなたの元に集まる。それは何者にも変えることのできないあなたの力、そして才能。わたくしはそれに賭けてみたくなりました」
「わしに賭ける、か……」
「戦ではしばしば状況に応じて、考えを変えることも必要……。わたくしがあなたの私臣となって、考えの変え所をお伝えすることにしましょう」
「考えの変え所?」
「そうすれば、もうあなたは負けることはありません」
「生意気な奴だ。よかろう! わしと来い、諸葛孔明! お前はこれからわしの――ぱ……ぱーと……ぱ…ぱーと?」
「パートナー、です」
「そう、それだ! ハッハッハッハッハッハッ!」
こうして孔明が劉備の仲間となった。それもただの部下ではなく、共に考えを述べて支え合えるパートナーとして。その光景に信助は感動を覚える。
「パートナーか……いいねぇ、孔明さんと劉備さん。会ったばかりなのにずっと昔からの友達みたい」
(パートナー……相棒か……)
瑞貴もまた劉備と孔明の姿を見て、かつての自分と円堂が相棒を結成したことを思い出す。何度か共に試合に出たとはいえ、入部して間もない上に女子の自分を円堂は相棒に指名してくれた。それは一生忘れられない思い出でもある。
「支え合える相手っていうのは、時間とか関係なくいつの間にかお互いが惹かれ合っているんだよ」
「そっか、そうなんですね!」
「俺たちだってそうじゃないか! みんなサッカーで繋がった仲間だからね!」
「天馬……! あっ!」
天馬の言葉に信助は嬉しくなると、次いで信助は雨宮の前に立つと笑顔で礼を言う。
「ありがとう、雨宮くん!」
「?」
「あのときゴールを守ってくれて!」
「あっ、うん……」
「ん?」
「僕がダメだったとき、みんなが助けてくれたからね。今度は僕ががんばる番だった、それだけだよ」
「雨宮くん……!」
ポンッ。
すると自分の両肩に手が置かれたので信助が顔を上げると、そこには天馬がいた。
「信助、太陽、これからも一緒にがんばっていこう!」
「よろしくね、雨宮くん!」
「太陽でいいよ」
「じゃあ僕も信助で!」
孔明の力を受け継いだ雨宮と、劉備の力を受け継いだ信助は、これからも共に戦う証として握手を交わした。
――二つのオーラを無事に手に入れることができたので、雷門イレブンはキャラバンに乗って現代に帰ろうとすると、瑞貴はあることを思い出して劉備の元へ駆け寄る。
「劉備さん、よかったらサインいただけませんか?」
「さいん? 孔明、それはなんだ?」
「ハァ……。サインというのはですね――」
さっそく頼り出した劉備に孔明は少し呆れるとサインについて教えた。瑞貴がこれを頼んだのは劉備の大ファンである速水鶴正から頼まれたことで、せっかくだからと彼の名前も教えて劉備に宛名も書いてもらう。
そして雷門イレブンはキャラバンに乗って劉備たちと別れる。劉備たちもまたキャラバンが見えなくなるまで見送ってくれた。
☆☆☆☆☆
「どうなっているんだ…俺の力は……!?」
竹林の中でザナークは自身の力が暴走して爆発が起きたにもかかわらず無事だった。しかし自分にもわからない力に驚いているのも確かで両手を見つめる。
「自分でもコントロールできないほどに大きいというのか? 面白い……!」
「――君は目覚め始めている」
「!」
突如聴こえた声にザナークは振り向くと、そこには白いフードを目深に被ってそこから髭を出している老人だった。
「セカンドステージ・チルドレンの力が……」
「誰だ、お前は……!?」
この人物にザナークは見当つかなかったが、彼は瑞貴が最初アルファに襲われたとき謎の少年と共にいた老人でもあった。
☆コーチの 今日の格言☆
支え合える相手っていうのは、時間とか関係なくいつの間にかお互いが惹かれ合っているんだよ
以上!!
「わしに賭ける、か……」
「戦ではしばしば状況に応じて、考えを変えることも必要……。わたくしがあなたの私臣となって、考えの変え所をお伝えすることにしましょう」
「考えの変え所?」
「そうすれば、もうあなたは負けることはありません」
「生意気な奴だ。よかろう! わしと来い、諸葛孔明! お前はこれからわしの――ぱ……ぱーと……ぱ…ぱーと?」
「パートナー、です」
「そう、それだ! ハッハッハッハッハッハッ!」
こうして孔明が劉備の仲間となった。それもただの部下ではなく、共に考えを述べて支え合えるパートナーとして。その光景に信助は感動を覚える。
「パートナーか……いいねぇ、孔明さんと劉備さん。会ったばかりなのにずっと昔からの友達みたい」
(パートナー……相棒か……)
瑞貴もまた劉備と孔明の姿を見て、かつての自分と円堂が相棒を結成したことを思い出す。何度か共に試合に出たとはいえ、入部して間もない上に女子の自分を円堂は相棒に指名してくれた。それは一生忘れられない思い出でもある。
「支え合える相手っていうのは、時間とか関係なくいつの間にかお互いが惹かれ合っているんだよ」
「そっか、そうなんですね!」
「俺たちだってそうじゃないか! みんなサッカーで繋がった仲間だからね!」
「天馬……! あっ!」
天馬の言葉に信助は嬉しくなると、次いで信助は雨宮の前に立つと笑顔で礼を言う。
「ありがとう、雨宮くん!」
「?」
「あのときゴールを守ってくれて!」
「あっ、うん……」
「ん?」
「僕がダメだったとき、みんなが助けてくれたからね。今度は僕ががんばる番だった、それだけだよ」
「雨宮くん……!」
ポンッ。
すると自分の両肩に手が置かれたので信助が顔を上げると、そこには天馬がいた。
「信助、太陽、これからも一緒にがんばっていこう!」
「よろしくね、雨宮くん!」
「太陽でいいよ」
「じゃあ僕も信助で!」
孔明の力を受け継いだ雨宮と、劉備の力を受け継いだ信助は、これからも共に戦う証として握手を交わした。
――二つのオーラを無事に手に入れることができたので、雷門イレブンはキャラバンに乗って現代に帰ろうとすると、瑞貴はあることを思い出して劉備の元へ駆け寄る。
「劉備さん、よかったらサインいただけませんか?」
「さいん? 孔明、それはなんだ?」
「ハァ……。サインというのはですね――」
さっそく頼り出した劉備に孔明は少し呆れるとサインについて教えた。瑞貴がこれを頼んだのは劉備の大ファンである速水鶴正から頼まれたことで、せっかくだからと彼の名前も教えて劉備に宛名も書いてもらう。
そして雷門イレブンはキャラバンに乗って劉備たちと別れる。劉備たちもまたキャラバンが見えなくなるまで見送ってくれた。
☆☆☆☆☆
「どうなっているんだ…俺の力は……!?」
竹林の中でザナークは自身の力が暴走して爆発が起きたにもかかわらず無事だった。しかし自分にもわからない力に驚いているのも確かで両手を見つめる。
「自分でもコントロールできないほどに大きいというのか? 面白い……!」
「――君は目覚め始めている」
「!」
突如聴こえた声にザナークは振り向くと、そこには白いフードを目深に被ってそこから髭を出している老人だった。
「セカンドステージ・チルドレンの力が……」
「誰だ、お前は……!?」
この人物にザナークは見当つかなかったが、彼は瑞貴が最初アルファに襲われたとき謎の少年と共にいた老人でもあった。
☆コーチの 今日の格言☆
支え合える相手っていうのは、時間とか関係なくいつの間にかお互いが惹かれ合っているんだよ
以上!!