激襲! ザナーク・ドメイン!!
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《おーっと雨宮、あと一歩で失速か!?》
「…………」
「気にしない気にしない!」
「ああ!」
孔明が雨宮を見る中、天馬に励まされた雨宮はもう一度ポジションへと戻って行った。
「あいつ、どうした?」
「……もしかしたら」
兵馬俑イレブンのときも連携は完璧にできていたのに、急に調子が悪くなった雨宮を倉間が不思議に思うと、神童は何かに気づいたようだ。
――それからもザナーク・ドメインの優勢は変わらず、一気に攻め上がって行く。
「ミキシトランス・ジャンヌ! ラ・フラム!」
「フッ、やるじゃない」
ミキシトランスした霧野は、その身を焦がしながら炎の壁を作る必殺技でシンジャミからボールを奪った。
「剣城!」
「よし!」
元に戻った霧野がパスしたボールを剣城が受け取ると、背後にザナークが現れたことに気づく。
「面白いモノを見せてやる……ミキシトランス・曹操!」
「っ、曹操だと!?」
「この感じ……」
三国志の重要人物の一人・魏の国の曹操の力がザナークの力と合わさり、フィールド全体を圧倒的なオーラによる爆風を浴びせる。特に劉備は確かに曹操の力があると伝わり、孔明は白羽扇を口元に当てながら眉をしかめていた。
「剣聖ランスロット! アームド! うおおらあっ!」
「軍神・曹操の化身を見るがいい! うおおぉぉおおお! 剛力の玄武!」
ミキシトランスしたことにより曹操の化身が使えるザナークは、化身アームドした剣城のシュートを亀の甲羅を見に纏った化身の四本の腕にある蛇の頭で止めたのだ。
《止めた――っ!! 剛力の玄武、化身アームドした剣城のシュートを完璧にブロックした――っ!!》
「クッ!」
「どうだ、圧倒されたか!? 圧倒されたな……言わなくてもわかるぜ」
剣城が化身アームドを解くと、ザナークはボールを足で押さえてニヤリと笑う。
「あいつ、スゴいオーラを手に入れたな……!」
「オーラ?」
「気、みたいな……」
水鳥がザナークの力を見て拳を握る中、劉備はどういうことかと問えば茜がわかりやすく教えた。
「恐らく、曹操軍の中に潜り込んだのだ。隙を見て曹操からオーラを奪い、自分に融合したんだ……!」
「「「何っ!?」」」
「そんなことができるのか!?」
「とんでもねぇ野郎だ!」
ワンダバはザナークがどうやって曹操からオーラを取ったのか推測すると、劉備と張飛と関羽は驚きの声を上げた。
ザナークはミキシトランスを解くと、手の平に握り締めていたクロノストーンを見る。それはエルドラドの議長・トウドウ=ヘイキチから受け取った円堂守のクロノストーンだ。
「あんたの名、『円堂』って言うんだったかな? あんたのおかげで面白くなってくるぜ。フフフフ……!」
「……守?」
ザナークは人知れずに言っていたのだが、何故かそれが聞こえた瑞貴は首に下げた結婚指輪を握り締めてザナークを見た。……そのとき、結婚指輪が微かに光ったことに気づかずに。
ボールが回ったフェイはドリブルして行くと、前線へ向かう雨宮へボールを上げる。
「太陽!」
「ゴールへと決める!」
「これで同点だ!」
「!」
チャンスだと天馬が声を上げるが、前から来るゴウズを見て雨宮は無意識なのかスピードを緩めてしまい、すかさずゴウズがボールを蹴りながら雨宮を弾いた。
「太陽?」
「先にシュートできたはずなのに……?」
シンジャミを追おうとした天馬は雨宮の様子が気になった。雨宮もまたどうしてボールが取れなかったのかと不思議に思っていると、ザナークはニヤリと笑った。
「…………」
「気にしない気にしない!」
「ああ!」
孔明が雨宮を見る中、天馬に励まされた雨宮はもう一度ポジションへと戻って行った。
「あいつ、どうした?」
「……もしかしたら」
兵馬俑イレブンのときも連携は完璧にできていたのに、急に調子が悪くなった雨宮を倉間が不思議に思うと、神童は何かに気づいたようだ。
――それからもザナーク・ドメインの優勢は変わらず、一気に攻め上がって行く。
「ミキシトランス・ジャンヌ! ラ・フラム!」
「フッ、やるじゃない」
ミキシトランスした霧野は、その身を焦がしながら炎の壁を作る必殺技でシンジャミからボールを奪った。
「剣城!」
「よし!」
元に戻った霧野がパスしたボールを剣城が受け取ると、背後にザナークが現れたことに気づく。
「面白いモノを見せてやる……ミキシトランス・曹操!」
「っ、曹操だと!?」
「この感じ……」
三国志の重要人物の一人・魏の国の曹操の力がザナークの力と合わさり、フィールド全体を圧倒的なオーラによる爆風を浴びせる。特に劉備は確かに曹操の力があると伝わり、孔明は白羽扇を口元に当てながら眉をしかめていた。
「剣聖ランスロット! アームド! うおおらあっ!」
「軍神・曹操の化身を見るがいい! うおおぉぉおおお! 剛力の玄武!」
ミキシトランスしたことにより曹操の化身が使えるザナークは、化身アームドした剣城のシュートを亀の甲羅を見に纏った化身の四本の腕にある蛇の頭で止めたのだ。
《止めた――っ!! 剛力の玄武、化身アームドした剣城のシュートを完璧にブロックした――っ!!》
「クッ!」
「どうだ、圧倒されたか!? 圧倒されたな……言わなくてもわかるぜ」
剣城が化身アームドを解くと、ザナークはボールを足で押さえてニヤリと笑う。
「あいつ、スゴいオーラを手に入れたな……!」
「オーラ?」
「気、みたいな……」
水鳥がザナークの力を見て拳を握る中、劉備はどういうことかと問えば茜がわかりやすく教えた。
「恐らく、曹操軍の中に潜り込んだのだ。隙を見て曹操からオーラを奪い、自分に融合したんだ……!」
「「「何っ!?」」」
「そんなことができるのか!?」
「とんでもねぇ野郎だ!」
ワンダバはザナークがどうやって曹操からオーラを取ったのか推測すると、劉備と張飛と関羽は驚きの声を上げた。
ザナークはミキシトランスを解くと、手の平に握り締めていたクロノストーンを見る。それはエルドラドの議長・トウドウ=ヘイキチから受け取った円堂守のクロノストーンだ。
「あんたの名、『円堂』って言うんだったかな? あんたのおかげで面白くなってくるぜ。フフフフ……!」
「……守?」
ザナークは人知れずに言っていたのだが、何故かそれが聞こえた瑞貴は首に下げた結婚指輪を握り締めてザナークを見た。……そのとき、結婚指輪が微かに光ったことに気づかずに。
ボールが回ったフェイはドリブルして行くと、前線へ向かう雨宮へボールを上げる。
「太陽!」
「ゴールへと決める!」
「これで同点だ!」
「!」
チャンスだと天馬が声を上げるが、前から来るゴウズを見て雨宮は無意識なのかスピードを緩めてしまい、すかさずゴウズがボールを蹴りながら雨宮を弾いた。
「太陽?」
「先にシュートできたはずなのに……?」
シンジャミを追おうとした天馬は雨宮の様子が気になった。雨宮もまたどうしてボールが取れなかったのかと不思議に思っていると、ザナークはニヤリと笑った。