誓いはこの旗の元に
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ジャンヌ=ダルクと共にシノン城の王子・シャルルに援軍を頼みに行くことに成功した雷門メンバー。だがシノン城の援軍はオルレアンに着いてチャンスだというのに攻めにいかない。そんな中、自分にできることをしようとジャンヌが一部の兵と共に戦いに向かった……援軍が追って来ると信じて。ジャンヌの心に動かされ身分を隠して援軍と共にやってきたシャルルは、シノン城の兵に喝を入れて自らも共に戦場へ駆け出す。
同時に霧野蘭丸がジャンヌの身を案じて雷門メンバーと共に戦場へ向かうが、オルレアン橋に現れたエルドラドの刺客・ザナーク=アバロニクと彼の力とミキシマックスしたガンマたちプロトコル・オメガ3.0が立ちはだかる。
雷門イレブンは成り行きでシャルルを監督に迎えて戦うが、ガンマの化身シュートにより先制点を奪われてしまった。
《プロトコル・オメガが先制点を決めた――っ!!》
「だから言ったであろう!」
「フッフフッ。見たか、見たな? プロトコル・オメガ3.0の実力を」
両チームのそれぞれの監督であるシャルルとガンマが言う。
「まだまだこれからだよ、みんな! 始まったばかりじゃないか!」
「キャプテンの言う通りやんね! 気合い入れていくんよー!」
「「「「「うん!」」」」」
「その意気だー!」
松風天馬と菜花黄名子の励ましにみんなが頷く中、クラーク=ワンダバットは身に付けていたローブを投げ捨てるとミキシマックスガンを構えた。
「お前たちの力が高まれば、もしかしてジャンヌの力が目覚めるかもしれない!」
(……ジャンヌ)
みんなはやる気を高めるが、霧野は上にいるジャンヌのことが気がかりで曇った表情をしている。
「行かなきゃ……。私が…みんなの先頭に立って……」
「ぐわあっ!」
「ヒイッ!」
怯えながらも立ち上がろうとするが、階下にいる仲間が斬られて戦いが恐ろしく思ったジャンヌは再び座り込んでしまった。
雷門ボールで試合再開。影山輝からボールを受け取った剣城京介がドリブルするとガンマが駆け出してきた。それに剣城は動きを止めてボールを押さえた足を回転して相手を混乱させるが……。
(右!)
「何っ!?」
「やっぱり読まれてる!」
「これがザナーク様が与えてくれた力だ!」
「フフフフ……」
ガンマは剣城の動きを読み取ってボールを奪った。さっきといい過去のデータがあるとはいえ、雷門イレブンの動きが読まれていると天馬は声を上げると、ガンマとザナークは不敵に笑う。
「クオース!」
ガンマはクオースに速く鋭いパスを送ると、クオースもまたエイナムに、それからバハムスやオルガと雷門イレブンが反応する前にボールが回っていく。
「速過ぎる!」
「追いつけない!」
相手の素早いパス回しにフェイ=ルーンも天馬も反応できない。オルガがドリブルして上がって来たので神童拓人が走り出すと、霧野も援護するために走る。
そんな中、ワンダバはジャンヌに向けてマイナスのミキシマックスガンを撃ってみる。だが、またしてもジャンヌからオーラを取ることはできなかった。
「っ、まだダメか!」
「ジャンヌさんは、まだ覚醒していない……!」
ワンダバと円堂瑞貴がミキシマックス失敗に悔しがる中、ボールがダーナに回ったので前にいた霧野がディフェンスに入る。
「霧野!」
《ダーナ、挟まれた!》
神童もダーナのうしろに入って援護してきた。すると霧野はダーナのうしろにいる神童を見て思い返す。
(神童……)
霧野の脳裏に浮かぶのはミキシマックスしてパワーアップした神童。昔は共にボールを蹴って来たのに、いつしか差が出てきてしまったと痛感した姿でもあった。
(試合に集中するんだ!)
(いける!)
目を閉じて首を振った霧野を見たダーナは、その隙を逃さず突破した。
同時に霧野蘭丸がジャンヌの身を案じて雷門メンバーと共に戦場へ向かうが、オルレアン橋に現れたエルドラドの刺客・ザナーク=アバロニクと彼の力とミキシマックスしたガンマたちプロトコル・オメガ3.0が立ちはだかる。
雷門イレブンは成り行きでシャルルを監督に迎えて戦うが、ガンマの化身シュートにより先制点を奪われてしまった。
《プロトコル・オメガが先制点を決めた――っ!!》
「だから言ったであろう!」
「フッフフッ。見たか、見たな? プロトコル・オメガ3.0の実力を」
両チームのそれぞれの監督であるシャルルとガンマが言う。
「まだまだこれからだよ、みんな! 始まったばかりじゃないか!」
「キャプテンの言う通りやんね! 気合い入れていくんよー!」
「「「「「うん!」」」」」
「その意気だー!」
松風天馬と菜花黄名子の励ましにみんなが頷く中、クラーク=ワンダバットは身に付けていたローブを投げ捨てるとミキシマックスガンを構えた。
「お前たちの力が高まれば、もしかしてジャンヌの力が目覚めるかもしれない!」
(……ジャンヌ)
みんなはやる気を高めるが、霧野は上にいるジャンヌのことが気がかりで曇った表情をしている。
「行かなきゃ……。私が…みんなの先頭に立って……」
「ぐわあっ!」
「ヒイッ!」
怯えながらも立ち上がろうとするが、階下にいる仲間が斬られて戦いが恐ろしく思ったジャンヌは再び座り込んでしまった。
雷門ボールで試合再開。影山輝からボールを受け取った剣城京介がドリブルするとガンマが駆け出してきた。それに剣城は動きを止めてボールを押さえた足を回転して相手を混乱させるが……。
(右!)
「何っ!?」
「やっぱり読まれてる!」
「これがザナーク様が与えてくれた力だ!」
「フフフフ……」
ガンマは剣城の動きを読み取ってボールを奪った。さっきといい過去のデータがあるとはいえ、雷門イレブンの動きが読まれていると天馬は声を上げると、ガンマとザナークは不敵に笑う。
「クオース!」
ガンマはクオースに速く鋭いパスを送ると、クオースもまたエイナムに、それからバハムスやオルガと雷門イレブンが反応する前にボールが回っていく。
「速過ぎる!」
「追いつけない!」
相手の素早いパス回しにフェイ=ルーンも天馬も反応できない。オルガがドリブルして上がって来たので神童拓人が走り出すと、霧野も援護するために走る。
そんな中、ワンダバはジャンヌに向けてマイナスのミキシマックスガンを撃ってみる。だが、またしてもジャンヌからオーラを取ることはできなかった。
「っ、まだダメか!」
「ジャンヌさんは、まだ覚醒していない……!」
ワンダバと円堂瑞貴がミキシマックス失敗に悔しがる中、ボールがダーナに回ったので前にいた霧野がディフェンスに入る。
「霧野!」
《ダーナ、挟まれた!》
神童もダーナのうしろに入って援護してきた。すると霧野はダーナのうしろにいる神童を見て思い返す。
(神童……)
霧野の脳裏に浮かぶのはミキシマックスしてパワーアップした神童。昔は共にボールを蹴って来たのに、いつしか差が出てきてしまったと痛感した姿でもあった。
(試合に集中するんだ!)
(いける!)
目を閉じて首を振った霧野を見たダーナは、その隙を逃さず突破した。