潜入! 踊り子大作戦!!
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――そうして面接に合格した踊り子の舞台が始まり、控え室の幕から顔を出した天馬とフェイとワンダバは周りを見渡すと、高台に信長を発見した。
パチパチパチ――……。
「はい、ありがとうございました。続きまして、円堂家の瑞貴たちによる踊りをお見せいたします!」
前の踊り子たちの踊りが終了し、ついに自分たちの出番が回って来た。ワンダバはミキシマックスガンでオーラを手に入れるため別行動を取り、瑞貴や天馬たちは舞台に上がる。
「おっ、天馬たちの番か。がんばれよ!」
天馬たちの番がついに来たと、面接のときから見守っていた太助もワクワクしていた。
「なんと、朝廷が認めたという伝説の踊りの妙技をご覧ください!」
「「「「「おおぉぉおおお!!」」」」」
(がんばってくださいませ、拓人様!)
観客に紛れて給仕をするお勝も、神童たちを応援する。
ワンダバが茂みからスタンバイ完了と合図を出すと、頷いたフェイは音楽プレーヤーのスイッチを入れる。その音に合わせて錦と神童と剣城は演奏するフリをして天馬たちは踊り始めた。
「ん? あのときの者たちか。だが……」
服装は違うが信長は前に会った天馬たちだと気づいた。しかし天馬たちは緊張のあまりお互いぶつかったり、踊りの順番を間違えたり、太鼓のバチを手から滑らせてしまった。これでは信長を魅了するどころではなくイライラさせてしまうだけである。
(どうしよう! 信長は全然踊りに夢中になってない! このままじゃ、信長のオーラをもらうことができない! どうしたら……!)
テンテン――……。
どうすればいいのかと天馬は考えていると、足元にボールが転がって来た。見れば舞台の陰で藤吉郎が顔を出していた。
(藤吉郎さん?)
(天馬。お前たちの本当の魅力、見せてやれ)
(そうか! 俺たちにはこれがあったんだ!
ウィンクをした藤吉郎は再び舞台の陰に隠れると、その意図に気づいた天馬はさっそくボールを蹴り始めた。その姿に信長や観客だけでなく、信助たちも驚いて声をかける。
「て、天馬……」
「踊りなんかじゃない。俺たちがやるべきなのはサッカーだ!」
「そういうことか!」
「神童先輩!」
天馬が何を考えて行動したのかと神童がわかって声を上げると、天馬は神童にパスを出した。
(付け焼刃の踊りより、俺たちのサッカーを見せつけるほうが!)
(よほど人を惹きつける可能性がある!)
「えっ!? あ~もう訳わかんないけど……えいっ!」
神童が剣城にパスをし、さらに剣城もリフティングをしてボールを高く上げると、帽子を取った信助がジャンプをしてヘディングをして錦にボールを回した。
自分たちの得意としたサッカーを披露すると、信長も思わず椅子から立ち上がり、観客と共にサッカーをする天馬たちを見ていた。予定と違ったが信長を魅了することに成功したとフェイがワンダバに合図を出す。
「いくぞ!」
飛び出したワンダバが神童に声をかけ頷いたのを確認するとミキシマックスガンを取り出した。そしてマイナスの銃を信長に、プラスの銃を神童に向けて発射させるが――。
「ぐあっ!」
「「「「「あっ!」」」」」
「そんな!」
またも失敗してしまったと天馬たちはショックを受ける。しかし怪しい動きをしたと変わりないので兵たちに囲まれる前にワンダバは走り出したが、舞台にいる瑞貴たちにも兵士が取り囲んで来た。
「曲者ですー!」
「あー!」
「あやつ確か、あの者たちと……」
何故かワンダバの逃げる方向に現れたベータにより、ワンダバは投網を投げられ捕まってしまった。それを見た信長はワンダバが天馬や瑞貴たちと一緒にいた者だと気づく。
「こやつらは、信長様の命を狙う不届き者です! ほら、これが証拠!」
「!」
花火鉄砲と誤魔化したミキシマックスガンを、証拠としてベータに突き付けられた信長は目を見開いた。これ以上のヘタなごまかしはもうできず、絶体絶命のピンチに陥ってしまう――!
☆コーチの 今日の格言☆
自分の原点を見直すことで、次のステップへと導く……初心って不思議だね
以上!!
パチパチパチ――……。
「はい、ありがとうございました。続きまして、円堂家の瑞貴たちによる踊りをお見せいたします!」
前の踊り子たちの踊りが終了し、ついに自分たちの出番が回って来た。ワンダバはミキシマックスガンでオーラを手に入れるため別行動を取り、瑞貴や天馬たちは舞台に上がる。
「おっ、天馬たちの番か。がんばれよ!」
天馬たちの番がついに来たと、面接のときから見守っていた太助もワクワクしていた。
「なんと、朝廷が認めたという伝説の踊りの妙技をご覧ください!」
「「「「「おおぉぉおおお!!」」」」」
(がんばってくださいませ、拓人様!)
観客に紛れて給仕をするお勝も、神童たちを応援する。
ワンダバが茂みからスタンバイ完了と合図を出すと、頷いたフェイは音楽プレーヤーのスイッチを入れる。その音に合わせて錦と神童と剣城は演奏するフリをして天馬たちは踊り始めた。
「ん? あのときの者たちか。だが……」
服装は違うが信長は前に会った天馬たちだと気づいた。しかし天馬たちは緊張のあまりお互いぶつかったり、踊りの順番を間違えたり、太鼓のバチを手から滑らせてしまった。これでは信長を魅了するどころではなくイライラさせてしまうだけである。
(どうしよう! 信長は全然踊りに夢中になってない! このままじゃ、信長のオーラをもらうことができない! どうしたら……!)
テンテン――……。
どうすればいいのかと天馬は考えていると、足元にボールが転がって来た。見れば舞台の陰で藤吉郎が顔を出していた。
(藤吉郎さん?)
(天馬。お前たちの本当の魅力、見せてやれ)
(そうか! 俺たちにはこれがあったんだ!
ウィンクをした藤吉郎は再び舞台の陰に隠れると、その意図に気づいた天馬はさっそくボールを蹴り始めた。その姿に信長や観客だけでなく、信助たちも驚いて声をかける。
「て、天馬……」
「踊りなんかじゃない。俺たちがやるべきなのはサッカーだ!」
「そういうことか!」
「神童先輩!」
天馬が何を考えて行動したのかと神童がわかって声を上げると、天馬は神童にパスを出した。
(付け焼刃の踊りより、俺たちのサッカーを見せつけるほうが!)
(よほど人を惹きつける可能性がある!)
「えっ!? あ~もう訳わかんないけど……えいっ!」
神童が剣城にパスをし、さらに剣城もリフティングをしてボールを高く上げると、帽子を取った信助がジャンプをしてヘディングをして錦にボールを回した。
自分たちの得意としたサッカーを披露すると、信長も思わず椅子から立ち上がり、観客と共にサッカーをする天馬たちを見ていた。予定と違ったが信長を魅了することに成功したとフェイがワンダバに合図を出す。
「いくぞ!」
飛び出したワンダバが神童に声をかけ頷いたのを確認するとミキシマックスガンを取り出した。そしてマイナスの銃を信長に、プラスの銃を神童に向けて発射させるが――。
「ぐあっ!」
「「「「「あっ!」」」」」
「そんな!」
またも失敗してしまったと天馬たちはショックを受ける。しかし怪しい動きをしたと変わりないので兵たちに囲まれる前にワンダバは走り出したが、舞台にいる瑞貴たちにも兵士が取り囲んで来た。
「曲者ですー!」
「あー!」
「あやつ確か、あの者たちと……」
何故かワンダバの逃げる方向に現れたベータにより、ワンダバは投網を投げられ捕まってしまった。それを見た信長はワンダバが天馬や瑞貴たちと一緒にいた者だと気づく。
「こやつらは、信長様の命を狙う不届き者です! ほら、これが証拠!」
「!」
花火鉄砲と誤魔化したミキシマックスガンを、証拠としてベータに突き付けられた信長は目を見開いた。これ以上のヘタなごまかしはもうできず、絶体絶命のピンチに陥ってしまう――!
☆コーチの 今日の格言☆
自分の原点を見直すことで、次のステップへと導く……初心って不思議だね
以上!!