極めろ! 化身アームド!!
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「ワンダバ」
「ん?」
「僕と天馬を一つにして!」
「な、なんだって!? そりゃミキシマックスってことかー!?」
「君は、ミキシマックスも知ってるの!?」
化身アームドだけでなくミキシマックスについてもシュウが知っていることに、ワンダバは思わずベンチから降り、フェイも驚きの声を上げた。
「みんなの高まった気持ちを、押し上げてやりたいんだ!」
「……わかった!」
シュウがどうしてミキシマックスのことを知っているのかは気になるが、今の状況を打破するためにはそれしかないとワンダバも頷いてリュックを背負いミキシマックス・ガンを手に取った。いきなりの展開にマネージャー組は驚く。
「「「えっ!?」」」
「天馬ー! ミキシマックスだー!」
「ええっ!? 俺!?」
そしてまた天馬も驚いた。ベンチでの会話を聞いていなかったので、まさか自分がミキシマックスの対象になると思いもしなかったのだろう。
ワンダバはマイナスの銃をシュウに、プラスの銃を天馬に向けて撃った。化身アームドじゃなくても雷門へ力を与える光景に、ドリブルしていたレイザは動きを止めて忌々しげに言う。
「余計なことを!」
「はああぁぁあああ!」
天馬は髪色と前髪の一部がシュウと同じになっており、見事ミキシマックスが成功した。
オーラを取られた反動なのかシュウは片膝を地に付くと、瑞貴がシュウの元へ駆け寄って支える。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「天馬に力を与えてくれて、ありがとう」
ミキシマックスが見事できて喜ぶ瑞貴とシュウとは反対に、マネージャー組は目を見開いていた。
「天馬……?」
「なんか変わってんぞ!?」
「これがミキシマックス……!」
「そう! シュウのオーラを天馬に融合させたのだ。これで天馬は……シュウの力を得てパワーアップできる!」
「スゴい……力が溢れて来る……! よし!」
シュウの力を確かに全身に感じた天馬は拳を握りしめ、ドリブルするレイザの元へ駆け出した。
「フンッ! ムダだ!」
「えいっ!」
しかしレイザの予想とは違い、天馬は目にも止まらない速さでレイザからボールを見事奪い取ったのだ。ワンダバもテンションが上がってきているのか手を上げて喜ぶ。
「イヤッホー!」
(僕の力が、君を引き上げる……! 守りたいモノへの天馬の願いに、僕の想いを重ねる――それが、化身アームドを呼ぶ!)
このミキシマックスが成功したのは、シュウが心から天馬を応援することによってできたのだろう。そして次に――化身アームドに繋げるためにも。
「「うおおおっ!」」
「行かせるか!」
クオースとガウラとエイナムが三人掛かりで止めに入ったが、天馬のスピードは止まらない。それどころか一気に突破した。
(シュウ……この力に俺は応える! サッカーを守るために!)
「今だ天馬! 君自身の力を発揮するときだ!」
「わかった!」
シュウの呼び掛けに一度ジャンプした天馬はミキシマックスを解き、着地して再び走り出すと化身のオーラを解き放つ。
「魔神ペガサスアーク! アームド!」
今度は魔神ペガサスアークも応えてくれたのか、天馬はとうとう化身アームドを成功させた。
「ついにできた!」
「シュウくんが後押ししてくれたおかげだね!」
「フフッ」
本当に天馬自身の力によってできた化身アームド。その感動にフェイは喜び、瑞貴も嬉しそうにお礼を言うと、シュウは照れくさそうに鼻の下を擦った。
ドリブルして行く天馬の相手は、もうゴールを守るザノウだけだ。
「来い!」
「はああぁぁあああ! うりゃあ!」
「キーパーコマンド03!」
【ドーンシャウト】
ジャンプして勢いよく天馬の撃ったシュートがザノウの必殺技を破り、ゴールへと突き刺さった。
「ん?」
「僕と天馬を一つにして!」
「な、なんだって!? そりゃミキシマックスってことかー!?」
「君は、ミキシマックスも知ってるの!?」
化身アームドだけでなくミキシマックスについてもシュウが知っていることに、ワンダバは思わずベンチから降り、フェイも驚きの声を上げた。
「みんなの高まった気持ちを、押し上げてやりたいんだ!」
「……わかった!」
シュウがどうしてミキシマックスのことを知っているのかは気になるが、今の状況を打破するためにはそれしかないとワンダバも頷いてリュックを背負いミキシマックス・ガンを手に取った。いきなりの展開にマネージャー組は驚く。
「「「えっ!?」」」
「天馬ー! ミキシマックスだー!」
「ええっ!? 俺!?」
そしてまた天馬も驚いた。ベンチでの会話を聞いていなかったので、まさか自分がミキシマックスの対象になると思いもしなかったのだろう。
ワンダバはマイナスの銃をシュウに、プラスの銃を天馬に向けて撃った。化身アームドじゃなくても雷門へ力を与える光景に、ドリブルしていたレイザは動きを止めて忌々しげに言う。
「余計なことを!」
「はああぁぁあああ!」
天馬は髪色と前髪の一部がシュウと同じになっており、見事ミキシマックスが成功した。
オーラを取られた反動なのかシュウは片膝を地に付くと、瑞貴がシュウの元へ駆け寄って支える。
「大丈夫?」
「はい、大丈夫です」
「天馬に力を与えてくれて、ありがとう」
ミキシマックスが見事できて喜ぶ瑞貴とシュウとは反対に、マネージャー組は目を見開いていた。
「天馬……?」
「なんか変わってんぞ!?」
「これがミキシマックス……!」
「そう! シュウのオーラを天馬に融合させたのだ。これで天馬は……シュウの力を得てパワーアップできる!」
「スゴい……力が溢れて来る……! よし!」
シュウの力を確かに全身に感じた天馬は拳を握りしめ、ドリブルするレイザの元へ駆け出した。
「フンッ! ムダだ!」
「えいっ!」
しかしレイザの予想とは違い、天馬は目にも止まらない速さでレイザからボールを見事奪い取ったのだ。ワンダバもテンションが上がってきているのか手を上げて喜ぶ。
「イヤッホー!」
(僕の力が、君を引き上げる……! 守りたいモノへの天馬の願いに、僕の想いを重ねる――それが、化身アームドを呼ぶ!)
このミキシマックスが成功したのは、シュウが心から天馬を応援することによってできたのだろう。そして次に――化身アームドに繋げるためにも。
「「うおおおっ!」」
「行かせるか!」
クオースとガウラとエイナムが三人掛かりで止めに入ったが、天馬のスピードは止まらない。それどころか一気に突破した。
(シュウ……この力に俺は応える! サッカーを守るために!)
「今だ天馬! 君自身の力を発揮するときだ!」
「わかった!」
シュウの呼び掛けに一度ジャンプした天馬はミキシマックスを解き、着地して再び走り出すと化身のオーラを解き放つ。
「魔神ペガサスアーク! アームド!」
今度は魔神ペガサスアークも応えてくれたのか、天馬はとうとう化身アームドを成功させた。
「ついにできた!」
「シュウくんが後押ししてくれたおかげだね!」
「フフッ」
本当に天馬自身の力によってできた化身アームド。その感動にフェイは喜び、瑞貴も嬉しそうにお礼を言うと、シュウは照れくさそうに鼻の下を擦った。
ドリブルして行く天馬の相手は、もうゴールを守るザノウだけだ。
「来い!」
「はああぁぁあああ! うりゃあ!」
「キーパーコマンド03!」
【ドーンシャウト】
ジャンプして勢いよく天馬の撃ったシュートがザノウの必殺技を破り、ゴールへと突き刺さった。