ゴッドエデンの特訓!!
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ルートクラフトから光が出ると、五人のプロトコル・オメガ2.0の選手が現れたので天馬は声を上げる。
「プロトコル・オメガ2.0!」
「ではない。我々は――エイナム!」
「レイザ!」
「クオース!」
「ザノウ!」
「ガウラ!」
「我ら、アルファに従う『チームA5』!」
「チームA5……?」
「精鋭五人ということだな!」
エイナムが告げたチーム名に天馬は不思議に思うと、ワンダバはキャプテンを除いたメンバーの中でも特に強い五人だとわかった。
「この島で特訓して、化身アームドを身に付けようというのか。フッ、笑わせる。ムダな努力をする前に……ここでお前たちも仲間と同じように素直になってもらおう」
「素直に?」
「とことん痛めつけて、二度とサッカーをしたいなど思わないようにしてやろうということだ」
「サッカーバトルということか!」
「わかった! 俺たちが勝ったら、歴史を元に戻すんだ!」
「円堂監督を返せ!」
「三国さんたちのマインドコントロールも、解いてもらう!」
「いいだろう……ただし勝てたらな」
天馬と信助と神童から次々と出される要求を、エイナムは素直に了承したのでレイザは小声で話しかける。
「いいのか? そんな約束……」
「フッ……守るつもりなどない」
自分たちが勝つ自信もあるだろうが、エイナムは最初から約束を守るつもりなどない。それにレイザも異論することなくむしろその通りだと笑っていた。
それぞれのベンチに移動してミーティングを開始した。相手が五人で来るならこちらも五人を選ばなくてはならない。
「よし! この大監督・クラーク=ワンダバット様がスターティングメンバー五人を発表する! まずは、フェイ! そして瑞貴殿!」
「待って。僕は外れる」
「私も同じく」
「なっ?」
「「?」」
勢いよく一人目を発表したワンダバだが、その本人にアッサリと否定された。プロトコル・オメガに一番対応できるフェイが出場しないことに天馬も剣城も不思議に思うと、フェイは反対のベンチでストレッチするチームA5を見つつ小声でみんなに話しかける。
「今まで十一人で来てたプロトコル・オメガが、五人で来るのはおかしいと思わないか? ひょっとしたらエルドラドの命令で来たんじゃないかもしれない」
「……考えられないこともない」
「だとして、彼らは何故?」
「理由はわからない。けど、そうだとしたらこれはチャンスだ」
「チャンス?」
「化身アームドの特訓として実践以上の舞台はない」
「私はみんなの成長の妨げになりたくないし、これからはフェイくんがデュプリを使う試合以外は出ないようにする。それにこの戦いでみんなが化身アームドを習得する何かをつかんでくれることを祈っているから」
神童や天馬たちもフェイと瑞貴の言う通りだと互いを見て頷き合う。
それぞれのチームがポジションに着き、先攻はチームA5からだ。このゲームで化身アームドを身に付けようと天馬は意気込む。
(化身を出し続ければ、きっと……!)
「いくぞ」
エイナムの合図でバトル開始。レイザからボールを受け取ったエイナムがドリブルすると、さっそく剣城が駆け出して行く。
「ふっ!」
「なっ!?」
エイナムはボールを剣城に向かって浮かせる。それに剣城は不意を突かれてしまい、その間にエイナムは体を滑らすように剣城を突破してボールを取った。
「何っ!?」
「このバトルは歴史改変とは関係ない。共鳴現象は起きないんだよ。故に、化身アームドできる可能性はゼロ……つまりお前たちの負けだ」
「「「「「!」」」」」
天馬たちがこのバトルで化身アームドを身に付けようとした狙いを、エイナムたちは見破っていた。そしてそのままシュート体勢へ入る。
「シュートコマンド06!」
【プラズマボール】
「「「うわあっ!」」」
強力なプラズマを浴びたシュートは、天馬と錦と神童を一気に吹き飛ばしてゴールへと向かっていく。
「護星神タイタニアス! マジン・ザ・ハンド!」
化身を出して信助は止めようとするが、エイナムの必殺シュートは信助の化身の力を上回り、ゴールに突き刺さった。
「やっぱり、化身じゃ通用しないんだ……!」
ダメージを受けた体を起き上がらせながら、天馬はプロトコル・オメガが個人だけでも化身より強いとわかった。それに勝つための化身アームドを身に付けることができるのだろうか――!?
☆コーチの 今日の格言☆
何かを得るにせよ、変わるにせよ、成長するためには最終的に自分自身の力が必要なんだよ
以上!!
「プロトコル・オメガ2.0!」
「ではない。我々は――エイナム!」
「レイザ!」
「クオース!」
「ザノウ!」
「ガウラ!」
「我ら、アルファに従う『チームA5』!」
「チームA5……?」
「精鋭五人ということだな!」
エイナムが告げたチーム名に天馬は不思議に思うと、ワンダバはキャプテンを除いたメンバーの中でも特に強い五人だとわかった。
「この島で特訓して、化身アームドを身に付けようというのか。フッ、笑わせる。ムダな努力をする前に……ここでお前たちも仲間と同じように素直になってもらおう」
「素直に?」
「とことん痛めつけて、二度とサッカーをしたいなど思わないようにしてやろうということだ」
「サッカーバトルということか!」
「わかった! 俺たちが勝ったら、歴史を元に戻すんだ!」
「円堂監督を返せ!」
「三国さんたちのマインドコントロールも、解いてもらう!」
「いいだろう……ただし勝てたらな」
天馬と信助と神童から次々と出される要求を、エイナムは素直に了承したのでレイザは小声で話しかける。
「いいのか? そんな約束……」
「フッ……守るつもりなどない」
自分たちが勝つ自信もあるだろうが、エイナムは最初から約束を守るつもりなどない。それにレイザも異論することなくむしろその通りだと笑っていた。
それぞれのベンチに移動してミーティングを開始した。相手が五人で来るならこちらも五人を選ばなくてはならない。
「よし! この大監督・クラーク=ワンダバット様がスターティングメンバー五人を発表する! まずは、フェイ! そして瑞貴殿!」
「待って。僕は外れる」
「私も同じく」
「なっ?」
「「?」」
勢いよく一人目を発表したワンダバだが、その本人にアッサリと否定された。プロトコル・オメガに一番対応できるフェイが出場しないことに天馬も剣城も不思議に思うと、フェイは反対のベンチでストレッチするチームA5を見つつ小声でみんなに話しかける。
「今まで十一人で来てたプロトコル・オメガが、五人で来るのはおかしいと思わないか? ひょっとしたらエルドラドの命令で来たんじゃないかもしれない」
「……考えられないこともない」
「だとして、彼らは何故?」
「理由はわからない。けど、そうだとしたらこれはチャンスだ」
「チャンス?」
「化身アームドの特訓として実践以上の舞台はない」
「私はみんなの成長の妨げになりたくないし、これからはフェイくんがデュプリを使う試合以外は出ないようにする。それにこの戦いでみんなが化身アームドを習得する何かをつかんでくれることを祈っているから」
神童や天馬たちもフェイと瑞貴の言う通りだと互いを見て頷き合う。
それぞれのチームがポジションに着き、先攻はチームA5からだ。このゲームで化身アームドを身に付けようと天馬は意気込む。
(化身を出し続ければ、きっと……!)
「いくぞ」
エイナムの合図でバトル開始。レイザからボールを受け取ったエイナムがドリブルすると、さっそく剣城が駆け出して行く。
「ふっ!」
「なっ!?」
エイナムはボールを剣城に向かって浮かせる。それに剣城は不意を突かれてしまい、その間にエイナムは体を滑らすように剣城を突破してボールを取った。
「何っ!?」
「このバトルは歴史改変とは関係ない。共鳴現象は起きないんだよ。故に、化身アームドできる可能性はゼロ……つまりお前たちの負けだ」
「「「「「!」」」」」
天馬たちがこのバトルで化身アームドを身に付けようとした狙いを、エイナムたちは見破っていた。そしてそのままシュート体勢へ入る。
「シュートコマンド06!」
【プラズマボール】
「「「うわあっ!」」」
強力なプラズマを浴びたシュートは、天馬と錦と神童を一気に吹き飛ばしてゴールへと向かっていく。
「護星神タイタニアス! マジン・ザ・ハンド!」
化身を出して信助は止めようとするが、エイナムの必殺シュートは信助の化身の力を上回り、ゴールに突き刺さった。
「やっぱり、化身じゃ通用しないんだ……!」
ダメージを受けた体を起き上がらせながら、天馬はプロトコル・オメガが個人だけでも化身より強いとわかった。それに勝つための化身アームドを身に付けることができるのだろうか――!?
☆コーチの 今日の格言☆
何かを得るにせよ、変わるにせよ、成長するためには最終的に自分自身の力が必要なんだよ
以上!!