壮絶! 最後の聖戦!!
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恐れていたことが現実となり、それを知らせることができなかったヒロトや緑川たちは悔いても悔やみきれない。
「円堂くんや瑞貴ちゃんに伝えることができなかった……ドラゴンリンクの秘密を……!」
「――過ぎたことを悔やんでも仕方ねぇだろ」
「不動くん!」
「風丸と壁山もいるぜ」
現れたのはなんと十年前のイナズマジャパンのメンバーであり、円堂と共に調査に赴いていた不動明王、風丸一郎太、壁山塀吾郎だ。懐かしの顔触れにヒロトも緑川も驚く。
「来ていたのか、みんな!」
「サッカーの未来がかかった試合っスからね!」
「どんな結果になろうと、俺たちにはこの決戦を見守る義務がある」
そしてまた神崎シンと神崎瞳子のそばで、砂木沼治や黒裂真命たち聖堂山中サッカー部のメンバーも観客席で試合の行く末を見守っている。
「大丈夫か、倉間!」
「倉間先輩!」
「ウッ……!」
マトモに化身シュートを受けてしまった倉間を錦や天馬たちは心配するが、ダメージがかなり大きいようだ。それを見た円堂は選手交代を命じる。
「輝、倉間と交代だ。出るぞ!」
「あっ、はい!」
倉間は一人で動ける状態じゃないので、速水と浜野が肩を貸す。自分をかばったせいで……と天馬は眉を下げて責任を感じる。
「先輩……」
「そんな顔するな。キャプテンが倒れたらチームはガタガタになる……それを防いだだけだ。あとは頼む」
チームのために倉間は身を挺してくれて、ベンチに向かうそんな彼の背中をみんなは見届けていた。
しかし状況は最悪なこととなっており、剣城は2対3と表示された電光掲示板を見て眉を寄せる。
「また突き放されたか……!」
「まさか、全員が化身使いとは……!」
「ドラゴンリンクですか……」
「あんな奴らに、どうやって立ち向かえばいいんだよ……!」
霧野と影山輝と狩屋たちはドラゴンリンクの真の恐ろしさに焦りが生じる。この状況をどうすればいいのかと、全員が自然と天馬に顔を向けた。
(なんとかしなくちゃ……俺が…俺が……!)
キャプテンとしてなんとかしなくてはと考える天馬。そしてある案が思いつく。
「そうだ! 相手が化身なら、俺たちも化身で立ち向かうしかない!」
「化身に、化身を!?」
「でも相手は十一人全員が化身使いなんだド?」
「ボールは一つしかありません。ボールを持っている化身にこっちも化身をぶつければ、きっとなんとかなります!」
「化身に化身をぶつけるって……」
「そんなやり方……」
天馬の作戦に霧野も天城も驚くが、輝と狩屋はさっきの作戦よりあまりにもリスクが高いと顔を見合わせる。
化身使いが十一人いるドラゴンリンクに対し、こちらは入院している神童拓人を除けば四人しかいない。そのために、天馬は化身使いの錦と剣城と信助の元へ向かう。
「錦先輩、剣城、信助……いいね?」
「きばってみるかのう!」
「……わかった」
「うん……!」
「よし、やるぞ!」
作戦を立て、本人たちの了承を得た……まずは同点を目指すのみである。
「円堂くんや瑞貴ちゃんに伝えることができなかった……ドラゴンリンクの秘密を……!」
「――過ぎたことを悔やんでも仕方ねぇだろ」
「不動くん!」
「風丸と壁山もいるぜ」
現れたのはなんと十年前のイナズマジャパンのメンバーであり、円堂と共に調査に赴いていた不動明王、風丸一郎太、壁山塀吾郎だ。懐かしの顔触れにヒロトも緑川も驚く。
「来ていたのか、みんな!」
「サッカーの未来がかかった試合っスからね!」
「どんな結果になろうと、俺たちにはこの決戦を見守る義務がある」
そしてまた神崎シンと神崎瞳子のそばで、砂木沼治や黒裂真命たち聖堂山中サッカー部のメンバーも観客席で試合の行く末を見守っている。
「大丈夫か、倉間!」
「倉間先輩!」
「ウッ……!」
マトモに化身シュートを受けてしまった倉間を錦や天馬たちは心配するが、ダメージがかなり大きいようだ。それを見た円堂は選手交代を命じる。
「輝、倉間と交代だ。出るぞ!」
「あっ、はい!」
倉間は一人で動ける状態じゃないので、速水と浜野が肩を貸す。自分をかばったせいで……と天馬は眉を下げて責任を感じる。
「先輩……」
「そんな顔するな。キャプテンが倒れたらチームはガタガタになる……それを防いだだけだ。あとは頼む」
チームのために倉間は身を挺してくれて、ベンチに向かうそんな彼の背中をみんなは見届けていた。
しかし状況は最悪なこととなっており、剣城は2対3と表示された電光掲示板を見て眉を寄せる。
「また突き放されたか……!」
「まさか、全員が化身使いとは……!」
「ドラゴンリンクですか……」
「あんな奴らに、どうやって立ち向かえばいいんだよ……!」
霧野と影山輝と狩屋たちはドラゴンリンクの真の恐ろしさに焦りが生じる。この状況をどうすればいいのかと、全員が自然と天馬に顔を向けた。
(なんとかしなくちゃ……俺が…俺が……!)
キャプテンとしてなんとかしなくてはと考える天馬。そしてある案が思いつく。
「そうだ! 相手が化身なら、俺たちも化身で立ち向かうしかない!」
「化身に、化身を!?」
「でも相手は十一人全員が化身使いなんだド?」
「ボールは一つしかありません。ボールを持っている化身にこっちも化身をぶつければ、きっとなんとかなります!」
「化身に化身をぶつけるって……」
「そんなやり方……」
天馬の作戦に霧野も天城も驚くが、輝と狩屋はさっきの作戦よりあまりにもリスクが高いと顔を見合わせる。
化身使いが十一人いるドラゴンリンクに対し、こちらは入院している神童拓人を除けば四人しかいない。そのために、天馬は化身使いの錦と剣城と信助の元へ向かう。
「錦先輩、剣城、信助……いいね?」
「きばってみるかのう!」
「……わかった」
「うん……!」
「よし、やるぞ!」
作戦を立て、本人たちの了承を得た……まずは同点を目指すのみである。