化身! 戦国武神ムサシ見参!!
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雷門対木戸川清修の試合は木戸川清修が2点リードして前半を終えた。ハーフタイムに雷門の前に現れたのは、なんと円堂瑞貴や鬼道有人と共に戦った仲間・染岡竜吾だ。
彼は錦龍馬がイタリアで出会った師匠らしく、染岡のおかげで錦は化身・戦国武神ムサシを出現させることに成功。一気に2点も取って同点に追いつくことができた。
「重騎兵バロンが、破られた……!」
「チッ!」
「クッ! ……――監督?」
化身を使っても破られたので硬山強も滝総介も悔しがると、貴志部大河はベンチにいるアフロディが笑みを浮かべていることに気づいた。
「これでこそ、雷門!」
「どういうことですか?」
「これでいい……」
鬼怒川我貫は問いかけるがアフロディは応えることなく、むしろ待っていたかのようだ。その表情に瑞貴と鬼道は不思議に思っても警戒している。
「気になるね。あの微笑み……」
「まだ何か策を用意しているというのか、アフロディ……!」
同点に追いついたとはいえ、まだまだ油断できないだろう。
《さあ2対2の同点! 勝利するのは木戸川清修か!? 雷門か!?》
「スゴいわ、錦くん!」
「やったー! やったー!」
「これで同点!」
「なんだよ、いけそうじゃねぇか!」
「おい、これひょっとして!」
「ああ!」
音無春奈を始め、空野葵も山菜茜も瀬戸水鳥も錦の実力に喜びを覚えた。一乃七助と青山俊介も、去年の雪辱を果たせるかもしれないと思っている。
「錦先輩!」
「さすがだな」
「これがわしの実力ぜよ!」
「流れはこちらに向いている。一気に行くぞ!」
「「「「「オウッ/はい!」」」」」
松風天馬や神童拓人や錦を始め雷門中は勢いが増してきた。しかし総介は気にくわないという顔をしている。
「調子に乗りやがって……!」
「まだ同点だ。焦るな」
「焦る? 雷門なんて俺の鉄騎兵ナイトで叩き潰すだけだ」
「落ち着け。今の雷門は勢いに乗っている……チームで力を合わせて抑えるんだ」
「いいから早くボールを寄越せ!」
「…………」
なんとか宥めようとした貴志部はそれでも荒ぶる総介にムダだと悟ったのか、首を横に振ると河宮幸多と顔を見合わせて頷いた。
木戸川清修のボールで試合再開。貴志部からボールを受け取った河宮がドリブルすると、自分に回していないことで宗助は顔をしかめた。
「俺にボールを渡さないつもりか!」
意図が読めた総介も走り出し、河宮の前に神童と倉間典人が二人掛かりでディフェンスに向かうと……。
「河宮!」
「和泉!」
「――ふっ!」
和泉奏秋が声をかけたのでパスを回す河宮。しかしそのボールを取ったのは総介だった。彼にボールを回すのを阻止しようとしていた貴志部と河宮は声を上げる。
「「総介!」」
「いくぜ、雷門!」
「おいでなすったぜよ!」
「うおおぉぉおおお!」
錦と天馬も対応しに駆け出すと、総介の迫力はまさに危機迫るものだった。
「総介、和泉、ゴッドトライアングルだ!」
「わかった!」
「っ!」
「総介!」
貴志部の指示に和泉は了承するが、総介はそれを聞かずにスピードを上げ、天馬と錦を突破する。
彼は錦龍馬がイタリアで出会った師匠らしく、染岡のおかげで錦は化身・戦国武神ムサシを出現させることに成功。一気に2点も取って同点に追いつくことができた。
「重騎兵バロンが、破られた……!」
「チッ!」
「クッ! ……――監督?」
化身を使っても破られたので硬山強も滝総介も悔しがると、貴志部大河はベンチにいるアフロディが笑みを浮かべていることに気づいた。
「これでこそ、雷門!」
「どういうことですか?」
「これでいい……」
鬼怒川我貫は問いかけるがアフロディは応えることなく、むしろ待っていたかのようだ。その表情に瑞貴と鬼道は不思議に思っても警戒している。
「気になるね。あの微笑み……」
「まだ何か策を用意しているというのか、アフロディ……!」
同点に追いついたとはいえ、まだまだ油断できないだろう。
《さあ2対2の同点! 勝利するのは木戸川清修か!? 雷門か!?》
「スゴいわ、錦くん!」
「やったー! やったー!」
「これで同点!」
「なんだよ、いけそうじゃねぇか!」
「おい、これひょっとして!」
「ああ!」
音無春奈を始め、空野葵も山菜茜も瀬戸水鳥も錦の実力に喜びを覚えた。一乃七助と青山俊介も、去年の雪辱を果たせるかもしれないと思っている。
「錦先輩!」
「さすがだな」
「これがわしの実力ぜよ!」
「流れはこちらに向いている。一気に行くぞ!」
「「「「「オウッ/はい!」」」」」
松風天馬や神童拓人や錦を始め雷門中は勢いが増してきた。しかし総介は気にくわないという顔をしている。
「調子に乗りやがって……!」
「まだ同点だ。焦るな」
「焦る? 雷門なんて俺の鉄騎兵ナイトで叩き潰すだけだ」
「落ち着け。今の雷門は勢いに乗っている……チームで力を合わせて抑えるんだ」
「いいから早くボールを寄越せ!」
「…………」
なんとか宥めようとした貴志部はそれでも荒ぶる総介にムダだと悟ったのか、首を横に振ると河宮幸多と顔を見合わせて頷いた。
木戸川清修のボールで試合再開。貴志部からボールを受け取った河宮がドリブルすると、自分に回していないことで宗助は顔をしかめた。
「俺にボールを渡さないつもりか!」
意図が読めた総介も走り出し、河宮の前に神童と倉間典人が二人掛かりでディフェンスに向かうと……。
「河宮!」
「和泉!」
「――ふっ!」
和泉奏秋が声をかけたのでパスを回す河宮。しかしそのボールを取ったのは総介だった。彼にボールを回すのを阻止しようとしていた貴志部と河宮は声を上げる。
「「総介!」」
「いくぜ、雷門!」
「おいでなすったぜよ!」
「うおおぉぉおおお!」
錦と天馬も対応しに駆け出すと、総介の迫力はまさに危機迫るものだった。
「総介、和泉、ゴッドトライアングルだ!」
「わかった!」
「っ!」
「総介!」
貴志部の指示に和泉は了承するが、総介はそれを聞かずにスピードを上げ、天馬と錦を突破する。