最後のキック! 未来(アス)に向かって飛べ‼
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対してイクサルフリートは敗北したという事実が受け止めきれず、オズロックも両膝を地に付けたまま呆然としている。
「敗北するとは……考えられぬ……」
「我々の力を見せつけるはずが、こんな結果になろうとは……」
「何故だ……何故負けるはずのない戦いに負けたのだ……」
イシガシ=ゴーラムたちもこの日のため、復讐のため力を付けて来たのに、ショックが大きかった。
「あっ……」
ダダダダダッ!
天馬がイクサルフリートの元へ行こうとすると、突如十数人の足音が聞こえてきた。見れば、ファラム・オービアスの警備兵が銃を持ってフィールドのイクサルフリート陣内に取り囲む。
同じ位置にいたギャラクシーイレブンも囲まれる結果となったが、彼らの狙いはあくまでイクサルフリート、代表するように女王の側近・ミネル=エイバがオズロックの元へと向かう。
「オズロック! 貴様をS級犯罪人として、裁判にかける! 恐らく存在抹消の刑は免れまい!」
「フッ……。もう少しで宇宙を、この手につかめたというのに……クッ!」
「――つかめたさ!」
「……何?」
悔しそうに拳を握るオズロックに声をかけたのは天馬だった。ミネルも功労者として敬意を表しているのか胸に手を当てて道を譲り、他のイクサルフリートも自然と脇に寄った。天馬はしゃがみこみ、オズロックと目線を合わせる。
「お前だって、俺たちだって、みんな未来をつかみ取ったんだ! これから、みんなでやり直せるんだ!」
「……やり直すだと? 私たちは全てを奪われた。何もかも奪われて、復讐すると誓ったのだ! ぬくぬくと平和な星で育った、お前に何がわかる!」
オズロックたちは故郷の星を滅ぼされ、脱出されたメンバーの中でも数少なく目覚め、復讐相手の星に使えるフリをして来て、今日ここまでやって来た。どれだけの年月の中で耐えてきたのか想像を絶するだろう。
「確かに俺にはわからない。だけど、復讐したからってどうなるの? それじゃ、過去に縛られてるだけで何も変わらない! 前に進まなきゃ――」
「前になど進めぬ! 復讐することこそが、私たちが存在してきた理由なのだからな!」
「どんな理由があろうと、罪を犯したお前たちは裁かれねばならない!」
チャキッ!
「あっ――」
ミネルが手を上げると、警備兵が再び銃を構え出した。イシガシやフォボスたちはオズロックを守るように囲み、天馬はミネルに向かって声を上げようとすると……。
「待て!」
「「!」」
「ララヤ様!?」
しかし止めたのは天馬ではなかった。フィールドに現れたのはファラム・オービアスの女王・ララヤ=オビエス。この星の最高権威者が現れてイクサルフリートも少なからず驚き、天馬は立ち上がってララヤに道を譲ると、ララヤはオズロックの前に止まる。
「ミネル」
「ハッ!」
「ファラム・オービアスの罪は、どうするのじゃ?」
「……ハッ?」
「ファラム・オービアスは、オズロックの星を攻め滅ぼした。その罪はどのように問うのじゃ?」
「そ、それは……過去のことで……」
「そうじゃ! 過去のことじゃ! そのことも……――このことも! だから、お相子ってことにすればいいのじゃ!」
「なっ!?」
ララヤは先祖がイクサルフリートの星を滅ぼしたのが過去のことなら、今この場でイクサルフリートが謀反を起こしたことも『過去』のことだと、仁王立ちして堂々と告げた。さらには笑顔を向けて来たのでオズロックは驚いて目を見開く。
「敗北するとは……考えられぬ……」
「我々の力を見せつけるはずが、こんな結果になろうとは……」
「何故だ……何故負けるはずのない戦いに負けたのだ……」
イシガシ=ゴーラムたちもこの日のため、復讐のため力を付けて来たのに、ショックが大きかった。
「あっ……」
ダダダダダッ!
天馬がイクサルフリートの元へ行こうとすると、突如十数人の足音が聞こえてきた。見れば、ファラム・オービアスの警備兵が銃を持ってフィールドのイクサルフリート陣内に取り囲む。
同じ位置にいたギャラクシーイレブンも囲まれる結果となったが、彼らの狙いはあくまでイクサルフリート、代表するように女王の側近・ミネル=エイバがオズロックの元へと向かう。
「オズロック! 貴様をS級犯罪人として、裁判にかける! 恐らく存在抹消の刑は免れまい!」
「フッ……。もう少しで宇宙を、この手につかめたというのに……クッ!」
「――つかめたさ!」
「……何?」
悔しそうに拳を握るオズロックに声をかけたのは天馬だった。ミネルも功労者として敬意を表しているのか胸に手を当てて道を譲り、他のイクサルフリートも自然と脇に寄った。天馬はしゃがみこみ、オズロックと目線を合わせる。
「お前だって、俺たちだって、みんな未来をつかみ取ったんだ! これから、みんなでやり直せるんだ!」
「……やり直すだと? 私たちは全てを奪われた。何もかも奪われて、復讐すると誓ったのだ! ぬくぬくと平和な星で育った、お前に何がわかる!」
オズロックたちは故郷の星を滅ぼされ、脱出されたメンバーの中でも数少なく目覚め、復讐相手の星に使えるフリをして来て、今日ここまでやって来た。どれだけの年月の中で耐えてきたのか想像を絶するだろう。
「確かに俺にはわからない。だけど、復讐したからってどうなるの? それじゃ、過去に縛られてるだけで何も変わらない! 前に進まなきゃ――」
「前になど進めぬ! 復讐することこそが、私たちが存在してきた理由なのだからな!」
「どんな理由があろうと、罪を犯したお前たちは裁かれねばならない!」
チャキッ!
「あっ――」
ミネルが手を上げると、警備兵が再び銃を構え出した。イシガシやフォボスたちはオズロックを守るように囲み、天馬はミネルに向かって声を上げようとすると……。
「待て!」
「「!」」
「ララヤ様!?」
しかし止めたのは天馬ではなかった。フィールドに現れたのはファラム・オービアスの女王・ララヤ=オビエス。この星の最高権威者が現れてイクサルフリートも少なからず驚き、天馬は立ち上がってララヤに道を譲ると、ララヤはオズロックの前に止まる。
「ミネル」
「ハッ!」
「ファラム・オービアスの罪は、どうするのじゃ?」
「……ハッ?」
「ファラム・オービアスは、オズロックの星を攻め滅ぼした。その罪はどのように問うのじゃ?」
「そ、それは……過去のことで……」
「そうじゃ! 過去のことじゃ! そのことも……――このことも! だから、お相子ってことにすればいいのじゃ!」
「なっ!?」
ララヤは先祖がイクサルフリートの星を滅ぼしたのが過去のことなら、今この場でイクサルフリートが謀反を起こしたことも『過去』のことだと、仁王立ちして堂々と告げた。さらには笑顔を向けて来たのでオズロックは驚いて目を見開く。