俺たちの最後の戦い!
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「見えるよ、リュゲル兄! あそこにブラックホール!」
「それがどうした」
「「なっ!?」」
「この星が消えようが残ろうが、私にはどうでもいい」
キラーンッ……!
「「「「「っ!?」」」」」
「いけない! あれは!」
ダッ!
「瑞貴さん!?」
「天馬はみんなと、そしてサッカーを! 自分が信じ大切にする心を大事に、そして貫いて!」
「!」
オズロックが人差し指から黒いサッカーボールのようなモノを出した。それを見た瑞貴は目を見開いて天馬の制止も聞かず走り出すと、その行動で何かを察した剣城も追いかける。
(あれを撃たれたら、あの子たちは月と同じく――!)
瑞貴は大会前にオズロックと接触していた豪炎寺修也から、月が消えた原因であるボールの特徴を聞いていたのだ。それがファラム・ディーテに襲いかかろうとしたので、背筋がゾッとする。
「ふんっ!」
バシュンッ!
「ぐわっ!」
オズロックがジャンプしてそのまま撃ったシュートの風圧で剣城は弾き飛ばされるが、瑞貴はなんとかファラム・ディーテの前に滑り込んでシュートと向かい合う。
「はあああっ!」
パアアァァアアア――!
「ぐっ……くぅ……」
瑞貴はソウル・キリンを出してシュートとぶつかり合い、ソウルストライクでボールとぶつかり合ってファラム・ディーテを守ろうとする。
バシュンッ!
「わあっ!」
「「「「「うわあぁぁあああ!」」」」」
その衝撃によってできた眩い光は辺り一面に広がり、思わず天馬たちも目を瞑る。そして静まってゆっくり目を開くと……瑞貴もファラム・ディーテも、さっきまでいた場所にいなかった。
「瑞貴さん! みんな!」
「貴様ぁ!」
「な、なんということを……!」
とんでもない光景に天馬は目を見開き、剣城はオズロックに強い敵意を向け、VIPルームでは駆け付けて来てくれたカトラと両手を取り合っていたララヤも涙を浮かべる。
「瑞貴さんが…消えちゃった……!」
「いやー!」
「……あれが何か知ってて敵チームをかばったんだ。自業自得だろ」
「瞬木! お前……――っ!」
ファラム・ディーテ共々、瑞貴までもが消えて森村好葉は涙ぐみ、野咲さくらはショックのあまり悲痛の声を上げる。対して瞬木は淡々と告げたので鉄角真は振り向いて食いかかろうとしたが、瞬木が顔を歪めて拳も強く握り締めているのを見て言葉を失った。彼もまた、瑞貴が消し去られたことに怒りを覚えているのだ。
「オズロック! お前!」
「許さん!」
「フッ……次はお前たちだ」
叫ぶ天馬と剣城に、オズロックはなんてことのないように笑う。そしてこの現状が試合後の天馬たちの姿だと告げるのだった。
――VIPルームでコズミックプラズマ光子砲を管理するコンピューターすらも、オズロックの手に堕ちたことをカトラとポトムリ=エムナトルから聞き、ミネル=エイバはララヤにファラム・オービアスが進むべき道はどちらも絶望的な二つしかないと言う。
「最早、コズミックプラズマ光子砲は奴らの手の中にあります。ブラックホールが迫る今、私たちには消滅か、奴らに服従する道しか残されていない……!」
「その道を覆すための、この試合じゃ!」
「テンマたちを信じましょう。希望の竪琴は、全宇宙の人々を救うために奏でられるべきです。――決して、悪の兵器にしてはならない!」
涙を拭ったララヤも、あきらめないと告げたカトラも、天馬や剣城たちがイクサルフリートに勝つことを信じていた。
「それがどうした」
「「なっ!?」」
「この星が消えようが残ろうが、私にはどうでもいい」
キラーンッ……!
「「「「「っ!?」」」」」
「いけない! あれは!」
ダッ!
「瑞貴さん!?」
「天馬はみんなと、そしてサッカーを! 自分が信じ大切にする心を大事に、そして貫いて!」
「!」
オズロックが人差し指から黒いサッカーボールのようなモノを出した。それを見た瑞貴は目を見開いて天馬の制止も聞かず走り出すと、その行動で何かを察した剣城も追いかける。
(あれを撃たれたら、あの子たちは月と同じく――!)
瑞貴は大会前にオズロックと接触していた豪炎寺修也から、月が消えた原因であるボールの特徴を聞いていたのだ。それがファラム・ディーテに襲いかかろうとしたので、背筋がゾッとする。
「ふんっ!」
バシュンッ!
「ぐわっ!」
オズロックがジャンプしてそのまま撃ったシュートの風圧で剣城は弾き飛ばされるが、瑞貴はなんとかファラム・ディーテの前に滑り込んでシュートと向かい合う。
「はあああっ!」
パアアァァアアア――!
「ぐっ……くぅ……」
瑞貴はソウル・キリンを出してシュートとぶつかり合い、ソウルストライクでボールとぶつかり合ってファラム・ディーテを守ろうとする。
バシュンッ!
「わあっ!」
「「「「「うわあぁぁあああ!」」」」」
その衝撃によってできた眩い光は辺り一面に広がり、思わず天馬たちも目を瞑る。そして静まってゆっくり目を開くと……瑞貴もファラム・ディーテも、さっきまでいた場所にいなかった。
「瑞貴さん! みんな!」
「貴様ぁ!」
「な、なんということを……!」
とんでもない光景に天馬は目を見開き、剣城はオズロックに強い敵意を向け、VIPルームでは駆け付けて来てくれたカトラと両手を取り合っていたララヤも涙を浮かべる。
「瑞貴さんが…消えちゃった……!」
「いやー!」
「……あれが何か知ってて敵チームをかばったんだ。自業自得だろ」
「瞬木! お前……――っ!」
ファラム・ディーテ共々、瑞貴までもが消えて森村好葉は涙ぐみ、野咲さくらはショックのあまり悲痛の声を上げる。対して瞬木は淡々と告げたので鉄角真は振り向いて食いかかろうとしたが、瞬木が顔を歪めて拳も強く握り締めているのを見て言葉を失った。彼もまた、瑞貴が消し去られたことに怒りを覚えているのだ。
「オズロック! お前!」
「許さん!」
「フッ……次はお前たちだ」
叫ぶ天馬と剣城に、オズロックはなんてことのないように笑う。そしてこの現状が試合後の天馬たちの姿だと告げるのだった。
――VIPルームでコズミックプラズマ光子砲を管理するコンピューターすらも、オズロックの手に堕ちたことをカトラとポトムリ=エムナトルから聞き、ミネル=エイバはララヤにファラム・オービアスが進むべき道はどちらも絶望的な二つしかないと言う。
「最早、コズミックプラズマ光子砲は奴らの手の中にあります。ブラックホールが迫る今、私たちには消滅か、奴らに服従する道しか残されていない……!」
「その道を覆すための、この試合じゃ!」
「テンマたちを信じましょう。希望の竪琴は、全宇宙の人々を救うために奏でられるべきです。――決して、悪の兵器にしてはならない!」
涙を拭ったララヤも、あきらめないと告げたカトラも、天馬や剣城たちがイクサルフリートに勝つことを信じていた。