翔ろ! 俺のソウル‼
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「神童さん……」
「お帰り。剣城」
剣城は帰る場所を失くしたことも覚悟していたが、神童もまた迎え入れてくれた。
「最高の試合だったよ、京介くん。しばらく見ない内に、ホンット成長したね」
「瑞貴さん……!」
「あなたがどんなことを言っても、サッカーは嘘をついていなかった。強い魂は何物にも代え難い力だってことを、天馬と黒岩監督と一緒に教えてくれて、ありがとう」
「はい!」
ガコンッ!
「「「!」」」
「始まるぞ」
地震と共に何かが動く音が聞こえて天馬と神童と瑞貴が身構えると、剣城はそれが何か知っていた。
スタジアムの周りから次々と長さの違う柱が現れる光景に、九坂たちは困惑したが、カトラとポトムリはこのときを待っていたというように笑みを浮かべていた。
「な、なんじゃこりゃあ……!?」
「ついに…ついに来たのですね……! 全宇宙のために、希望の竪琴を奏でるときが……!」
「はい……! これでコズミックプラズマの力を打ち出し、ブラックホールを消し去ることができる……!」
「これが、宇宙を救う力か……」
「なんという神々しさでしょう……」
VIPルームにいるララヤとミネルも、スタジアムの周りに現れた物体に驚いた。コズミックプラズマ光子砲の正体は、空へ、宇宙へと奏でるように作られた、スタジアムを囲う巨大な竪琴だったのだ。その迫力に天馬たちも目を見開く。
「スゴい……!」
〈フフ……フハハハハッ!〉
「「「「「!」」」」」
〈勝手に使われては困る。これは私のモノだ〉
バシュンッ!
どこからか聞こえたオズロックの笑い声のあと、ワープ装置を使い天馬たちの前に現れたのは、黒いコートのようなユニフォームを着たオズロックを含めた十一人の男女だった。
「ライフエナジーが集約された宇宙最強の兵器……せっかく充填された巨大なパワーを、こんな星を救うために使うなんてもったいないではないか」
「なんだと!?」
「これはブラックホールを消すために使う約束です!」
「約束? フフフフ……」
「オズロック……あなたは……!」
「お前たちが伝説とされてきたコズミックプラズマを復活させてくれた。そして私はついに手に入れることができたのだ……――宇宙をも支配できる禁断の力をな!」
「クッ……!」
オズロックは最初からカトラとの約束を守るつもりはなかった。彼はコズミックプラズマ光子砲を自分たちの兵器として使うつもりだったのだ。約束を信じ、彼の底がない野望を見抜けなかったカトラは、悔しそうに体を震わせた。
「オズロック。お前はサッカーを、自分の目的のために使ったのか?」
「そうさ。サッカーなどどうでもよかった。コズミックプラズマ光子砲さえ完成できれば」
「そんなことのために、サッカーを利用したのか。きっと……――サッカーが怒ってる!」
神童と剣城と共にオズロックの前にやって来た天馬はそう告げた。しかし、オズロックはサッカーを生き物と同じ感情があるように告げた天馬を笑う。
「サッカーが怒ってるだと? サッカーが好きなあまり人間扱いというわけか。幼稚な奴だ……」
「わかってるさ。サッカーは人じゃない。だけどサッカーは……サッカーは俺たちにとって、かけがえのないものなんだ! 心と心をぶつけ合って、自分と向き合えて、出会った人みんなを繋いでくれる、そんな大切な友達みたいなものなんだ! サッカーを悪用する奴は許さない!」
「最早、意味不明だな。それではサッカーとは何か確かめようじゃないか。さあ、キックオフだ!」
本当の最後の戦いが、今ここに始まる――!
☆コーチの 今日の格言☆
強い魂は何物にも代え難い力
以上!!
「お帰り。剣城」
剣城は帰る場所を失くしたことも覚悟していたが、神童もまた迎え入れてくれた。
「最高の試合だったよ、京介くん。しばらく見ない内に、ホンット成長したね」
「瑞貴さん……!」
「あなたがどんなことを言っても、サッカーは嘘をついていなかった。強い魂は何物にも代え難い力だってことを、天馬と黒岩監督と一緒に教えてくれて、ありがとう」
「はい!」
ガコンッ!
「「「!」」」
「始まるぞ」
地震と共に何かが動く音が聞こえて天馬と神童と瑞貴が身構えると、剣城はそれが何か知っていた。
スタジアムの周りから次々と長さの違う柱が現れる光景に、九坂たちは困惑したが、カトラとポトムリはこのときを待っていたというように笑みを浮かべていた。
「な、なんじゃこりゃあ……!?」
「ついに…ついに来たのですね……! 全宇宙のために、希望の竪琴を奏でるときが……!」
「はい……! これでコズミックプラズマの力を打ち出し、ブラックホールを消し去ることができる……!」
「これが、宇宙を救う力か……」
「なんという神々しさでしょう……」
VIPルームにいるララヤとミネルも、スタジアムの周りに現れた物体に驚いた。コズミックプラズマ光子砲の正体は、空へ、宇宙へと奏でるように作られた、スタジアムを囲う巨大な竪琴だったのだ。その迫力に天馬たちも目を見開く。
「スゴい……!」
〈フフ……フハハハハッ!〉
「「「「「!」」」」」
〈勝手に使われては困る。これは私のモノだ〉
バシュンッ!
どこからか聞こえたオズロックの笑い声のあと、ワープ装置を使い天馬たちの前に現れたのは、黒いコートのようなユニフォームを着たオズロックを含めた十一人の男女だった。
「ライフエナジーが集約された宇宙最強の兵器……せっかく充填された巨大なパワーを、こんな星を救うために使うなんてもったいないではないか」
「なんだと!?」
「これはブラックホールを消すために使う約束です!」
「約束? フフフフ……」
「オズロック……あなたは……!」
「お前たちが伝説とされてきたコズミックプラズマを復活させてくれた。そして私はついに手に入れることができたのだ……――宇宙をも支配できる禁断の力をな!」
「クッ……!」
オズロックは最初からカトラとの約束を守るつもりはなかった。彼はコズミックプラズマ光子砲を自分たちの兵器として使うつもりだったのだ。約束を信じ、彼の底がない野望を見抜けなかったカトラは、悔しそうに体を震わせた。
「オズロック。お前はサッカーを、自分の目的のために使ったのか?」
「そうさ。サッカーなどどうでもよかった。コズミックプラズマ光子砲さえ完成できれば」
「そんなことのために、サッカーを利用したのか。きっと……――サッカーが怒ってる!」
神童と剣城と共にオズロックの前にやって来た天馬はそう告げた。しかし、オズロックはサッカーを生き物と同じ感情があるように告げた天馬を笑う。
「サッカーが怒ってるだと? サッカーが好きなあまり人間扱いというわけか。幼稚な奴だ……」
「わかってるさ。サッカーは人じゃない。だけどサッカーは……サッカーは俺たちにとって、かけがえのないものなんだ! 心と心をぶつけ合って、自分と向き合えて、出会った人みんなを繋いでくれる、そんな大切な友達みたいなものなんだ! サッカーを悪用する奴は許さない!」
「最早、意味不明だな。それではサッカーとは何か確かめようじゃないか。さあ、キックオフだ!」
本当の最後の戦いが、今ここに始まる――!
☆コーチの 今日の格言☆
強い魂は何物にも代え難い力
以上!!