神の力にあらがう者たち……!!
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元イナズマイレブンの響木正剛を監督に迎え、雷門中は全国大会一回戦を突破した。
(やったぜ、じいちゃん……!!)
その試合で円堂守のグローブは破れてしまったので、響木から円堂大介のグローブを与えられる。
「守、次の試合は世宇子中だよね。見ていこう」
「オウッ」
井上瑞貴の提案で、雷門イレブンは世宇子の試合を見に行くことにした。
――世宇子中は相手に得点を与えず、さらに圧倒的な力で相手を倒し、キャプテン・アフロディにボールが渡る。
「フフ……。神の前には、みな無力だ」
アフロディはノーマルシュートでゴールを奪った。これで、世宇子はなんと25点も得点を得ている。
「クッ…圧倒的だ……。やはり、あいつらはハンパなく強い……」
「しかも必殺技を出してないとこを見ると、まだ本気じゃないみたい……」
雷門イレブンは、彼らの実力に改めて思い知らされる。
《そして今日は、世宇子中の監督がベンチに入っています!》
「「えっ?」」
今まで姿を現さなかった世宇子の監督がいるので、円堂も瑞貴も世宇子のベンチに注目する。
その監督はなんと…元・帝国学園総帥……影山零治だ。
「「「「「な…なんだってーっ!?」」」」」
警察に捕まったはずの影山零治がいることに、雷門は驚きを隠せない。
「ど…どういうことだ……!?」
「おそらく証拠不十分で釈放されたんだ……」
「そんな…影山が世宇子の監督……? じゃあ影山は自分がそれまで率いていた帝国学園を、あんなヒドい目に合わせたっていうのか……?」
瑞貴と円堂の脳裏に、ボロボロになった帝国イレブンが浮かぶ。
「あいつは、己の勝利のためなら選手をなんとも思わないんだ……」
豪炎寺修也が歯を食いしばると、円堂は約束を守れず去ってしまった鬼道有人を思い出す。
「守、なんとしても決勝まで行かなくちゃ!」
「こうしちゃいられない! 特訓だ!!」
☆☆☆☆☆
次の日。雷門中のグラウンドでは――。
「何? もっとハードな特訓をしたいだと!?」
「あの世宇子中と戦うには、まだ私たちは力不足です」
「だからもっと練習して、強くなりたいんです!!」
瑞貴と円堂を始め、響木はみんなの表情を伺う。迷いもない、覚悟を決めた顔だった。
「そこまで言うなら、ついてこい……」
響木は学校の外れに案内し、稲妻マークの扉を開いた。そこにあったのは、見事な施設の特訓場だった。
「こ…ここは……!?」
「イナビカリ修練場だ!!!」
「イナビカリ修練場…学校の中にこんな所があったなんて……」
その設備は、今までにない強力な特訓ができる。雷門イレブンは目を見開いて驚いた。
「ここは、かつてオレたち元イナズマイレブンが特訓していた施設だ。あまりの厳しさゆえに使用禁止になっていたが……お前ら、覚悟はいいな」
「「……はい!!」」
響木が言わずとも、みんな心は決まっていた。
「よーし、特訓開始だ!!」
「いくよ、みんな!!」
「「「「「おお!!」」」」」
世宇子を倒すため、雷門イレブンは過酷な特訓を続けていく。木野秋は今まで以上にボロボロになっていく彼らを心配し、声をかける。
「危険すぎるよ! 瑞貴ちゃん、円堂くん、無茶しないで!!」
「ありがと、秋ちゃん。でも……世宇子中はイナズマ1号を止めるほどの実力なんだ」
「だから、もっともっとオレたちもレベルアップしなきゃ!」
「瑞貴ちゃん……円堂くん……」
彼らは日々ボロボロになっていくので、それは雷門中の生徒たちにも、本気で優勝を目指しているとわかるくらいだ。
――それから雷門イレブンは、レベルアップしていくため特訓を続ける。
二回戦の千羽山中に勝ち、準決勝の木戸川清修中と戦う。決勝へ行くため、大介の残した夢のため、応援していく仲間、支えてくれるみんな、傷つけられた帝国学園のためにも……。
((私/オレたちは、勝つ!!))
瑞貴がシューティングアローでゴールを決め、円堂がゴッドハンドでシュートを止めた。
(やったぜ、じいちゃん……!!)
その試合で円堂守のグローブは破れてしまったので、響木から円堂大介のグローブを与えられる。
「守、次の試合は世宇子中だよね。見ていこう」
「オウッ」
井上瑞貴の提案で、雷門イレブンは世宇子の試合を見に行くことにした。
――世宇子中は相手に得点を与えず、さらに圧倒的な力で相手を倒し、キャプテン・アフロディにボールが渡る。
「フフ……。神の前には、みな無力だ」
アフロディはノーマルシュートでゴールを奪った。これで、世宇子はなんと25点も得点を得ている。
「クッ…圧倒的だ……。やはり、あいつらはハンパなく強い……」
「しかも必殺技を出してないとこを見ると、まだ本気じゃないみたい……」
雷門イレブンは、彼らの実力に改めて思い知らされる。
《そして今日は、世宇子中の監督がベンチに入っています!》
「「えっ?」」
今まで姿を現さなかった世宇子の監督がいるので、円堂も瑞貴も世宇子のベンチに注目する。
その監督はなんと…元・帝国学園総帥……影山零治だ。
「「「「「な…なんだってーっ!?」」」」」
警察に捕まったはずの影山零治がいることに、雷門は驚きを隠せない。
「ど…どういうことだ……!?」
「おそらく証拠不十分で釈放されたんだ……」
「そんな…影山が世宇子の監督……? じゃあ影山は自分がそれまで率いていた帝国学園を、あんなヒドい目に合わせたっていうのか……?」
瑞貴と円堂の脳裏に、ボロボロになった帝国イレブンが浮かぶ。
「あいつは、己の勝利のためなら選手をなんとも思わないんだ……」
豪炎寺修也が歯を食いしばると、円堂は約束を守れず去ってしまった鬼道有人を思い出す。
「守、なんとしても決勝まで行かなくちゃ!」
「こうしちゃいられない! 特訓だ!!」
☆☆☆☆☆
次の日。雷門中のグラウンドでは――。
「何? もっとハードな特訓をしたいだと!?」
「あの世宇子中と戦うには、まだ私たちは力不足です」
「だからもっと練習して、強くなりたいんです!!」
瑞貴と円堂を始め、響木はみんなの表情を伺う。迷いもない、覚悟を決めた顔だった。
「そこまで言うなら、ついてこい……」
響木は学校の外れに案内し、稲妻マークの扉を開いた。そこにあったのは、見事な施設の特訓場だった。
「こ…ここは……!?」
「イナビカリ修練場だ!!!」
「イナビカリ修練場…学校の中にこんな所があったなんて……」
その設備は、今までにない強力な特訓ができる。雷門イレブンは目を見開いて驚いた。
「ここは、かつてオレたち元イナズマイレブンが特訓していた施設だ。あまりの厳しさゆえに使用禁止になっていたが……お前ら、覚悟はいいな」
「「……はい!!」」
響木が言わずとも、みんな心は決まっていた。
「よーし、特訓開始だ!!」
「いくよ、みんな!!」
「「「「「おお!!」」」」」
世宇子を倒すため、雷門イレブンは過酷な特訓を続けていく。木野秋は今まで以上にボロボロになっていく彼らを心配し、声をかける。
「危険すぎるよ! 瑞貴ちゃん、円堂くん、無茶しないで!!」
「ありがと、秋ちゃん。でも……世宇子中はイナズマ1号を止めるほどの実力なんだ」
「だから、もっともっとオレたちもレベルアップしなきゃ!」
「瑞貴ちゃん……円堂くん……」
彼らは日々ボロボロになっていくので、それは雷門中の生徒たちにも、本気で優勝を目指しているとわかるくらいだ。
――それから雷門イレブンは、レベルアップしていくため特訓を続ける。
二回戦の千羽山中に勝ち、準決勝の木戸川清修中と戦う。決勝へ行くため、大介の残した夢のため、応援していく仲間、支えてくれるみんな、傷つけられた帝国学園のためにも……。
((私/オレたちは、勝つ!!))
瑞貴がシューティングアローでゴールを決め、円堂がゴッドハンドでシュートを止めた。