うけつがれるイナズマ魂!!
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残り5分。霧隠が攻めてきて、壁山はそれを止めようとする。
「うおおーッ!!」
しかし、霧隠は壁山に当たる前に消えた。
「残像!!」
「し…しまったー!!」
霧隠はフリーとなり、最大のチャンスを得て、円堂と一対一になる。
「ここまでよくぞ耐えた、雷門中!! だが、これで終わりだ!!」
「守!!」
「任せろ!!」
だが霧隠が撃ったシュートは、ボールが土を巻き込んで巨大な土の玉になった。
「伊賀島流サッカー忍術・土だるま!!!」
「なっ!! なにィ――ッ!?」
超低空の地を這うシュート。土を巻き込んだボールは岩のように重い。円堂だけでなく、雷門ベンチにいる者たちも驚く。
「うおおおおおお――ッ!!」
「ムダだ!!」
円堂は熱血パンチで止めに行くが、土だるま威力が強くて凌(シノ)ぎきれない。
「円堂センパイ!!」
「守!!」
五郎や瑞貴が声を上げる中、円堂はなんと左手も撃ち込み、さらに右手も一発入れる。
「まぁー…けぇー…るぅー…かぁー……!!」
(……!!! あ…あれは……だ…大介さん――……!?)
その撃ち込む姿に、響木は円堂の姿に大介が被って見えた。
「一発でダメなら二発!! 二発でダメなら三発……!! 三発でダメなら四発!! 四発でダメなら五発!!」
(おおお……!!)
「五発でダメなら……何度でも何度でもだぁ――ッ!!! 爆裂パンチ!!!」
(おおおおお!!)
円堂は新たな必殺技・爆裂パンチを得て、響木は体中に稲妻が走る衝撃を受ける。
「うおおおお――ッ!!」
「なっ、なに――ッ!?」
グローブが破れる中、円堂はとうとう土だるまを砕き、ボールは宙に飛ぶ。
「いけぇー! 瑞貴――ッ!!」
「シューティングアロー!!」
上空に飛んだ瑞貴はシューティングアローを撃った。百地は反応できず、そのままゴールに入った。
ピィ――ッ!!
ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、雷門中は戦国伊賀島中に勝利した。
「「よっしゃー!!!」」
「無念……」
円堂と瑞貴は勝利の声を上げ、霧隠たちは悔しさのため手と膝を地面に付ける。
ベンチに戻ろうとすると、響木が円堂の前に立つ。
「イナズマ魂、見せてもらったよ。円堂守!! これを受け取ってくれ……」
響木は円堂に箱を渡した。
「え? 監督…これは……?」
「いつかイナズマイレブンを目指す者が現れたとき、渡そうと思っていた……。大介さんのグローブだ……!!」
「じ…じいちゃんの……!?」
中に入っていた、手首に稲妻マークの付いたグローブを、円堂は手に取る。
「守が受け継いだら、きっと大介さんも喜びますよ!!」
瑞貴がそう言うと、響木も同意するように頷いた。
(これが……じいちゃんのグローブ……)
円堂はさっそくグローブを付けると、手首の内側に『イナズマチャレンジャー』と書かれていたことに気づく。
(じいちゃん……!!)
「よかったね、守!」
「ああ!」
瑞貴が円堂の肩を叩くと、円堂は会心の笑みを浮かべた。
(よーし……オレたちは全国一を目指す!! だからじいちゃんも見守ってくれよな!!)
円堂は、今度こそ大介も一緒にフットボールフロンティアを優勝しようと心に誓ったのだった。
「うおおーッ!!」
しかし、霧隠は壁山に当たる前に消えた。
「残像!!」
「し…しまったー!!」
霧隠はフリーとなり、最大のチャンスを得て、円堂と一対一になる。
「ここまでよくぞ耐えた、雷門中!! だが、これで終わりだ!!」
「守!!」
「任せろ!!」
だが霧隠が撃ったシュートは、ボールが土を巻き込んで巨大な土の玉になった。
「伊賀島流サッカー忍術・土だるま!!!」
「なっ!! なにィ――ッ!?」
超低空の地を這うシュート。土を巻き込んだボールは岩のように重い。円堂だけでなく、雷門ベンチにいる者たちも驚く。
「うおおおおおお――ッ!!」
「ムダだ!!」
円堂は熱血パンチで止めに行くが、土だるま威力が強くて凌(シノ)ぎきれない。
「円堂センパイ!!」
「守!!」
五郎や瑞貴が声を上げる中、円堂はなんと左手も撃ち込み、さらに右手も一発入れる。
「まぁー…けぇー…るぅー…かぁー……!!」
(……!!! あ…あれは……だ…大介さん――……!?)
その撃ち込む姿に、響木は円堂の姿に大介が被って見えた。
「一発でダメなら二発!! 二発でダメなら三発……!! 三発でダメなら四発!! 四発でダメなら五発!!」
(おおお……!!)
「五発でダメなら……何度でも何度でもだぁ――ッ!!! 爆裂パンチ!!!」
(おおおおお!!)
円堂は新たな必殺技・爆裂パンチを得て、響木は体中に稲妻が走る衝撃を受ける。
「うおおおお――ッ!!」
「なっ、なに――ッ!?」
グローブが破れる中、円堂はとうとう土だるまを砕き、ボールは宙に飛ぶ。
「いけぇー! 瑞貴――ッ!!」
「シューティングアロー!!」
上空に飛んだ瑞貴はシューティングアローを撃った。百地は反応できず、そのままゴールに入った。
ピィ――ッ!!
ここで試合終了のホイッスルが鳴り響き、雷門中は戦国伊賀島中に勝利した。
「「よっしゃー!!!」」
「無念……」
円堂と瑞貴は勝利の声を上げ、霧隠たちは悔しさのため手と膝を地面に付ける。
ベンチに戻ろうとすると、響木が円堂の前に立つ。
「イナズマ魂、見せてもらったよ。円堂守!! これを受け取ってくれ……」
響木は円堂に箱を渡した。
「え? 監督…これは……?」
「いつかイナズマイレブンを目指す者が現れたとき、渡そうと思っていた……。大介さんのグローブだ……!!」
「じ…じいちゃんの……!?」
中に入っていた、手首に稲妻マークの付いたグローブを、円堂は手に取る。
「守が受け継いだら、きっと大介さんも喜びますよ!!」
瑞貴がそう言うと、響木も同意するように頷いた。
(これが……じいちゃんのグローブ……)
円堂はさっそくグローブを付けると、手首の内側に『イナズマチャレンジャー』と書かれていたことに気づく。
(じいちゃん……!!)
「よかったね、守!」
「ああ!」
瑞貴が円堂の肩を叩くと、円堂は会心の笑みを浮かべた。
(よーし……オレたちは全国一を目指す!! だからじいちゃんも見守ってくれよな!!)
円堂は、今度こそ大介も一緒にフットボールフロンティアを優勝しようと心に誓ったのだった。