うけつがれるイナズマ魂!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「よしっ! 先手必勝だ!!」
風丸がボールを奪うとオーバーラップし、華麗なスピードで上がっていく。
「何っ!?」
「おおー! やるー!!」
風丸のスピードに、霧隠は驚き、目金欠流は感嘆の声を上げる。ゴール前に来た風丸は、そのままシュートするか、豪炎寺にパスをするのだろうか。
「甘く見ないでもらおう! 我らのGKが切り札を持たないと思っているのか!?」
「何っ!?」
霧隠の言葉に円堂が反応すると、戦国伊賀島のGK・百地三太が両手から風を出した。
「伊賀島流忍術・つむじ!!!」
二つの風が集まり、大きな壁が作られた。
「フッハハハ! つむじは巻き込む風で、全てのシュートをからめとる!!」
「そんな…風の壁なんて……。いったいどうすればいいんだ!?」
余裕の霧隠や焦る五郎だが、風丸と豪炎寺は違った。
「切り札があるのは、お前らだけと思うなよ!」
「!!!」
なんと豪炎寺は逆から蹴りにいき、風丸も同時に蹴りにいった。
ボールに強烈なスピンがかかり、上空へ上がっていく。
「いくぞ、豪炎寺!!」
「オウッ、風丸!!」
「!!!」
「なに!?」
二人は共に飛び、風丸は上から、豪炎寺はオーバーヘッドでシュート体制に入る。
「「これがオレたちの新技……!!」」
「おおっ!!」
それは、かつて響木たちイナズマイレブンが使った技……!
「「炎の風見鶏!!!」」
六枚の炎の羽を生やしたボールが、つむじを切り裂いた。
「何ー!?」
ボールはそのままゴールし、前半13分、雷門中が1点先制した。
「「やったー!!」」
(なんて子たちだ! あんな必殺技をやってのけるなんて……!!)
瑞貴と円堂は喜びの声を上げ、響木は雷門イレブンの実力に改めて驚いた。
続いて戦国伊賀島の攻撃から始まった。
「そのボール、もらったー!!」
染岡がさっそくボールを奪いに行くが――霧隠たち戦国伊賀島イレブンの目の色が変わる。
「戦国伊賀島中・攻撃の陣!!」
なんと霧隠たちは、あっという間に染岡を抜いた。ついに本気になったのだ。
「初出場と見くびって失礼した、雷門中!! だが、ここからは全力で行かせていただく!! 覚悟せよ!!」
「なに!?」
「速い!」
円堂と瑞貴が驚く間もなく、波状(ハジョウ)状態で絶え間もなく攻め続ける。これが戦国伊賀島のサッカーだ。ゴール前に柳生十郎にボールが渡る。
「こぉい!!」
円堂が構えると、柳生は三人に分身した。
「分身シュート!!」
「うおぉお――ッ!! 熱血パンチ!!」
しかしシュートのパワーが高く、円堂は弾き出されるがクロスバーにぶつかったおかげで救われた。円堂の腕はビリビリ痺(シビ)れていた。
(なんて重いシュートだ……。まだ手が痺れてる……)
「みんな! 相手の攻撃を止めて!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴の指示で、雷門は戦国伊賀島の攻撃をクリアして阻止する。だが、クリアしてもすぐに攻めてくるのだ。恐るべし、戦国伊賀島中。これが全国レベルの力だ――。
後半になっても、なお攻め続ける戦国伊賀島中。一方の雷門中は完全な防戦をしいられた。
(ハァ…ハァ……。足が重い…1分1秒が長い……。まるで攻撃が永遠に続くようっス……)
壁山を始め、雷門中は体力に限界がきていた。
風丸がボールを奪うとオーバーラップし、華麗なスピードで上がっていく。
「何っ!?」
「おおー! やるー!!」
風丸のスピードに、霧隠は驚き、目金欠流は感嘆の声を上げる。ゴール前に来た風丸は、そのままシュートするか、豪炎寺にパスをするのだろうか。
「甘く見ないでもらおう! 我らのGKが切り札を持たないと思っているのか!?」
「何っ!?」
霧隠の言葉に円堂が反応すると、戦国伊賀島のGK・百地三太が両手から風を出した。
「伊賀島流忍術・つむじ!!!」
二つの風が集まり、大きな壁が作られた。
「フッハハハ! つむじは巻き込む風で、全てのシュートをからめとる!!」
「そんな…風の壁なんて……。いったいどうすればいいんだ!?」
余裕の霧隠や焦る五郎だが、風丸と豪炎寺は違った。
「切り札があるのは、お前らだけと思うなよ!」
「!!!」
なんと豪炎寺は逆から蹴りにいき、風丸も同時に蹴りにいった。
ボールに強烈なスピンがかかり、上空へ上がっていく。
「いくぞ、豪炎寺!!」
「オウッ、風丸!!」
「!!!」
「なに!?」
二人は共に飛び、風丸は上から、豪炎寺はオーバーヘッドでシュート体制に入る。
「「これがオレたちの新技……!!」」
「おおっ!!」
それは、かつて響木たちイナズマイレブンが使った技……!
「「炎の風見鶏!!!」」
六枚の炎の羽を生やしたボールが、つむじを切り裂いた。
「何ー!?」
ボールはそのままゴールし、前半13分、雷門中が1点先制した。
「「やったー!!」」
(なんて子たちだ! あんな必殺技をやってのけるなんて……!!)
瑞貴と円堂は喜びの声を上げ、響木は雷門イレブンの実力に改めて驚いた。
続いて戦国伊賀島の攻撃から始まった。
「そのボール、もらったー!!」
染岡がさっそくボールを奪いに行くが――霧隠たち戦国伊賀島イレブンの目の色が変わる。
「戦国伊賀島中・攻撃の陣!!」
なんと霧隠たちは、あっという間に染岡を抜いた。ついに本気になったのだ。
「初出場と見くびって失礼した、雷門中!! だが、ここからは全力で行かせていただく!! 覚悟せよ!!」
「なに!?」
「速い!」
円堂と瑞貴が驚く間もなく、波状(ハジョウ)状態で絶え間もなく攻め続ける。これが戦国伊賀島のサッカーだ。ゴール前に柳生十郎にボールが渡る。
「こぉい!!」
円堂が構えると、柳生は三人に分身した。
「分身シュート!!」
「うおぉお――ッ!! 熱血パンチ!!」
しかしシュートのパワーが高く、円堂は弾き出されるがクロスバーにぶつかったおかげで救われた。円堂の腕はビリビリ痺(シビ)れていた。
(なんて重いシュートだ……。まだ手が痺れてる……)
「みんな! 相手の攻撃を止めて!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
瑞貴の指示で、雷門は戦国伊賀島の攻撃をクリアして阻止する。だが、クリアしてもすぐに攻めてくるのだ。恐るべし、戦国伊賀島中。これが全国レベルの力だ――。
後半になっても、なお攻め続ける戦国伊賀島中。一方の雷門中は完全な防戦をしいられた。
(ハァ…ハァ……。足が重い…1分1秒が長い……。まるで攻撃が永遠に続くようっス……)
壁山を始め、雷門中は体力に限界がきていた。