新たな強敵、現る!!
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雷門中が2対1で帝国学園を破り、地区予選を優勝した。そしてフットボールフロンティア全国大会に進出だ。井上瑞貴や円堂守たち雷門中は喜び合い、帝国学園は無敗記録を破られたことに落胆していた。
「そんな……オレたちが負けるなんて……」
特に攻撃を止められなかった源田幸次郎は、手と膝を地に付けて悔やんでいる。そんな彼のそばに、鬼道有人が現れる。
「全員攻撃からギリギリでの二人の必殺技……今回は奴らを褒めよう、源田」
「鬼道……」
「だが、次は絶対に負けん!!」
鬼道に感化され他の帝国イレブンも立ち直り、雷門イレブンに向き合う。
「円堂!! 井上!! オレたちは前回の優勝校としてフットボールフロンティア全国大会にも出場できる。全国大会では必ず勝つぞ!!」
「おぉー! そうなのか!!」
「もう一度戦えるんだね!!」
帝国学園と再び戦えることに、円堂と瑞貴は喜び、他の雷門イレブンは驚く。
「お互い勝ち進めれればな。大丈夫か? クズ共……」
「なんだー! まだクズ言うかー!?」
「落ち着け!」
スパ――ンッ!!
鬼道に食いかかる円堂に、瑞貴はどこからともなく出したハリセンで叩いて制する。痛みに円堂が頭を押さえていると、鬼道はその光景に微笑を浮かべ背を向ける。
「また会おう。素晴らしいクズ共……!!」
「「!!!」」
言葉の意味を理解した円堂と瑞貴は破顔し、顔を見合わせて再び鬼道に顔を向ける。
「バッキャロー! 次だってオレたちが絶対勝つからなー!!」
「約束だよ! 全国大会でまた会おう!!」
二人は帝国イレブンにそう伝えた。
(全国大会で、か……)
……だが、伝えたあとで瑞貴の顔が曇ったことには、誰も気づかなかった。
☆☆☆☆☆
あれから一カ月後、フットボールフロンティア全国大会開幕式が行われた。
フットボールフロンティアは中学サッカーのNo.1を決める大会である。全国から勝ち上がった強豪が一同に集い……優勝目指して戦い抜くのだ!!
雷門中サッカー部は、開幕式が終わった早々に雷門中へ向かおうとしていた。
「さあっ! 帰って練習だー!!」
「えっ!? このあとの第一試合は帝国戦だよ!! 見て行かなくていいの?」
「ああ。あいつらが負けるわけないし……。その間にオレたちも、もっともっと練習しとかなくちゃだからな!!」
円堂が木野秋にそう言うと、フロンティアスタジアムから歓声が上がった。試合が始まったのだろう。
「そんな……オレたちが負けるなんて……」
特に攻撃を止められなかった源田幸次郎は、手と膝を地に付けて悔やんでいる。そんな彼のそばに、鬼道有人が現れる。
「全員攻撃からギリギリでの二人の必殺技……今回は奴らを褒めよう、源田」
「鬼道……」
「だが、次は絶対に負けん!!」
鬼道に感化され他の帝国イレブンも立ち直り、雷門イレブンに向き合う。
「円堂!! 井上!! オレたちは前回の優勝校としてフットボールフロンティア全国大会にも出場できる。全国大会では必ず勝つぞ!!」
「おぉー! そうなのか!!」
「もう一度戦えるんだね!!」
帝国学園と再び戦えることに、円堂と瑞貴は喜び、他の雷門イレブンは驚く。
「お互い勝ち進めれればな。大丈夫か? クズ共……」
「なんだー! まだクズ言うかー!?」
「落ち着け!」
スパ――ンッ!!
鬼道に食いかかる円堂に、瑞貴はどこからともなく出したハリセンで叩いて制する。痛みに円堂が頭を押さえていると、鬼道はその光景に微笑を浮かべ背を向ける。
「また会おう。素晴らしいクズ共……!!」
「「!!!」」
言葉の意味を理解した円堂と瑞貴は破顔し、顔を見合わせて再び鬼道に顔を向ける。
「バッキャロー! 次だってオレたちが絶対勝つからなー!!」
「約束だよ! 全国大会でまた会おう!!」
二人は帝国イレブンにそう伝えた。
(全国大会で、か……)
……だが、伝えたあとで瑞貴の顔が曇ったことには、誰も気づかなかった。
☆☆☆☆☆
あれから一カ月後、フットボールフロンティア全国大会開幕式が行われた。
フットボールフロンティアは中学サッカーのNo.1を決める大会である。全国から勝ち上がった強豪が一同に集い……優勝目指して戦い抜くのだ!!
雷門中サッカー部は、開幕式が終わった早々に雷門中へ向かおうとしていた。
「さあっ! 帰って練習だー!!」
「えっ!? このあとの第一試合は帝国戦だよ!! 見て行かなくていいの?」
「ああ。あいつらが負けるわけないし……。その間にオレたちも、もっともっと練習しとかなくちゃだからな!!」
円堂が木野秋にそう言うと、フロンティアスタジアムから歓声が上がった。試合が始まったのだろう。