雷門VS帝国、キックオフ!!
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ついに迎えた地区大会決勝戦。場所は帝国学園のグラウンドで行われる。そこは観客席も満員で大歓声が巻き起こっている。
帝国学園――それは過去四十年間無敗を誇る最強チーム。かたや現在、弱小と呼ばれかつての栄光・イナズマイレブンを目指す――雷門中。まもなくキックオフだ!
「ククク、決勝まで来たことは褒めてやろう……。だが、お前らがクズだということは何も変わっちゃいない! 21対1だった、あのときの屈辱、再び味わわせてやるぜ!!」
覚悟しろよ、と鬼道有人が率いる帝国イレブンは不気味に笑う。
「ヒ…ヒエエ……。や…やっぱり帝国と戦うなんて嫌だよ~!!」
「目金!!」
「こんなユニフォーム、もう返すよ」
帝国に怖じ気づいた目金欠流は、背番号8のユニホームを脱いで捨てる。しかし、そのユニホームを拾った者がいた。
「え…円堂センパイ、瑞貴さん。ボクに出させてください!」
「「ご…五郎!!」」
それは多摩野五郎だった。彼は今まで怪我で試合に出れなかったので、瑞貴を始め、みんなは心配する。
「でも五郎、怪我は平気なの……!?」
「はい。みんなと同じ練習はできなかったけど、もう大丈夫です!!」
「ほ…ほら、五郎のほうがきっと上手だよ。うんうん」
目金は身振り手振りをして、交代したいと遠回しに伝える。確かに目金より五郎が戦力になる、そう悟った瑞貴と円堂はお互い顔を見合わせて頷いた。
「よし……。欠流、助っ人として雷門中を支えてくれてありがとう」
「今日は五郎でいく!!」
「「頼むぜ、五郎!!」」
二人がそう言うと、五郎は嬉しそうに顔を綻(ホコロ)ばした。
「「帝国学園をぶっ倒そうぜ!!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
メンバーは目金と影野仁をベンチに下げることになった。お互いのチームがポジションにつき、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
「よぉーし、いくぞぉ~!」
最初に松野空介が前線へ上がる。しかし――。
帝国学園――それは過去四十年間無敗を誇る最強チーム。かたや現在、弱小と呼ばれかつての栄光・イナズマイレブンを目指す――雷門中。まもなくキックオフだ!
「ククク、決勝まで来たことは褒めてやろう……。だが、お前らがクズだということは何も変わっちゃいない! 21対1だった、あのときの屈辱、再び味わわせてやるぜ!!」
覚悟しろよ、と鬼道有人が率いる帝国イレブンは不気味に笑う。
「ヒ…ヒエエ……。や…やっぱり帝国と戦うなんて嫌だよ~!!」
「目金!!」
「こんなユニフォーム、もう返すよ」
帝国に怖じ気づいた目金欠流は、背番号8のユニホームを脱いで捨てる。しかし、そのユニホームを拾った者がいた。
「え…円堂センパイ、瑞貴さん。ボクに出させてください!」
「「ご…五郎!!」」
それは多摩野五郎だった。彼は今まで怪我で試合に出れなかったので、瑞貴を始め、みんなは心配する。
「でも五郎、怪我は平気なの……!?」
「はい。みんなと同じ練習はできなかったけど、もう大丈夫です!!」
「ほ…ほら、五郎のほうがきっと上手だよ。うんうん」
目金は身振り手振りをして、交代したいと遠回しに伝える。確かに目金より五郎が戦力になる、そう悟った瑞貴と円堂はお互い顔を見合わせて頷いた。
「よし……。欠流、助っ人として雷門中を支えてくれてありがとう」
「今日は五郎でいく!!」
「「頼むぜ、五郎!!」」
二人がそう言うと、五郎は嬉しそうに顔を綻(ホコロ)ばした。
「「帝国学園をぶっ倒そうぜ!!」」
「「「「「オウッ!!」」」」」
メンバーは目金と影野仁をベンチに下げることになった。お互いのチームがポジションにつき、試合開始のホイッスルが鳴り響く。
「よぉーし、いくぞぉ~!」
最初に松野空介が前線へ上がる。しかし――。