激突! 鬼道対豪炎寺!!
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円堂がドリブルしながら歩いていると、ふと河川敷に目を移す。
「ん?」
「あ、あれは……」
「き…鬼道だ!!」
円堂に続いて瑞貴たちも気づく。なんと鬼道は複数の他校の生徒に囲まれていた。
彼らは竜宮中の元・サッカー部。帝国学園負け、大怪我して部員のほとんどはやめたらしい。
「一人で来るとはいい度胸だな! お前らのせいで、うちのサッカー部はつぶれたんだ。覚悟しやがれ鬼道!!!」
竜宮中の生徒はバットや鉄パイプなど武器を持ち、対する鬼道はボール一つだけ。しかし鬼道は笑っていた。
「逆恨みとは、クズはどこまでもクズだな……。掃除して正解だったぞ!」
「なんだとー!!」
「うわぁ! あいつら武器を持ってるぞ!」
「やめろ――っ!!」
円堂と瑞貴は止めようと駆け出す。
しかし鬼道はボール一つで相手を倒していった。そのボールさばきは瑞貴たちも驚くほどだ。
「クッソォ――っ!! 足をぶち折ってやる!!」
一人が鬼道の足を狙ってバットを振り上げるが、鬼道はそれもボールたで止めた。さらに切り返して顔にボールをぶつける。
鬼道の実力は瑞貴たちの想像を超えるものだ。そのボールさばきは、まさに――凶器!!
(漫画とアニメの世界は違うとわかっていたけど……!)
瑞貴は鬼道の行動に、初めて冷や汗を流した。
他の生徒は倒れ、残りはあと一人。その生徒はたった一人で、しかもボールだけで倒した鬼道に恐怖を持っていた。
「トドメだ、クズ……!!」
「ひ……ごめんなさい……。許して――っ!!」
鬼道が生徒に向けてボールを蹴るため、足を振り上げる――。
「よせ、鬼道――っ!!」
「!!」
なんと円堂は鬼道と生徒の間に入り、素手でボールを受け止めたのだ。
「何っ!?」
「守!」
「むぐぐぐぐ……!!」
至近距離のためパワーに負けた円堂は弾き出され、瑞貴はうしろから円堂を受け止めた。
「大丈夫か、瑞貴!?」
「平気。あんたも大丈夫?」
「は、はい……」
「ほう……。誰かと思えばお前らか。円堂…井上……」
瑞貴が生徒に声をかけ、鬼道は突然の乱入者を確認する。そして瑞貴と円堂を追うように、豪炎寺と五郎も駆け寄った。
「やりすぎだ! もうやめろ鬼道くん!」
「ムカつくな。ヒーロー気取りか?」
「……どうしてだ…鬼道くん……? あんたはこんなにサッカーがうまいじゃん」
「卑怯なマネは必要ないだろ!! どうして影山みたいな奴の元にいるんだ!?」
「……フン。お前らには関係のないことだ。オレは最強のチームでトップを目指す……。それ以外に意味はない……」
瑞貴と円堂の説得も通じず、鬼道は転がったボールに足を置く。
「弱きは罪…強さこそ善!! 楽しみにしていろ! 雷門中の弱小サッカー部も、明日、竜宮中(コイツラ)のようにボロボロに潰してやるよ!!」
「「なんだとォ~!?」」
「――いや。雷門中は、もう弱くなどないぜ」
鬼道の言葉に腹を立てた二人に対し、否定の言葉をかけたのは――豪炎寺だ。
「なんだと?」
「確かに以前の雷門中は勝利を知らず、自信のない弱小チームだった……」
「ん?」
「あ、あれは……」
「き…鬼道だ!!」
円堂に続いて瑞貴たちも気づく。なんと鬼道は複数の他校の生徒に囲まれていた。
彼らは竜宮中の元・サッカー部。帝国学園負け、大怪我して部員のほとんどはやめたらしい。
「一人で来るとはいい度胸だな! お前らのせいで、うちのサッカー部はつぶれたんだ。覚悟しやがれ鬼道!!!」
竜宮中の生徒はバットや鉄パイプなど武器を持ち、対する鬼道はボール一つだけ。しかし鬼道は笑っていた。
「逆恨みとは、クズはどこまでもクズだな……。掃除して正解だったぞ!」
「なんだとー!!」
「うわぁ! あいつら武器を持ってるぞ!」
「やめろ――っ!!」
円堂と瑞貴は止めようと駆け出す。
しかし鬼道はボール一つで相手を倒していった。そのボールさばきは瑞貴たちも驚くほどだ。
「クッソォ――っ!! 足をぶち折ってやる!!」
一人が鬼道の足を狙ってバットを振り上げるが、鬼道はそれもボールたで止めた。さらに切り返して顔にボールをぶつける。
鬼道の実力は瑞貴たちの想像を超えるものだ。そのボールさばきは、まさに――凶器!!
(漫画とアニメの世界は違うとわかっていたけど……!)
瑞貴は鬼道の行動に、初めて冷や汗を流した。
他の生徒は倒れ、残りはあと一人。その生徒はたった一人で、しかもボールだけで倒した鬼道に恐怖を持っていた。
「トドメだ、クズ……!!」
「ひ……ごめんなさい……。許して――っ!!」
鬼道が生徒に向けてボールを蹴るため、足を振り上げる――。
「よせ、鬼道――っ!!」
「!!」
なんと円堂は鬼道と生徒の間に入り、素手でボールを受け止めたのだ。
「何っ!?」
「守!」
「むぐぐぐぐ……!!」
至近距離のためパワーに負けた円堂は弾き出され、瑞貴はうしろから円堂を受け止めた。
「大丈夫か、瑞貴!?」
「平気。あんたも大丈夫?」
「は、はい……」
「ほう……。誰かと思えばお前らか。円堂…井上……」
瑞貴が生徒に声をかけ、鬼道は突然の乱入者を確認する。そして瑞貴と円堂を追うように、豪炎寺と五郎も駆け寄った。
「やりすぎだ! もうやめろ鬼道くん!」
「ムカつくな。ヒーロー気取りか?」
「……どうしてだ…鬼道くん……? あんたはこんなにサッカーがうまいじゃん」
「卑怯なマネは必要ないだろ!! どうして影山みたいな奴の元にいるんだ!?」
「……フン。お前らには関係のないことだ。オレは最強のチームでトップを目指す……。それ以外に意味はない……」
瑞貴と円堂の説得も通じず、鬼道は転がったボールに足を置く。
「弱きは罪…強さこそ善!! 楽しみにしていろ! 雷門中の弱小サッカー部も、明日、竜宮中(コイツラ)のようにボロボロに潰してやるよ!!」
「「なんだとォ~!?」」
「――いや。雷門中は、もう弱くなどないぜ」
鬼道の言葉に腹を立てた二人に対し、否定の言葉をかけたのは――豪炎寺だ。
「なんだと?」
「確かに以前の雷門中は勝利を知らず、自信のない弱小チームだった……」