激突! 鬼道対豪炎寺!!
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地区大会準決勝後、雷門中は多摩野五郎の事故の原因は影山零治だという真実を告げられた。
「残念ながら証拠はないがね……」
「クソォ~…なんて奴だ……」
円堂守が顔をしかめると、影山は踵を返す。
「待て影山! 五郎に謝れー!!」
円堂が影山を負おうとすると、すかさず鬼道有人が前に出て足を振り上げる。
「スピニングカット!!」
「うおッ!!」
「守!」
鬼道の必殺技で円堂は弾き出され、井上瑞貴が咄嗟に支えた。
「総帥に近寄るな」
「鬼道、てめぇー……。どけっ! 邪魔をするなー!!」
「――待つんだ」
再び立ち上がろうとした円堂に、男が肩に手を置いて止めた。
「離せよ、おっさん!!」
「守! 影山さんと鬼道くんが!」
「ははは……。決勝で会おう」
「あっ!」
瑞貴が声を上げると、既に影山と鬼道は車に乗って去って行った。円堂は出遅れた原因の男を強く睨んで食いかかり、瑞貴は円堂を抑える。
「ふざけんな! おっさん、なんで止めたんだー!?」
「落ち着かんかい!」
「よせ、暴力はいかん! オレは刑事……鬼瓦源五郎だ!」
「え……!? 刑事さん……!?」
鬼瓦源五郎の正体に、原作を知っている瑞貴以外の雷門中サッカー部は驚く。
場所を変え、雷門中サッカー部は鬼瓦の話を聞くことになった。内容はもちろん、影山のことだ。
「影山零治は長年オレが追っている。だが、なかなか証拠をつかませない奴なんだ……。他にもいろいろな悪事が噂されているんだが……」
「そんな……」
「五郎くん。きっとあいつは捕まえてみせる!! だから今は我慢してくれ」
「はい……。わかりました……」
鬼瓦に言われ五郎は頷くが、雷門イレブンは怒りの炎を燃やしていた。
「ちくしょう!! 影山の奴……」
「この借りは試合で返すよ!!」
☆☆☆☆☆
次の日から、サッカー部は打倒・帝国学園に闘志を燃やして特訓していた。
「おおー! 燃えてるなサッカー部!!」
「なんでもあいつら、地区予選決勝に進んだらしいぞ!」
「へ~……あの弱小サッカー部がねぇ~」
「でも次は帝国学園。前回は21点も取られたんだ……」
「それじゃあ、ここで終わったなぁ」
雷門中の生徒から勝てるわけないと言われているが、サッカー部は特訓の日々に明け暮れていた。
その意欲は雨の日も、またはこんな日も。
「ひーっ。いのこり勉強、疲れたな~」
「まったく。もう21時だぜ、ちくしょう、あの鬼教師め~」
教師にいのこりされた男子生徒たちは、さすがにサッカー部も帰っていると思い、グラウンドを見る。
「残念ながら証拠はないがね……」
「クソォ~…なんて奴だ……」
円堂守が顔をしかめると、影山は踵を返す。
「待て影山! 五郎に謝れー!!」
円堂が影山を負おうとすると、すかさず鬼道有人が前に出て足を振り上げる。
「スピニングカット!!」
「うおッ!!」
「守!」
鬼道の必殺技で円堂は弾き出され、井上瑞貴が咄嗟に支えた。
「総帥に近寄るな」
「鬼道、てめぇー……。どけっ! 邪魔をするなー!!」
「――待つんだ」
再び立ち上がろうとした円堂に、男が肩に手を置いて止めた。
「離せよ、おっさん!!」
「守! 影山さんと鬼道くんが!」
「ははは……。決勝で会おう」
「あっ!」
瑞貴が声を上げると、既に影山と鬼道は車に乗って去って行った。円堂は出遅れた原因の男を強く睨んで食いかかり、瑞貴は円堂を抑える。
「ふざけんな! おっさん、なんで止めたんだー!?」
「落ち着かんかい!」
「よせ、暴力はいかん! オレは刑事……鬼瓦源五郎だ!」
「え……!? 刑事さん……!?」
鬼瓦源五郎の正体に、原作を知っている瑞貴以外の雷門中サッカー部は驚く。
場所を変え、雷門中サッカー部は鬼瓦の話を聞くことになった。内容はもちろん、影山のことだ。
「影山零治は長年オレが追っている。だが、なかなか証拠をつかませない奴なんだ……。他にもいろいろな悪事が噂されているんだが……」
「そんな……」
「五郎くん。きっとあいつは捕まえてみせる!! だから今は我慢してくれ」
「はい……。わかりました……」
鬼瓦に言われ五郎は頷くが、雷門イレブンは怒りの炎を燃やしていた。
「ちくしょう!! 影山の奴……」
「この借りは試合で返すよ!!」
☆☆☆☆☆
次の日から、サッカー部は打倒・帝国学園に闘志を燃やして特訓していた。
「おおー! 燃えてるなサッカー部!!」
「なんでもあいつら、地区予選決勝に進んだらしいぞ!」
「へ~……あの弱小サッカー部がねぇ~」
「でも次は帝国学園。前回は21点も取られたんだ……」
「それじゃあ、ここで終わったなぁ」
雷門中の生徒から勝てるわけないと言われているが、サッカー部は特訓の日々に明け暮れていた。
その意欲は雨の日も、またはこんな日も。
「ひーっ。いのこり勉強、疲れたな~」
「まったく。もう21時だぜ、ちくしょう、あの鬼教師め~」
教師にいのこりされた男子生徒たちは、さすがにサッカー部も帰っていると思い、グラウンドを見る。