開幕! フットボールフロンティア!!
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「ハーッハッハッ! 情けねえ奴らだ――っ!!」
雷門の様子に野生中は大笑いする。そして前半18分で野生中は2点目をもぎ取った。
「おうおう。勝ってるじゃねーか、いいぞお前ら!」
「センパイ!!」
「ウィス、タケオ先輩!」
「ウィス、兄貴!!」
現れたのは合宿のとき絡んできた二人組の男たちだ。彼らは野生中のOBだったのだ。
「聞けばあのチビや瑞貴ちゃんのチームが相手だそうだが……。すでに2対0とは、やっぱり弱々だったな~。アッハッハッ! ワッハッハッ!」
嘲笑っているのに、円堂たちは何も言わない。
「だけど、その女子とチビいないんですよ。どうやら怪我をしたとかで」
「何? 試合出てねーの!?」
香芽レオンが瑞貴と五郎の状況を説明すると、男は面白そうに笑う。
「ブハハハハッ! 大会前に自滅かよ~。瑞貴ちゃんもなんだかんだ言って弱いし、五郎ちゃんも特訓意味ねぇ~~っ!!」
「「!!」」
彼の瑞貴と五郎への罵倒に、円堂と秋は反応する。
「そ…そんな言い方やめてください! 瑞貴ちゃんは身を挺して子猫を守ったし、五郎くんは一生懸命がんばったんです!!」
「あーん?」
秋は瑞貴の髪ゴムと五郎のジャージを男に見せる。
「でもたかが猫ごときでバカに体を張って、さらにはこんな弱いチームの中でさらにがんばらなきゃならなかったなんて、よほどダメな奴らだったってことだろ~?」
男はペッと五郎のジャージに唾を付ける。
「そんなオレをバカにした女や最弱のチビ消えて正解だよ!! ギャハハハッ!!」
「そんな……」
男の笑い声がグラウンド中に響き渡る。秋もショックで涙を流し、雷門中サッカー部は顔をゆがめる。
「さぁいけ、お前ら! そいつらもフットボールフロンティアから消してやれ!!」
「オウッ!!」
野生中サッカー部は男の言葉で攻め始める。そしてボールを持つ五利が飛び上がった。
「うおおおおっ!! ターザンキック!!!」
ついに五利の必殺技が放たれた。
「ワハハッ! くたばれ――っ!!!」
「円堂ぉ――っ!!」
「円堂くん――っ!!」
豪炎寺や秋が叫ぶも、シュートはどんどんゴールに向かっていくと――。
「負けるな雷門イレブン!!」
「「「「「!!」」」」」
この場にいるはずのない声に円堂以外顔を上げると、そこには長い髪をなびかせる瑞貴の姿があった。
「決めただろ!! 私たちはフットボールフロンティアで優勝するって! 五郎は弱くないってそいつらに勝って証明するんだ!!」
「瑞貴……!」
すると、円堂の気迫を表すかのような鬼神が背後に現れた。その迫力に野生中も男たちも驚かずにはいられない。反対に秋は嬉しそうに声を上げる。
「なんだ~~っ!!」
「円堂くん!!!」
「そうだな瑞貴……。ふざけんなよお前ら、言いたい放題言いやがって……。五郎が弱いだと~? 瑞貴をバカにすんな!! 五郎は弱くねえ!! このチームも弱くねえ!! 弱いのはお前らだ!!」
円堂の気が右手に集中する。
「うおおぉぉおおおっ!!! ――ゴッドハンド!!!」
円堂はシュートをしっかり受け止めた。反撃開始だ!
雷門の様子に野生中は大笑いする。そして前半18分で野生中は2点目をもぎ取った。
「おうおう。勝ってるじゃねーか、いいぞお前ら!」
「センパイ!!」
「ウィス、タケオ先輩!」
「ウィス、兄貴!!」
現れたのは合宿のとき絡んできた二人組の男たちだ。彼らは野生中のOBだったのだ。
「聞けばあのチビや瑞貴ちゃんのチームが相手だそうだが……。すでに2対0とは、やっぱり弱々だったな~。アッハッハッ! ワッハッハッ!」
嘲笑っているのに、円堂たちは何も言わない。
「だけど、その女子とチビいないんですよ。どうやら怪我をしたとかで」
「何? 試合出てねーの!?」
香芽レオンが瑞貴と五郎の状況を説明すると、男は面白そうに笑う。
「ブハハハハッ! 大会前に自滅かよ~。瑞貴ちゃんもなんだかんだ言って弱いし、五郎ちゃんも特訓意味ねぇ~~っ!!」
「「!!」」
彼の瑞貴と五郎への罵倒に、円堂と秋は反応する。
「そ…そんな言い方やめてください! 瑞貴ちゃんは身を挺して子猫を守ったし、五郎くんは一生懸命がんばったんです!!」
「あーん?」
秋は瑞貴の髪ゴムと五郎のジャージを男に見せる。
「でもたかが猫ごときでバカに体を張って、さらにはこんな弱いチームの中でさらにがんばらなきゃならなかったなんて、よほどダメな奴らだったってことだろ~?」
男はペッと五郎のジャージに唾を付ける。
「そんなオレをバカにした女や最弱のチビ消えて正解だよ!! ギャハハハッ!!」
「そんな……」
男の笑い声がグラウンド中に響き渡る。秋もショックで涙を流し、雷門中サッカー部は顔をゆがめる。
「さぁいけ、お前ら! そいつらもフットボールフロンティアから消してやれ!!」
「オウッ!!」
野生中サッカー部は男の言葉で攻め始める。そしてボールを持つ五利が飛び上がった。
「うおおおおっ!! ターザンキック!!!」
ついに五利の必殺技が放たれた。
「ワハハッ! くたばれ――っ!!!」
「円堂ぉ――っ!!」
「円堂くん――っ!!」
豪炎寺や秋が叫ぶも、シュートはどんどんゴールに向かっていくと――。
「負けるな雷門イレブン!!」
「「「「「!!」」」」」
この場にいるはずのない声に円堂以外顔を上げると、そこには長い髪をなびかせる瑞貴の姿があった。
「決めただろ!! 私たちはフットボールフロンティアで優勝するって! 五郎は弱くないってそいつらに勝って証明するんだ!!」
「瑞貴……!」
すると、円堂の気迫を表すかのような鬼神が背後に現れた。その迫力に野生中も男たちも驚かずにはいられない。反対に秋は嬉しそうに声を上げる。
「なんだ~~っ!!」
「円堂くん!!!」
「そうだな瑞貴……。ふざけんなよお前ら、言いたい放題言いやがって……。五郎が弱いだと~? 瑞貴をバカにすんな!! 五郎は弱くねえ!! このチームも弱くねえ!! 弱いのはお前らだ!!」
円堂の気が右手に集中する。
「うおおぉぉおおおっ!!! ――ゴッドハンド!!!」
円堂はシュートをしっかり受け止めた。反撃開始だ!