覚醒! 天才・豪炎寺&##NAME1##
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「ゆがむ空間!!」
なんとゴール前の空間がゆがみ、それに突入したボールは鉈の手に収まる。豪炎寺のファイアトルネードが止められてしまったのだ。
「あいつも必殺技を持っていたのか……」
円堂が呟くと、前半が終了した。……豪炎寺はファイアトルネードが止められたことに顔をゆがめる。
「残念でしたね……。こちらにも必殺技があるのです。シュートの威力を吸収する『ゆがむ空間』の前には天才の得意技も無力のようですねぇ……」
不気味に笑う幽谷に、豪炎寺は「チッ」と舌打ちした。
「後半はこちらの番ですよ」
ハーフタイムのあと、後半開始のホイッスルが鳴り響く。
「後半もしっかり守っていくぞ! シュートを撃たせるな!!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
風丸を筆頭にDF陣が尾刈斗中の攻撃を阻止していく。
「ククク……。そんなに守り中心では前線にパスが回りませんよ。まぁ…得点を狙ってもムダですがね」
「そら!!」
「クッ!」
幽谷の言う通り、防戦一方のままではやばい。時間が過ぎる中、瑞貴は豪炎寺に近づいた。
「修也、ちょっと頼みが……」
「ん?」
瑞貴は相手に聞かれないよう豪炎寺に近づき、頼みごとを伝える。すると豪炎寺の目が見開かれた。
「そんなこと……お前はやれるのか?」
「大丈夫。――信じて」
瑞貴の目には迷いがなく真剣だ。豪炎寺はフッと笑う。
「わかった。染岡には俺から伝える。必ずボールを取れ」
「任せて!」
その間にも尾刈斗中の攻撃は止まらず、幽谷にパスされた武羅渡はペナルティラインに走り込む。
「クソォ!! このっ!!」
栗松がスライディングでボールを奪おうとするが、武羅渡はそれをジャンプでかわしDFラインを突破した。これで円堂と一対一である。
「マズい!」
「いけー!!」
風丸と幽谷がゴールを見ると、円堂はフラフラでボールに向かっていかない。
「ダメだ!! もう動けないんだ……!!」
「ド根……性だぁ!!」
円堂はボールに向かって飛び、手に当たったおかげでかろうじてコースを変えた。跳ね返ったボールは五郎に渡るも円堂は最後の力を使い切って動かない。
「もらったー!!」
「うわっ!」
その隙を逃さず尾刈斗イレブンが三人も五郎に襲いかかる。
「わぁ――っ!!」
「ち…ちきしょう……」
五郎にこれを突破できる実力はない。円堂は動けず、風丸たちは間に合わない。為す術はない――。
なんとゴール前の空間がゆがみ、それに突入したボールは鉈の手に収まる。豪炎寺のファイアトルネードが止められてしまったのだ。
「あいつも必殺技を持っていたのか……」
円堂が呟くと、前半が終了した。……豪炎寺はファイアトルネードが止められたことに顔をゆがめる。
「残念でしたね……。こちらにも必殺技があるのです。シュートの威力を吸収する『ゆがむ空間』の前には天才の得意技も無力のようですねぇ……」
不気味に笑う幽谷に、豪炎寺は「チッ」と舌打ちした。
「後半はこちらの番ですよ」
ハーフタイムのあと、後半開始のホイッスルが鳴り響く。
「後半もしっかり守っていくぞ! シュートを撃たせるな!!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
風丸を筆頭にDF陣が尾刈斗中の攻撃を阻止していく。
「ククク……。そんなに守り中心では前線にパスが回りませんよ。まぁ…得点を狙ってもムダですがね」
「そら!!」
「クッ!」
幽谷の言う通り、防戦一方のままではやばい。時間が過ぎる中、瑞貴は豪炎寺に近づいた。
「修也、ちょっと頼みが……」
「ん?」
瑞貴は相手に聞かれないよう豪炎寺に近づき、頼みごとを伝える。すると豪炎寺の目が見開かれた。
「そんなこと……お前はやれるのか?」
「大丈夫。――信じて」
瑞貴の目には迷いがなく真剣だ。豪炎寺はフッと笑う。
「わかった。染岡には俺から伝える。必ずボールを取れ」
「任せて!」
その間にも尾刈斗中の攻撃は止まらず、幽谷にパスされた武羅渡はペナルティラインに走り込む。
「クソォ!! このっ!!」
栗松がスライディングでボールを奪おうとするが、武羅渡はそれをジャンプでかわしDFラインを突破した。これで円堂と一対一である。
「マズい!」
「いけー!!」
風丸と幽谷がゴールを見ると、円堂はフラフラでボールに向かっていかない。
「ダメだ!! もう動けないんだ……!!」
「ド根……性だぁ!!」
円堂はボールに向かって飛び、手に当たったおかげでかろうじてコースを変えた。跳ね返ったボールは五郎に渡るも円堂は最後の力を使い切って動かない。
「もらったー!!」
「うわっ!」
その隙を逃さず尾刈斗イレブンが三人も五郎に襲いかかる。
「わぁ――っ!!」
「ち…ちきしょう……」
五郎にこれを突破できる実力はない。円堂は動けず、風丸たちは間に合わない。為す術はない――。