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FFI決勝戦――ついに逆転したイナズマジャパン。ロココ=ウルパがFWになり、強烈なシュートを撃つという意外な展開があったものの、円堂守がゴッドキャッチでガッシリ止めてくれた。
しかし、残り時間2分というところで円堂が右腕を押さえて崩れたので、井上瑞貴たちが駆け寄った。
「守!!」
「円堂!!」
「ぐっ……」
円堂は痛みが強いのか、腕を押さえながら苦痛の表情を浮かべている。
(Xブラスト…なんてシュートだ……。円堂センパイを負傷させるなんて……。もしもう一度Xブラストを撃たれたら……)
「もう一度だ、ロココ! まだ時間はあるはず!!」
「ああ」
マキシ=クゥがチャンスはあると促すと、ロココは闘志に燃えていた。その姿に多摩野五郎はマズいと察した。
一方ゴールでは円堂はなんとか起き上がったが、痛みで流れた汗が止まらない。
「大丈夫だよ、みんな……」
「だが、円堂。お前腕を……」
「ハッハッハッ! 何言ってんだ、平気平気!! 心配いらないよ!! ズババーンと任せとけ!!」
気を使う鬼道有人に円堂はなんともないと右腕を回すが――。
ズキィンッ!
「ぐうっ!!」
「「「「「!!」」」」」
「大丈夫、大丈夫……」
「大丈夫じゃないでしょぉ――っ!!」
真っ赤な顔で震える円堂に説得力など何もない。瑞貴も試合じゃなきゃハリセンを出してひっぱたく勢いで叫んだ。
「大丈夫、あと少しなんだ。あと2分!! 見せてやろうぜ、オレたちのサッカーを!!」
「円堂……」
「円堂センパイ……」
「守……」
交代という手を取らない円堂に豪炎寺修也も栗松鉄平も瑞貴も心配する。だが残り時間はあとわずか……だからこそ円堂は最後まで戦いたいのだ。相棒の強い瞳に瑞貴は頷き――。
「わかった!!」
瑞貴と同じ気持ちを抱く仲間と共に覚悟を決めた。
――試合はいよいよ大詰めだ。基山ヒロトがドリブルで攻めるが、リトルギガントも黙ってられない。
「うっ!」
なんとマロン=イアンがウォルター=マウンテンとのダブルディフェンスでヒロトからボールを奪った。
「ロココにボールを回すんだ!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
「ムッ!」
リトルギガントの気迫もMAX状態だ。不動明王たちもそれが伝わる。
「こぉい!!」
円堂はこの試合に懸けている……だが、負傷しているのは間違いない。もう一度Xブラストを受け止めたら、円堂の腕は保(モ)たないだろう。
「そんなことはさせない!!」
「ロココにシュートを撃たせるな!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
瑞貴や豪炎寺を始め、イナズマジャパンも決死の守備をする。
しかし、残り時間2分というところで円堂が右腕を押さえて崩れたので、井上瑞貴たちが駆け寄った。
「守!!」
「円堂!!」
「ぐっ……」
円堂は痛みが強いのか、腕を押さえながら苦痛の表情を浮かべている。
(Xブラスト…なんてシュートだ……。円堂センパイを負傷させるなんて……。もしもう一度Xブラストを撃たれたら……)
「もう一度だ、ロココ! まだ時間はあるはず!!」
「ああ」
マキシ=クゥがチャンスはあると促すと、ロココは闘志に燃えていた。その姿に多摩野五郎はマズいと察した。
一方ゴールでは円堂はなんとか起き上がったが、痛みで流れた汗が止まらない。
「大丈夫だよ、みんな……」
「だが、円堂。お前腕を……」
「ハッハッハッ! 何言ってんだ、平気平気!! 心配いらないよ!! ズババーンと任せとけ!!」
気を使う鬼道有人に円堂はなんともないと右腕を回すが――。
ズキィンッ!
「ぐうっ!!」
「「「「「!!」」」」」
「大丈夫、大丈夫……」
「大丈夫じゃないでしょぉ――っ!!」
真っ赤な顔で震える円堂に説得力など何もない。瑞貴も試合じゃなきゃハリセンを出してひっぱたく勢いで叫んだ。
「大丈夫、あと少しなんだ。あと2分!! 見せてやろうぜ、オレたちのサッカーを!!」
「円堂……」
「円堂センパイ……」
「守……」
交代という手を取らない円堂に豪炎寺修也も栗松鉄平も瑞貴も心配する。だが残り時間はあとわずか……だからこそ円堂は最後まで戦いたいのだ。相棒の強い瞳に瑞貴は頷き――。
「わかった!!」
瑞貴と同じ気持ちを抱く仲間と共に覚悟を決めた。
――試合はいよいよ大詰めだ。基山ヒロトがドリブルで攻めるが、リトルギガントも黙ってられない。
「うっ!」
なんとマロン=イアンがウォルター=マウンテンとのダブルディフェンスでヒロトからボールを奪った。
「ロココにボールを回すんだ!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
「ムッ!」
リトルギガントの気迫もMAX状態だ。不動明王たちもそれが伝わる。
「こぉい!!」
円堂はこの試合に懸けている……だが、負傷しているのは間違いない。もう一度Xブラストを受け止めたら、円堂の腕は保(モ)たないだろう。
「そんなことはさせない!!」
「ロココにシュートを撃たせるな!!」
「「「「「オオッ!!」」」」」
瑞貴や豪炎寺を始め、イナズマジャパンも決死の守備をする。