激闘! イナズマ魂の反撃!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「泣いたり怪我したり落ち込んだり……。それでもオレは出会った仲間と笑い合い……共に励まし合ってここまで来たんだ……!! その日々が、今のオレを作っている……!!」
サッカーと出会って今までの日々――仲間との出会い、ライバルとの戦い、苦難あっての勝利、時には挫折した。一つも余すことなく円堂の成長となるようにパワーを生み出す。
「今のオレの骨も!! 筋肉も!! 仲間と共に作られてきたっ!!! それはじいちゃんにないオレだけのモノ!!!」
ゴッドハンドを出すとき現れた魔神の額に亀裂が入ると――今までの殻を破るかのように、新たな巨神が誕生した!!
その迫力にドラゴも驚かざるを得ない。
「な…なんだー!?」
「みんなと共に歩んで作ってきたサッカー……。それが…これが……オレのサッカーだっ!! ――ゴッドキャッチ!!!」
凄まじいエネルギーがスタジアム全体に伝わり、大介にも稲妻が走った衝撃を受けてサングラスのブリッジが砕け、瞳が露わになった。
「ま、守……」
「っ……!」
ロココも思わず唾を飲み込むほどの迫力である。そして円堂の足はゴールラインを割ることなく止まった。
「と…と……」
「止めた……――守が止めてくれた!!」
静寂が包む中で五郎がかろうじて呟くと、瑞貴が涙ぐみながら叫んだことにより、歓声が響き渡った。難しいと思われたコトアールの攻撃を円堂がガッチリと防いだのだ。
(いいぞ、円堂。真似することは決して間違いないじゃない……。憧れて過ごした日々がいつしか自分だけのモノを作っているものなんだ)
五郎と木野秋が涙を流しながら喜ぶ中、久遠道也は円堂の成長に喜びを感じて口角が上がった。
「そ、そんな……」
逆に追加点の決定的なチャンスを逃したコトアールは、ドラゴを始め信じられない気持ちでいた。
円堂と瑞貴は顔を見合わすと、お互いの想いが通じているかのように頷き合った。
「守が作ってくれたチャンス……絶対逆転しよう!!」
「よーし。いくぞ、みんな……反撃だ――っ!!!」
「「「「「オ――ッ!!」」」」
円堂から放たれた稲妻が、ピッチにいる仲間に一人残らず轟いた。まるで自分の力を分け与えたかのようだ。
円堂から綱海にボールが渡り、そのまま上がって行くと、マキシ=クゥが前に出た。
「そうはいくか!!」
「ヘヘッ。いい波が来てるぜ」
「!!」
「いいぞ! 条介!」
なんとマキシのブロックを綱海はジャンプでかわし、瑞貴は嬉しそうに声を上げた。
パスが回る中、不動はシンティ=ハンパの、宇都宮虎丸はマロン=イアンを軽やかにかわして瑞貴にボールを回す。
「明王、虎丸、ナイスプレー!」
「フッ」
「はい!」
「なんだ!? 奴らの動きが、全然違うぞ!!」
マキシが感じた違和感を、ロココはゴールにいるというのにビリビリ感じていた。
(マモルだ……!! マモルの勢いがそのままチームの勢いになるとは聞いていたが…まさかここまでとは……!! しかも――それだけじゃない!!)
「頼んだよ、ヒロト!」
「ああ!」
ジニー=ゲイノとウォルター=マウンテンのダブルディフェンスをかわした瑞貴は基山ヒロトにパスを回す。その姿をロココは見ていた。
(ミズキの積極的な声かけが、さらに全員の士気を上げている……!)
円堂の相棒であり副キャプテンとして仲間を支えてきた瑞貴だ。今の状況で仲間の士気をどう上げるかを理解している。
(恐るべし、エンドウ=マモル!! イノウエ=ミズキ!!)
「気圧されるな、ロココ!!」
「っ!!」
大介の言葉で我に返ったロココがフィールドを見る。
サッカーと出会って今までの日々――仲間との出会い、ライバルとの戦い、苦難あっての勝利、時には挫折した。一つも余すことなく円堂の成長となるようにパワーを生み出す。
「今のオレの骨も!! 筋肉も!! 仲間と共に作られてきたっ!!! それはじいちゃんにないオレだけのモノ!!!」
ゴッドハンドを出すとき現れた魔神の額に亀裂が入ると――今までの殻を破るかのように、新たな巨神が誕生した!!
その迫力にドラゴも驚かざるを得ない。
「な…なんだー!?」
「みんなと共に歩んで作ってきたサッカー……。それが…これが……オレのサッカーだっ!! ――ゴッドキャッチ!!!」
凄まじいエネルギーがスタジアム全体に伝わり、大介にも稲妻が走った衝撃を受けてサングラスのブリッジが砕け、瞳が露わになった。
「ま、守……」
「っ……!」
ロココも思わず唾を飲み込むほどの迫力である。そして円堂の足はゴールラインを割ることなく止まった。
「と…と……」
「止めた……――守が止めてくれた!!」
静寂が包む中で五郎がかろうじて呟くと、瑞貴が涙ぐみながら叫んだことにより、歓声が響き渡った。難しいと思われたコトアールの攻撃を円堂がガッチリと防いだのだ。
(いいぞ、円堂。真似することは決して間違いないじゃない……。憧れて過ごした日々がいつしか自分だけのモノを作っているものなんだ)
五郎と木野秋が涙を流しながら喜ぶ中、久遠道也は円堂の成長に喜びを感じて口角が上がった。
「そ、そんな……」
逆に追加点の決定的なチャンスを逃したコトアールは、ドラゴを始め信じられない気持ちでいた。
円堂と瑞貴は顔を見合わすと、お互いの想いが通じているかのように頷き合った。
「守が作ってくれたチャンス……絶対逆転しよう!!」
「よーし。いくぞ、みんな……反撃だ――っ!!!」
「「「「「オ――ッ!!」」」」
円堂から放たれた稲妻が、ピッチにいる仲間に一人残らず轟いた。まるで自分の力を分け与えたかのようだ。
円堂から綱海にボールが渡り、そのまま上がって行くと、マキシ=クゥが前に出た。
「そうはいくか!!」
「ヘヘッ。いい波が来てるぜ」
「!!」
「いいぞ! 条介!」
なんとマキシのブロックを綱海はジャンプでかわし、瑞貴は嬉しそうに声を上げた。
パスが回る中、不動はシンティ=ハンパの、宇都宮虎丸はマロン=イアンを軽やかにかわして瑞貴にボールを回す。
「明王、虎丸、ナイスプレー!」
「フッ」
「はい!」
「なんだ!? 奴らの動きが、全然違うぞ!!」
マキシが感じた違和感を、ロココはゴールにいるというのにビリビリ感じていた。
(マモルだ……!! マモルの勢いがそのままチームの勢いになるとは聞いていたが…まさかここまでとは……!! しかも――それだけじゃない!!)
「頼んだよ、ヒロト!」
「ああ!」
ジニー=ゲイノとウォルター=マウンテンのダブルディフェンスをかわした瑞貴は基山ヒロトにパスを回す。その姿をロココは見ていた。
(ミズキの積極的な声かけが、さらに全員の士気を上げている……!)
円堂の相棒であり副キャプテンとして仲間を支えてきた瑞貴だ。今の状況で仲間の士気をどう上げるかを理解している。
(恐るべし、エンドウ=マモル!! イノウエ=ミズキ!!)
「気圧されるな、ロココ!!」
「っ!!」
大介の言葉で我に返ったロココがフィールドを見る。