激突! 伝統と挑戦!!
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イナズマジャパンは鬼道有人、風丸一郎太、不動明王、瑞貴の順に丁寧にボールを回して行き、前線に素早く走り込む豪炎寺にボールが渡り染岡が声を上げる。
「さすが豪炎寺だ!! いけぇ!! シュートォー!!」
「フフンッ」
「!!」
「「「ノーエスケープ!!!」」」
豪炎寺はジョニー=ガスコインとデービット=バッキンガムとランス=ロットンの三人技……左右から岩壁を出してジョニーがスライディングで滑り込むノーエスケープによりボールを取られた。
「ぐっ」
「何ー!?」
「ハッハー!!」
防がれたことに染岡が驚いている間、ジョニーがゲイリー=リンクスにパスを出した。
「そうはさせるか!!」
「ウルトラムーン!!」
すかさずカバーに入った鬼道だが、ゲイリーによりアッサリかわされてしまった。
ゲイリーが前線へパスを出すと瑞貴がカットし、そのままゴールへと向かおうとするが……。
「ストーンプリズン!!」
「わあ!」
ランスにより防がれてしまい、攻めるナイツオブクイーンによりイナズマジャパンはギリギリの防戦が続く。
「そ…そんな。あの豪炎寺や鬼道や瑞貴ですら負けるなんて……。これがイギリス……。そしてこれが…世界の力か……!」
染岡を始めイナズマジャパンは世界の力を痛感する。激しいアジア予選を勝ったというのに、さらに上があったのを思い知らされた。
だがそんな中、我らがキャプテンと副キャプテンが励ましてくれる。
「みんな!! イギリスは強い! だけどがんばろう!!」
「私たちは日本みんなの代表!! みんなの思いを背負っているじゃない!!」
「フッ。みんなの思いを背負っている…か……。そんなこと当然だよ……」
「「何?」」
「近代サッカーの発祥はイギリス……。その何百年にも渡る歴史と伝統の重みが我々にはあるのだ。我ら騎士(ナイト)は歴史と伝統をも背負っているのだよ!!」
エドガーたちナイツオブクイーンにとって、国の代表というのと同時に伝統を守るために戦っているのだ。
「何ぃ~……伝統を背負ったサッカーだとぉ……。それがなんだって言うんだ!!」
「竜吾! 焦らないで!」
勢いを強くしてドリブルしていく染岡に瑞貴が止めるが、すでに遅かった。
「格が違うということさ!」
「えっ!?」
目で追いきれないジョニーのディフェンスにより、染岡はボールを奪われてしまった。
「クククッ。聞けばお前はサブメンバーで加入したばかりとか……。いきなり『補欠』にはこの試合は荷が重いと思うぜ」
「何ぃ!?」
「悪いがオレはエドガーみたいに紳士じゃないぜ補欠くん……」
「なんだとぉ~~……」
ニヤリと笑うジョニーに染岡は顔をしかめた。
――後半に入ってもイギリスは怒涛に攻めていく。染岡もよく動き守りにも参加しているが、相手のプレーに翻弄されっぱなしだ。
「クククッ。どんなに走ってもムダだよ、補欠くん」
「クッ……。オレはオレのサッカーをやるだけだ……!!」
「ホウ……どんなサッカーがお前のサッカーなのかな? ヒャハハハッ」
挑発するジョニーは染岡など敵じゃないと言うように嘲笑った。
一瞬の隙を突いて鬼道がナイツオブクイーンを抜いた。ランスやデービットに囲まれる豪炎寺が囮になってボールをもらったのは染岡。ゴール前にいるので絶好のチャンスだ。
「補欠は大人しくしてな!!」
「うぉおぉ――っ!!」
ジョニーのタックルを染岡も負けじと抵抗する。染岡には恵まれたフィジカルを持っているので、この程度では弾き飛ばされない。
「ムッ」
(オレはオレのサッカーをするのみ!!)
「が…がんばれ染岡さ――ん!!」
五郎もベンチから力いっぱい応援する。ジョニーと染岡の激しい攻防が続くが、ジョニーがボールに当たりをかけてダメージを与え、染岡は地に倒れてしまう。
「クククッ」
「ぐぁっ……!! グッ!!」
「残念だったな! これがお前のサッカーか。そのくらいのパワーじゃ世界には通じないぜ!!」
ボールを取られたことによってイナズマジャパンはチャンスを逃してしまった。逆にエドガーはこの隙を逃さない。
「よし、カウンターだ!!」
「おおっ!!」
「――待ちやがれ」
「!!」
「あきらめねぇぞ!! オレのサッカーはまだ終わっちゃいねぇ――っ!!」
起き上がった染岡は今までのことが脳裏に浮かんだ。
「さすが豪炎寺だ!! いけぇ!! シュートォー!!」
「フフンッ」
「!!」
「「「ノーエスケープ!!!」」」
豪炎寺はジョニー=ガスコインとデービット=バッキンガムとランス=ロットンの三人技……左右から岩壁を出してジョニーがスライディングで滑り込むノーエスケープによりボールを取られた。
「ぐっ」
「何ー!?」
「ハッハー!!」
防がれたことに染岡が驚いている間、ジョニーがゲイリー=リンクスにパスを出した。
「そうはさせるか!!」
「ウルトラムーン!!」
すかさずカバーに入った鬼道だが、ゲイリーによりアッサリかわされてしまった。
ゲイリーが前線へパスを出すと瑞貴がカットし、そのままゴールへと向かおうとするが……。
「ストーンプリズン!!」
「わあ!」
ランスにより防がれてしまい、攻めるナイツオブクイーンによりイナズマジャパンはギリギリの防戦が続く。
「そ…そんな。あの豪炎寺や鬼道や瑞貴ですら負けるなんて……。これがイギリス……。そしてこれが…世界の力か……!」
染岡を始めイナズマジャパンは世界の力を痛感する。激しいアジア予選を勝ったというのに、さらに上があったのを思い知らされた。
だがそんな中、我らがキャプテンと副キャプテンが励ましてくれる。
「みんな!! イギリスは強い! だけどがんばろう!!」
「私たちは日本みんなの代表!! みんなの思いを背負っているじゃない!!」
「フッ。みんなの思いを背負っている…か……。そんなこと当然だよ……」
「「何?」」
「近代サッカーの発祥はイギリス……。その何百年にも渡る歴史と伝統の重みが我々にはあるのだ。我ら騎士(ナイト)は歴史と伝統をも背負っているのだよ!!」
エドガーたちナイツオブクイーンにとって、国の代表というのと同時に伝統を守るために戦っているのだ。
「何ぃ~……伝統を背負ったサッカーだとぉ……。それがなんだって言うんだ!!」
「竜吾! 焦らないで!」
勢いを強くしてドリブルしていく染岡に瑞貴が止めるが、すでに遅かった。
「格が違うということさ!」
「えっ!?」
目で追いきれないジョニーのディフェンスにより、染岡はボールを奪われてしまった。
「クククッ。聞けばお前はサブメンバーで加入したばかりとか……。いきなり『補欠』にはこの試合は荷が重いと思うぜ」
「何ぃ!?」
「悪いがオレはエドガーみたいに紳士じゃないぜ補欠くん……」
「なんだとぉ~~……」
ニヤリと笑うジョニーに染岡は顔をしかめた。
――後半に入ってもイギリスは怒涛に攻めていく。染岡もよく動き守りにも参加しているが、相手のプレーに翻弄されっぱなしだ。
「クククッ。どんなに走ってもムダだよ、補欠くん」
「クッ……。オレはオレのサッカーをやるだけだ……!!」
「ホウ……どんなサッカーがお前のサッカーなのかな? ヒャハハハッ」
挑発するジョニーは染岡など敵じゃないと言うように嘲笑った。
一瞬の隙を突いて鬼道がナイツオブクイーンを抜いた。ランスやデービットに囲まれる豪炎寺が囮になってボールをもらったのは染岡。ゴール前にいるので絶好のチャンスだ。
「補欠は大人しくしてな!!」
「うぉおぉ――っ!!」
ジョニーのタックルを染岡も負けじと抵抗する。染岡には恵まれたフィジカルを持っているので、この程度では弾き飛ばされない。
「ムッ」
(オレはオレのサッカーをするのみ!!)
「が…がんばれ染岡さ――ん!!」
五郎もベンチから力いっぱい応援する。ジョニーと染岡の激しい攻防が続くが、ジョニーがボールに当たりをかけてダメージを与え、染岡は地に倒れてしまう。
「クククッ」
「ぐぁっ……!! グッ!!」
「残念だったな! これがお前のサッカーか。そのくらいのパワーじゃ世界には通じないぜ!!」
ボールを取られたことによってイナズマジャパンはチャンスを逃してしまった。逆にエドガーはこの隙を逃さない。
「よし、カウンターだ!!」
「おおっ!!」
「――待ちやがれ」
「!!」
「あきらめねぇぞ!! オレのサッカーはまだ終わっちゃいねぇ――っ!!」
起き上がった染岡は今までのことが脳裏に浮かんだ。