FFI世界大会、開幕!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「困りましたね、円堂センパイ。瑞貴さん」
「よーし、それじゃあみんなでやろう!! オレのキーパーと瑞貴のキッカーでPK百人抜きだ――っ!!」
「マジで!?」
「「「「「オオ――ッ!!」」」」」
簡単に了承した円堂に瑞貴は驚き、挑戦者たちは歓声の声を上げた。
――グラウンドに移動し、それぞれのゴールに分かれてPKをすることになった。円堂と瑞貴もユニフォームに着替える。
「図らずもスゴい特訓になっちゃったぞ」
「こうなったら乗りかかった船だね」
いきなり当初より大きな特訓になって五郎は驚き、巻き添えになった瑞貴もやるからには全力でやるようだ。
「こっちはいつでも準備OKだぜ!」
「それじゃ……いくよ!」
構えた相手に瑞貴は速い上にコントロールが良いシュートで一人目をクリアした。
「まずは一人目ね!」
「クッソ――ッ!!」
「よし、次はオレだ!!」
次から次へ来る挑戦者たちに瑞貴はゴールを決めて勝利していく。それは円堂も同じで、二人は六十人も突破した。
「「これならどうだ!!」」
「ムッ」
なんと次の挑戦は二人でゴールに立った。今まで一人ずつだったため瑞貴も目を見開く。
「二人ならどのコースに行っても取れる!」
「絶対に決められない!」
「……絶対なんて勝手に決めつけないで」
瑞貴はボールを上げると自らも高く飛んだ。それと同時にオーラもまとわせる。
「世界一になると決めたんだから、私の意地はこんな所で止められない! スプリングキャノン!!!」
「「何――っ!!」」
スプリングキャノンは二人のGKの間を通ってゴールに叩きつけた。取れなかったのではなく、反応できなかったのだ。
「……絶対なんて、あるもんか――っ!! 正義の鉄拳!!!」
円堂のほうも二人同時の挑戦者が来たらしい。だが、瑞貴同様クリアすることができた。瑞貴と円堂の凄まじい実力に五郎も挑戦者たちも驚く。
「おお――っ!! スゴいや、瑞貴さん!! 円堂センパイ!!」
「な…なんてぶっ飛んだFWにGKだ……」
「「へへっ」」
ニカッと笑う二人に、このままだと百人いくのでは、という考えが全員に出始めた。
その考え通りか、瑞貴も円堂も次々ゴールを決めたりボールを止めて、九十九人も成功した。
「やった!! あと一人!!」
「任せといて、五郎!!」
「オレたちはこの調子できっと、世界の頂上に行ってみせる!!」
「――フンッ。ふざけたことを……」
「――世界の頂上……? 笑わせるな!!」
突如ユニフォーム姿の二人が現れ、ストライカーがボールを踏みつけて破裂させた。
「な…なんだお前たちは――っ!?」
「あ……っ!! あ…あの人たちは……サムエルにフェルミン……。スペイン代表ストライカー・サムエル=マヨと、キーパー・フェルミン=サンチェスです!!」
「スペイン代表……レッドマタドールか……」
円堂は驚き、五郎は二人の正体を知り、瑞貴は所属するチーム名を呟いた。サムエル=マヨとフェルミン=サンチェスは不敵に笑う。
「フン…いいか、よく聞け……。世界のサッカーは今までずーっとヨーロッパと南米、二つの地域が頂上(トップ)を争ってきたんだ」
「それ以外の地域なんてレベルの低いおまけみたいなモノなんだよ!!」
「そんな国の奴らが頂上を語るなど、笑わせるにもほどがあるぜ!!」
「「何~!?」」
「うう…あいつらが百人目か……」
日本をバカにして高笑いするサムエルとサンチェスに、瑞貴と円堂は顔をしかめる。
「やめるなら今だぜ。世界は広いんだ」
「世界は広い? 南米やヨーロッパの試合しか見たことないんでしょ?」
「そういうお前たちはアジアの試合見たことあんのかよ?」
「み…瑞貴さん……!? え…円堂センパイ……!?」
「勝負だ!!」
「私たちが逆に世界の広さを教えてやる!!」
「「ホウ……」」
「よーし、それじゃあみんなでやろう!! オレのキーパーと瑞貴のキッカーでPK百人抜きだ――っ!!」
「マジで!?」
「「「「「オオ――ッ!!」」」」」
簡単に了承した円堂に瑞貴は驚き、挑戦者たちは歓声の声を上げた。
――グラウンドに移動し、それぞれのゴールに分かれてPKをすることになった。円堂と瑞貴もユニフォームに着替える。
「図らずもスゴい特訓になっちゃったぞ」
「こうなったら乗りかかった船だね」
いきなり当初より大きな特訓になって五郎は驚き、巻き添えになった瑞貴もやるからには全力でやるようだ。
「こっちはいつでも準備OKだぜ!」
「それじゃ……いくよ!」
構えた相手に瑞貴は速い上にコントロールが良いシュートで一人目をクリアした。
「まずは一人目ね!」
「クッソ――ッ!!」
「よし、次はオレだ!!」
次から次へ来る挑戦者たちに瑞貴はゴールを決めて勝利していく。それは円堂も同じで、二人は六十人も突破した。
「「これならどうだ!!」」
「ムッ」
なんと次の挑戦は二人でゴールに立った。今まで一人ずつだったため瑞貴も目を見開く。
「二人ならどのコースに行っても取れる!」
「絶対に決められない!」
「……絶対なんて勝手に決めつけないで」
瑞貴はボールを上げると自らも高く飛んだ。それと同時にオーラもまとわせる。
「世界一になると決めたんだから、私の意地はこんな所で止められない! スプリングキャノン!!!」
「「何――っ!!」」
スプリングキャノンは二人のGKの間を通ってゴールに叩きつけた。取れなかったのではなく、反応できなかったのだ。
「……絶対なんて、あるもんか――っ!! 正義の鉄拳!!!」
円堂のほうも二人同時の挑戦者が来たらしい。だが、瑞貴同様クリアすることができた。瑞貴と円堂の凄まじい実力に五郎も挑戦者たちも驚く。
「おお――っ!! スゴいや、瑞貴さん!! 円堂センパイ!!」
「な…なんてぶっ飛んだFWにGKだ……」
「「へへっ」」
ニカッと笑う二人に、このままだと百人いくのでは、という考えが全員に出始めた。
その考え通りか、瑞貴も円堂も次々ゴールを決めたりボールを止めて、九十九人も成功した。
「やった!! あと一人!!」
「任せといて、五郎!!」
「オレたちはこの調子できっと、世界の頂上に行ってみせる!!」
「――フンッ。ふざけたことを……」
「――世界の頂上……? 笑わせるな!!」
突如ユニフォーム姿の二人が現れ、ストライカーがボールを踏みつけて破裂させた。
「な…なんだお前たちは――っ!?」
「あ……っ!! あ…あの人たちは……サムエルにフェルミン……。スペイン代表ストライカー・サムエル=マヨと、キーパー・フェルミン=サンチェスです!!」
「スペイン代表……レッドマタドールか……」
円堂は驚き、五郎は二人の正体を知り、瑞貴は所属するチーム名を呟いた。サムエル=マヨとフェルミン=サンチェスは不敵に笑う。
「フン…いいか、よく聞け……。世界のサッカーは今までずーっとヨーロッパと南米、二つの地域が頂上(トップ)を争ってきたんだ」
「それ以外の地域なんてレベルの低いおまけみたいなモノなんだよ!!」
「そんな国の奴らが頂上を語るなど、笑わせるにもほどがあるぜ!!」
「「何~!?」」
「うう…あいつらが百人目か……」
日本をバカにして高笑いするサムエルとサンチェスに、瑞貴と円堂は顔をしかめる。
「やめるなら今だぜ。世界は広いんだ」
「世界は広い? 南米やヨーロッパの試合しか見たことないんでしょ?」
「そういうお前たちはアジアの試合見たことあんのかよ?」
「み…瑞貴さん……!? え…円堂センパイ……!?」
「勝負だ!!」
「私たちが逆に世界の広さを教えてやる!!」
「「ホウ……」」