世界の舞台へ、あと一歩……!
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「そんな……絶対決まったと思ったのに……!!」
「あの二人が力を合わせてもゴールを破れないっていうのか!?」
「なんてキーパーだ!!」
瑞貴や緑川リュウジたちはショックを受け、五郎はジョンスのパワーに驚きを隠せない。ジョンスはまさに――世界への道を阻む、最後の壁!!
二つの合体シュートが止められてしまった今、イナズマジャパンには為す術がない。
(クッ……。一度きりのチャンスを…せっかくみんなが作ってくれたチャンスを……逃したというのか、オレは!!!)
カウンターを提案し、エースストライカーのプライドもあり、点を取れなかった豪炎寺が一番悔やんでいた。
それから流れはファイアードラゴンのものになり、残り時間はあとわずか。冴えるファイアードラゴンのパスワークがゴール前にいるアフロディに渡る。
「クッ!」
「フッ。――何!!」
風丸をかわしたアフロディは前に出ていた円堂にボールを奪われた。
「もう一度だ、豪炎寺!!」
「!! え、円堂……」
「修也!! 試合はまだまだ……終わっちゃいない!!」
「瑞貴……」
「そうだ豪炎寺!!」
「最後のゴールを決めるのはお前しかいない!!」
円堂も瑞貴も風丸も土方雷電も……イナズマジャパンは紅白戦から今日に至るまで、豪炎寺の世界への思いを共に感じてプレーしてきた。
「「「「「世界への壁を突破するのはお前しかいないんだ!!」」」」」
「み…みんな……」
「いくぞ豪炎寺――っ!!」
円堂が大きく蹴り上げた。残り時間は3分……日本最後の攻撃だ。
ボールは鬼道に渡り、不動もうしろから続く。そこにチャンスウが対抗して来る。
「フンッ!! パーフェクトゾーンプレスで潰してあげます!!」
「ムッ」
「そうはいくか――っ!!」
チャンスウに警戒する鬼道だが、なんと風丸たちDFも中盤に上がって人数を増やしてきた。
そこからは激しいボールの奪い合いが始まり、緑川から栗松、栗松から綱海、綱海から不動へとボールが渡っていく。前へ繋ごうとするみんなの気持ちが豪炎寺にも伝わっていた。
「みんな……」
「フッ。大した信頼です。だが我々のゾーンの中で、いつまでもボールキープはさせません!!」
チャンスウを始めファイアードラゴンが迫る。中盤はやはりファイアードラゴンのゾーンが一枚上手か!?
(集中しろ!! 突破口(パスコース)は必ずあるはず……)
((((なんとしてもパスを繋ぐんだ!!))))
不動、緑川、鬼道、土方の気持ちが一つになった。不動がチャンスウとパク=ペクヨンの間にパスを出した。
「フンッ! そんな所には誰もいない!!」
「うおお!!」
「何ぃー!? いつの間に!?」
誰もいないパスコースに土方が走り込んでいたのでチャンスウたちは驚く。それからさらに緑川、そして鬼道へと申し合わせたようにパスが繋がる……これはまさに、フィールドを走る稲妻だ。
「あの二人が力を合わせてもゴールを破れないっていうのか!?」
「なんてキーパーだ!!」
瑞貴や緑川リュウジたちはショックを受け、五郎はジョンスのパワーに驚きを隠せない。ジョンスはまさに――世界への道を阻む、最後の壁!!
二つの合体シュートが止められてしまった今、イナズマジャパンには為す術がない。
(クッ……。一度きりのチャンスを…せっかくみんなが作ってくれたチャンスを……逃したというのか、オレは!!!)
カウンターを提案し、エースストライカーのプライドもあり、点を取れなかった豪炎寺が一番悔やんでいた。
それから流れはファイアードラゴンのものになり、残り時間はあとわずか。冴えるファイアードラゴンのパスワークがゴール前にいるアフロディに渡る。
「クッ!」
「フッ。――何!!」
風丸をかわしたアフロディは前に出ていた円堂にボールを奪われた。
「もう一度だ、豪炎寺!!」
「!! え、円堂……」
「修也!! 試合はまだまだ……終わっちゃいない!!」
「瑞貴……」
「そうだ豪炎寺!!」
「最後のゴールを決めるのはお前しかいない!!」
円堂も瑞貴も風丸も土方雷電も……イナズマジャパンは紅白戦から今日に至るまで、豪炎寺の世界への思いを共に感じてプレーしてきた。
「「「「「世界への壁を突破するのはお前しかいないんだ!!」」」」」
「み…みんな……」
「いくぞ豪炎寺――っ!!」
円堂が大きく蹴り上げた。残り時間は3分……日本最後の攻撃だ。
ボールは鬼道に渡り、不動もうしろから続く。そこにチャンスウが対抗して来る。
「フンッ!! パーフェクトゾーンプレスで潰してあげます!!」
「ムッ」
「そうはいくか――っ!!」
チャンスウに警戒する鬼道だが、なんと風丸たちDFも中盤に上がって人数を増やしてきた。
そこからは激しいボールの奪い合いが始まり、緑川から栗松、栗松から綱海、綱海から不動へとボールが渡っていく。前へ繋ごうとするみんなの気持ちが豪炎寺にも伝わっていた。
「みんな……」
「フッ。大した信頼です。だが我々のゾーンの中で、いつまでもボールキープはさせません!!」
チャンスウを始めファイアードラゴンが迫る。中盤はやはりファイアードラゴンのゾーンが一枚上手か!?
(集中しろ!! 突破口(パスコース)は必ずあるはず……)
((((なんとしてもパスを繋ぐんだ!!))))
不動、緑川、鬼道、土方の気持ちが一つになった。不動がチャンスウとパク=ペクヨンの間にパスを出した。
「フンッ! そんな所には誰もいない!!」
「うおお!!」
「何ぃー!? いつの間に!?」
誰もいないパスコースに土方が走り込んでいたのでチャンスウたちは驚く。それからさらに緑川、そして鬼道へと申し合わせたようにパスが繋がる……これはまさに、フィールドを走る稲妻だ。