仲間のために! 円堂復活!!
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「パスを出そうと思っても不動がいるとつい躊躇ってしまう……。不動がボールを持つと協力する気が失せてしまう。不動が仲間を信じないことで、逆にみんなも動きが鈍くなっているんだ……!!! 瑞貴も不動やみんなを繋ぐフォローするのが精一杯で満足するプレーができていない……!!!」
そんな細かいことまでわからなかったので、五郎は気づいた円堂に尊敬する。
「なるほどー。円堂センパイ、さすがキャプテンですね!!!」
「えっ?」
「円堂センパイ……?」
「……そ、そうか……。オレはみんなを見ることを忘れていた……。『キャプテン』なのに!!」
ついに円堂は自分の見るべきこと、やるべきことに、とうとう気づいた。その様子を久遠も目を向ける。
「じいちゃんからの手紙が来てからというもの…自分が強くなることだけしか考えていなかった……。でもオレは全体を見ることが必要だったんだ!!! ――監督!!! オレを試合に出してください!! キャプテンとして!!」
円堂は久遠に顔を向けて告げる。その表情は正にキャプテンそのものだったので、久遠もフッと笑った。
「気づいたか……いいだろう。キャプテンとしてみんなをまとめ、そして勝つんだ!!! 円堂!!!」
「はいっ!!!」
ハッキリと返事した円堂はユニフォームに着替え、しっかりとグローブを付ける。
(よーし、いくぞ~~!!! みんなに迷惑かけた分も取り戻すんだ……!!!)
久遠はボールを持つ瑞貴に目で合図を出し、その意図がわかった瑞貴はボールをラインの外に出す。
(やっと帰ってきたんだ……フィールドへ!!!)
「うおおぉぉおっ! やってやるぜぇ――っ!!!」
「円堂!!!」
「円堂!!!」
「円堂さん……!!!」
選手交代の合図が出され、立向居勇気に代わり円堂が入る。瑞貴も風丸一郎太も豪炎寺修也も立向居も待ち望んでいた姿が現れて嬉しそうに笑う。
「ナイスガッツだ、立向居。あとはズババーンと任せとけ!! よーし、みんなでまとまっていこう!!! チームワークで逆転だ!!!」
「ケッ、こいつらがオレのサッカーについて来られるとは思わねーけどな」
「なんだと!?」
不動の嫌みに土方たちはムッとするが、円堂が制して不動の前に出て手を差し出す。
「不動……。オレたちを信じてくれ、一緒に戦おう!!!」
「…………」
バシッ!
円堂の言葉に不動も手を差し出すが……なんと円堂の手を払いのけた。
「やなこった。自分のことでいっぱいいっぱいだったくせに言われたかねーよ」
「!!!」
「何がチームワークだ、オレはオレのやりたいようにやる」
「不動!!!」
「貴様ー!!!」
「不動……」
暖かい言葉をかけてくれた円堂に対する言い方に緑川や土方は怒りを表す。だけど不動はそれも気にしないように背を向け、円堂は怒ることもなくただ不動の背中を見つめた。
だけど円堂にはゴールに入る前にまだやることがある。行動に移そうとすると、目の前にキャプテンマークが差し出された。
「瑞貴……」
何も言わずただニコッと笑う瑞貴。円堂はキャプテンマークを受け取る前に頭を下げた。
「本当にごめん!! 一度道を誤ってしまったけど……これからも俺の相棒でいてくれるか?」
「…………」
瑞貴は円堂がピッチに入ったときから気づいた。今目の前にいる円堂は自分と共にチームを支えてきたキャプテンだ。
「だからこれを渡そうとしているんでしょ。あんたは私たちのキャプテンで……私の相棒なんだから!!!」
「っ!!」
満面の笑みを浮かべる瑞貴に円堂は顔が赤くなった。相棒と認めてくれた嬉しさとは別に心が温かくなる。
「さあ……いくよ、守!!!」
「ああ!!!」
円堂は瑞貴からキャプテンマークを受け取り、瑞貴も鬼道から副キャプテンマークを受け取った。
そんな細かいことまでわからなかったので、五郎は気づいた円堂に尊敬する。
「なるほどー。円堂センパイ、さすがキャプテンですね!!!」
「えっ?」
「円堂センパイ……?」
「……そ、そうか……。オレはみんなを見ることを忘れていた……。『キャプテン』なのに!!」
ついに円堂は自分の見るべきこと、やるべきことに、とうとう気づいた。その様子を久遠も目を向ける。
「じいちゃんからの手紙が来てからというもの…自分が強くなることだけしか考えていなかった……。でもオレは全体を見ることが必要だったんだ!!! ――監督!!! オレを試合に出してください!! キャプテンとして!!」
円堂は久遠に顔を向けて告げる。その表情は正にキャプテンそのものだったので、久遠もフッと笑った。
「気づいたか……いいだろう。キャプテンとしてみんなをまとめ、そして勝つんだ!!! 円堂!!!」
「はいっ!!!」
ハッキリと返事した円堂はユニフォームに着替え、しっかりとグローブを付ける。
(よーし、いくぞ~~!!! みんなに迷惑かけた分も取り戻すんだ……!!!)
久遠はボールを持つ瑞貴に目で合図を出し、その意図がわかった瑞貴はボールをラインの外に出す。
(やっと帰ってきたんだ……フィールドへ!!!)
「うおおぉぉおっ! やってやるぜぇ――っ!!!」
「円堂!!!」
「円堂!!!」
「円堂さん……!!!」
選手交代の合図が出され、立向居勇気に代わり円堂が入る。瑞貴も風丸一郎太も豪炎寺修也も立向居も待ち望んでいた姿が現れて嬉しそうに笑う。
「ナイスガッツだ、立向居。あとはズババーンと任せとけ!! よーし、みんなでまとまっていこう!!! チームワークで逆転だ!!!」
「ケッ、こいつらがオレのサッカーについて来られるとは思わねーけどな」
「なんだと!?」
不動の嫌みに土方たちはムッとするが、円堂が制して不動の前に出て手を差し出す。
「不動……。オレたちを信じてくれ、一緒に戦おう!!!」
「…………」
バシッ!
円堂の言葉に不動も手を差し出すが……なんと円堂の手を払いのけた。
「やなこった。自分のことでいっぱいいっぱいだったくせに言われたかねーよ」
「!!!」
「何がチームワークだ、オレはオレのやりたいようにやる」
「不動!!!」
「貴様ー!!!」
「不動……」
暖かい言葉をかけてくれた円堂に対する言い方に緑川や土方は怒りを表す。だけど不動はそれも気にしないように背を向け、円堂は怒ることもなくただ不動の背中を見つめた。
だけど円堂にはゴールに入る前にまだやることがある。行動に移そうとすると、目の前にキャプテンマークが差し出された。
「瑞貴……」
何も言わずただニコッと笑う瑞貴。円堂はキャプテンマークを受け取る前に頭を下げた。
「本当にごめん!! 一度道を誤ってしまったけど……これからも俺の相棒でいてくれるか?」
「…………」
瑞貴は円堂がピッチに入ったときから気づいた。今目の前にいる円堂は自分と共にチームを支えてきたキャプテンだ。
「だからこれを渡そうとしているんでしょ。あんたは私たちのキャプテンで……私の相棒なんだから!!!」
「っ!!」
満面の笑みを浮かべる瑞貴に円堂は顔が赤くなった。相棒と認めてくれた嬉しさとは別に心が温かくなる。
「さあ……いくよ、守!!!」
「ああ!!!」
円堂は瑞貴からキャプテンマークを受け取り、瑞貴も鬼道から副キャプテンマークを受け取った。