虎丸の秘められた力!!
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イナズマジャパンはFFIアジア予選一回戦を突破した。次の二回戦に向けて円堂守も井上瑞貴も豪炎寺修也も意気込む。
「次もがんばろうな」
「うん」
「ああ」
「――円堂センパーイ!! 瑞貴さーん!! 豪炎寺さーん!!」
「「「!!!」」」
突如聞こえた声に三人は顔を向けると、そこには満面の笑みでイナズマジャパンのジャージを着た多摩野五郎がいた。
「どうした五郎!?」
「聞いてください。ボク、データの収集力を認められてデータ係になったんです!!」
「おお――っ!!! そうなのか!!! ってことはベンチに入れるのか!?」
「ハイ! 選手じゃないけど、みんなの試合は近くで見れます」
「やったな五郎!!!」
「確かに選考試合の日でも五郎の収集力はスゴかったもんね。おめでとう!!!」
円堂と五郎が手を取り合って喜び、瑞貴も嬉しそうに拍手する。
次いで五郎はデータが記してあるメモを持って顔を引き締める。
「がんばってくださいね。次の敵は、灼熱の砂漠で鍛えられたカタールです!!!」
「オウッ。任せて!!!」
「ズババーンと勝って――」
ズッバァァ――ンッ!!
「ズバン?」
「なんの音!?」
「こっちだ!」
突然の轟音に円堂は唖然とし、瑞貴は豪炎寺に続いて音がした場所に向かう。
豪炎寺が角を曲がった途端、なんと豪炎寺の顔の横を通ってうしろの壁に書いた的(マト)の中心に命中した。しかも壁にめり込んでいる。それを撃ったのは……イナズマジャパン最年少の宇都宮虎丸だった。
「うぉ――っ!!スゲーじゃん虎丸!! 今のシュート、お前が蹴ったのか――っ!!」
「わ――っ!! すいません!!! し…失礼します!!!」
「待て!!!」
慌てて去ろうとする虎丸を豪炎寺が引き止めた。
「いつも練習中、人にパスしてばかりでシュートを撃たないのは何故だ!?」
「えっ?」
「……そういえば虎丸のシュート決めるとこ見たことなかったな……」
「アシストばかりで私たちに回してるもんね」
「そ…それは豪炎寺さんや瑞貴さんたちがシュートしたほうが確実だからに決まってるじゃないですか」
「……ホントにそうかな?」
豪炎寺は足元に転がっているボールを拾い、思いっきり虎丸に向かってシュートを撃つ。
「うわっ!」
虎丸は突然のことに驚きつつも見事にトラップした。
「次もがんばろうな」
「うん」
「ああ」
「――円堂センパーイ!! 瑞貴さーん!! 豪炎寺さーん!!」
「「「!!!」」」
突如聞こえた声に三人は顔を向けると、そこには満面の笑みでイナズマジャパンのジャージを着た多摩野五郎がいた。
「どうした五郎!?」
「聞いてください。ボク、データの収集力を認められてデータ係になったんです!!」
「おお――っ!!! そうなのか!!! ってことはベンチに入れるのか!?」
「ハイ! 選手じゃないけど、みんなの試合は近くで見れます」
「やったな五郎!!!」
「確かに選考試合の日でも五郎の収集力はスゴかったもんね。おめでとう!!!」
円堂と五郎が手を取り合って喜び、瑞貴も嬉しそうに拍手する。
次いで五郎はデータが記してあるメモを持って顔を引き締める。
「がんばってくださいね。次の敵は、灼熱の砂漠で鍛えられたカタールです!!!」
「オウッ。任せて!!!」
「ズババーンと勝って――」
ズッバァァ――ンッ!!
「ズバン?」
「なんの音!?」
「こっちだ!」
突然の轟音に円堂は唖然とし、瑞貴は豪炎寺に続いて音がした場所に向かう。
豪炎寺が角を曲がった途端、なんと豪炎寺の顔の横を通ってうしろの壁に書いた的(マト)の中心に命中した。しかも壁にめり込んでいる。それを撃ったのは……イナズマジャパン最年少の宇都宮虎丸だった。
「うぉ――っ!!スゲーじゃん虎丸!! 今のシュート、お前が蹴ったのか――っ!!」
「わ――っ!! すいません!!! し…失礼します!!!」
「待て!!!」
慌てて去ろうとする虎丸を豪炎寺が引き止めた。
「いつも練習中、人にパスしてばかりでシュートを撃たないのは何故だ!?」
「えっ?」
「……そういえば虎丸のシュート決めるとこ見たことなかったな……」
「アシストばかりで私たちに回してるもんね」
「そ…それは豪炎寺さんや瑞貴さんたちがシュートしたほうが確実だからに決まってるじゃないですか」
「……ホントにそうかな?」
豪炎寺は足元に転がっているボールを拾い、思いっきり虎丸に向かってシュートを撃つ。
「うわっ!」
虎丸は突然のことに驚きつつも見事にトラップした。