トリコ×ONE PIECE2
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【再会トリコとルフィ、海戦の実を探せ!】
私とトリコと小松さんとテリーの今回のハントの目的は捕獲レベル10の魚類・ハルサメ。それを捕獲するために大きめの船を貸してもらって海の真ん中で釣りをしている。……小松さんと私だけね。
「釣れませんねぇ~……ハルサメ……」
「ハァ~……。いつになったら釣れるんだろう……」
「焦るなよ、小松、瑞貴。まだ三日目だぜ? ハルサメのスープはメチャクチャうまいからな~。くぅ~! 楽しみだぜ~!」
ていうか、匂いでポイントを押さえてくれたのはありがたいけど、言いだしっぺの張本人が釣竿をすら握らずテリーと一緒に寝転がっているのはどういうことだ。本人は『体力温存だ』とか言ってるが。
「ハァ~……――おっ」
「ん?」
〈ウウ……〉
頬杖をついて溜息を吐いたら海の中に気配を感じた。トリコもテリーも同じみたい。
「小松~」
「はい?」
「来たよ」
「えっ? えっ? ――うわあっ!」」
トリコと私を交互に見ながら不思議そうにする小松さんの竿に掛かったみたい。糸が絡まるといけないから私の分はすぐに回収する。おおっ、海にも魚影が見えるよ。
「トトトトトリコさーん! 瑞貴さーん!」
「小松さん、しっかり握ってて!」
私たちの船を中心にハルサメが回っているせいか、大渦ができはじめた。私もトリコも小松さんの竿を持つ。
「こいつは大物だよ!」
「はい!」
「よし、今だ! せーの!」
「「「うおおぉぉおおお!」」」
タイミングを見計らい力を合わせて引き上げる。するとハルサメが海面を越えて宙に現れた。
〈グオオォォオオオ!〉
「出たー!」
「ハルサメだ!」
「やったね!」
「瑞貴さん、トリコさん、ものっそい光ってますよ!」
「綺麗! 夜に光ったら海のオーロラができそう!」
「卵をたっぷり抱えてるってこった!」
あとはうまく捕獲するだけ。トリコが一人でやるようで両手を合わせる。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
〈グオオォォオオオ!〉
「よし!」
「ノッキング、決まった!」
トリコの指ノッキングがハルサメの首に命中し、神経をマヒされたハルサメは海上に落ちてきた。もう力もないからプカッと浮いている。
「やりましたね~!」
「さっそく帰って調理頼むぜ、小松、瑞貴!」
「はい!」
「任された!」
〈ウウ……ワウッ! グルルル!〉
今まで傍観していたテリーが、突然警戒するようにハルサメに向かって吠え始めた。
「ん? どうした、テリー?」
「ハルサメを見て吠えてる……?」
ピクッ。
〈グオオォォオオオ!〉
すると突然ハルサメが起き上がった。ノッキングしたばかりで動けるはずがないのに!
「ええっ!?」
「なっ!?」
「そんなバカな!?」
私もトリコも小松さんもどういうことかと思った。その次の瞬間――。
「ゴムゴムの~~……」
「「「えっ?」」」
ハルサメの皮膚が伸びたり膨らんだりするのも驚いたけど、一番驚いたのは声の正体だ。ハルサメの首の動きを見ると逆流するように口へ移動して異様に長い腕と手が出て……。
「ロケット――ッ!!」
バシャ――ンッ!!
ハルサメの口をつかんで本当にロケットのように何者かが現れた。その衝撃で倒れたハルサメが海上に落ちたとき、私たちはモロに水をかぶってしまう。テリーも体を振って水気を落としていた。
「ふぃ~~、よっと!」
空から落ちてハルサメの上に乗ったのは間違いない。前と衣装が違うけど懐かしの人物だった。
「あ~びっくりした!」
「なっ!? こっちがびっくりしましたよー! 何やってるんですかー!? ルフィさーん!」
「ん? おっ、トリコと瑞貴と小松じゃねぇか! 久しぶりだな! ニシシシ!」
「うん。久しぶり、ルフィ」
「ああ。相変わらず元気そうでなによりだ」
さすがルフィというかマトモな再会じゃないね。小松さんなんてズッコケていたよ。
私とトリコと小松さんとテリーの今回のハントの目的は捕獲レベル10の魚類・ハルサメ。それを捕獲するために大きめの船を貸してもらって海の真ん中で釣りをしている。……小松さんと私だけね。
「釣れませんねぇ~……ハルサメ……」
「ハァ~……。いつになったら釣れるんだろう……」
「焦るなよ、小松、瑞貴。まだ三日目だぜ? ハルサメのスープはメチャクチャうまいからな~。くぅ~! 楽しみだぜ~!」
ていうか、匂いでポイントを押さえてくれたのはありがたいけど、言いだしっぺの張本人が釣竿をすら握らずテリーと一緒に寝転がっているのはどういうことだ。本人は『体力温存だ』とか言ってるが。
「ハァ~……――おっ」
「ん?」
〈ウウ……〉
頬杖をついて溜息を吐いたら海の中に気配を感じた。トリコもテリーも同じみたい。
「小松~」
「はい?」
「来たよ」
「えっ? えっ? ――うわあっ!」」
トリコと私を交互に見ながら不思議そうにする小松さんの竿に掛かったみたい。糸が絡まるといけないから私の分はすぐに回収する。おおっ、海にも魚影が見えるよ。
「トトトトトリコさーん! 瑞貴さーん!」
「小松さん、しっかり握ってて!」
私たちの船を中心にハルサメが回っているせいか、大渦ができはじめた。私もトリコも小松さんの竿を持つ。
「こいつは大物だよ!」
「はい!」
「よし、今だ! せーの!」
「「「うおおぉぉおおお!」」」
タイミングを見計らい力を合わせて引き上げる。するとハルサメが海面を越えて宙に現れた。
〈グオオォォオオオ!〉
「出たー!」
「ハルサメだ!」
「やったね!」
「瑞貴さん、トリコさん、ものっそい光ってますよ!」
「綺麗! 夜に光ったら海のオーロラができそう!」
「卵をたっぷり抱えてるってこった!」
あとはうまく捕獲するだけ。トリコが一人でやるようで両手を合わせる。
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!」
〈グオオォォオオオ!〉
「よし!」
「ノッキング、決まった!」
トリコの指ノッキングがハルサメの首に命中し、神経をマヒされたハルサメは海上に落ちてきた。もう力もないからプカッと浮いている。
「やりましたね~!」
「さっそく帰って調理頼むぜ、小松、瑞貴!」
「はい!」
「任された!」
〈ウウ……ワウッ! グルルル!〉
今まで傍観していたテリーが、突然警戒するようにハルサメに向かって吠え始めた。
「ん? どうした、テリー?」
「ハルサメを見て吠えてる……?」
ピクッ。
〈グオオォォオオオ!〉
すると突然ハルサメが起き上がった。ノッキングしたばかりで動けるはずがないのに!
「ええっ!?」
「なっ!?」
「そんなバカな!?」
私もトリコも小松さんもどういうことかと思った。その次の瞬間――。
「ゴムゴムの~~……」
「「「えっ?」」」
ハルサメの皮膚が伸びたり膨らんだりするのも驚いたけど、一番驚いたのは声の正体だ。ハルサメの首の動きを見ると逆流するように口へ移動して異様に長い腕と手が出て……。
「ロケット――ッ!!」
バシャ――ンッ!!
ハルサメの口をつかんで本当にロケットのように何者かが現れた。その衝撃で倒れたハルサメが海上に落ちたとき、私たちはモロに水をかぶってしまう。テリーも体を振って水気を落としていた。
「ふぃ~~、よっと!」
空から落ちてハルサメの上に乗ったのは間違いない。前と衣装が違うけど懐かしの人物だった。
「あ~びっくりした!」
「なっ!? こっちがびっくりしましたよー! 何やってるんですかー!? ルフィさーん!」
「ん? おっ、トリコと瑞貴と小松じゃねぇか! 久しぶりだな! ニシシシ!」
「うん。久しぶり、ルフィ」
「ああ。相変わらず元気そうでなによりだ」
さすがルフィというかマトモな再会じゃないね。小松さんなんてズッコケていたよ。