終わりの始まり! トリコVSジョア!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……第三勢力・NEOのジョアと、彼の力で人格を変えられた鉄平が、フェス会場に現れた。伝説の料理人・フローゼと瓜二つのジョアは、その実力で次郎と節乃を圧倒する。
一方、ジョアのただならぬ気配を察知したトリコとスタージュンは、戦いを中断しジョアの元へと向かった!
☆☆☆☆☆
私たちに立ちはだかろうとする鉄平は、目が虚ろとはいえ明らかに私たちを敵だと認識している。
「雰囲気がまるで違う……これが本当に鉄平なの!?」
「お前……!」
「やめてください! なんでトリコさんと鉄平さんが戦わないといけないんですか!?」
〈ユーン!〉
私とトリコが対峙しているから小松さんは必死に叫び、鉄平に可愛がってくれたユンちゃんも涙を浮かべ悲痛な声を上げる。
「ですから、何を言ってもムダです。彼はもう全くの別人」
「!?」
「何しろ、四天王・ゼブラを一瞬で料理するほどですから」
男がそう言ったので横目で見れば木の根に全身を縛られているゼブラがいた。過去に鉄平は与作さんの力を借りてゼブラを逮捕したことがあったけど、今はその必要性がないのに実行したということは、本当に鉄平は私たちの敵になってしまったということを表している。
「邪魔する者は、排除する……」
「鉄平、どけぇ!」
「「うおおぉぉおおお!」」
「縛り木」
「「ぬおっ!?」」
トリコとスタージュンが駆け出すと、鉄平は地に拳を打ちつけるとゼブラを縛ったのと同じ木の根が現れ、あっという間に二人を拘束した。
「トリコさん!」
「灯火(トウカ)!!」
ボオッ!!
私は灯火(トウカ)を使って二人を縛る根を燃やし尽くす。私の意思によって操ることができるから、火は二人に全くダメージを与えていない。
「まだ縛り木を地中に隠しておるとはのぅ……。こ奴は任せてもらうじょい!」
「セツ婆!」
「倒れてなんかいられんよ。ちとお灸を据えねばならんのでな」
「次郎さん!」
「「ふっ!」」
爆風の中で立ち上がった節乃さんと次郎さんにトリコと私が声を上げると、二人は一斉に素早くジャンプした。きっとこれから鉄平の相手をするのだろう。
「マスター・次郎に国宝・節乃……フゥ、いくらあなた方でもそう簡単には倒せませんよ。――ん?」
「お前の相手は俺だ!」
節乃さんと次郎さんに呆れる男に、トリコとスタージュンはオーラと共にグルメ細胞の悪魔をそれぞれ出現させ、男の意識をこちらに向けた。
「あなた方のグルメ細胞が見せるイメージですか。実にいいうまみですが……」
カッ!
「「なっ!?」」
「フッ」
男の顔が一瞬変わったと思ったら、圧倒的な気迫だけで二人のグルメ細胞のオーラを悪魔ごと消してしまった! あっという間の出来事にトリコとスタージュンも驚いている。
「な、なんだ!? 今のは……!」
「あの気迫……美食會とIGOを敵に回すだけはある……!」
「あなた方には用はありません。私の目的は……あの料理人たち」
「何っ!?」
「えっ!?」
「ぼ、僕ら!?」
「っ……!」
男が横目で見た先にいるのは私と小松さんだった。さっきも『生きててよかった』とか言っていたし、こいつが私たちを狙う理由っていったい!?
一方、ジョアのただならぬ気配を察知したトリコとスタージュンは、戦いを中断しジョアの元へと向かった!
☆☆☆☆☆
私たちに立ちはだかろうとする鉄平は、目が虚ろとはいえ明らかに私たちを敵だと認識している。
「雰囲気がまるで違う……これが本当に鉄平なの!?」
「お前……!」
「やめてください! なんでトリコさんと鉄平さんが戦わないといけないんですか!?」
〈ユーン!〉
私とトリコが対峙しているから小松さんは必死に叫び、鉄平に可愛がってくれたユンちゃんも涙を浮かべ悲痛な声を上げる。
「ですから、何を言ってもムダです。彼はもう全くの別人」
「!?」
「何しろ、四天王・ゼブラを一瞬で料理するほどですから」
男がそう言ったので横目で見れば木の根に全身を縛られているゼブラがいた。過去に鉄平は与作さんの力を借りてゼブラを逮捕したことがあったけど、今はその必要性がないのに実行したということは、本当に鉄平は私たちの敵になってしまったということを表している。
「邪魔する者は、排除する……」
「鉄平、どけぇ!」
「「うおおぉぉおおお!」」
「縛り木」
「「ぬおっ!?」」
トリコとスタージュンが駆け出すと、鉄平は地に拳を打ちつけるとゼブラを縛ったのと同じ木の根が現れ、あっという間に二人を拘束した。
「トリコさん!」
「灯火(トウカ)!!」
ボオッ!!
私は灯火(トウカ)を使って二人を縛る根を燃やし尽くす。私の意思によって操ることができるから、火は二人に全くダメージを与えていない。
「まだ縛り木を地中に隠しておるとはのぅ……。こ奴は任せてもらうじょい!」
「セツ婆!」
「倒れてなんかいられんよ。ちとお灸を据えねばならんのでな」
「次郎さん!」
「「ふっ!」」
爆風の中で立ち上がった節乃さんと次郎さんにトリコと私が声を上げると、二人は一斉に素早くジャンプした。きっとこれから鉄平の相手をするのだろう。
「マスター・次郎に国宝・節乃……フゥ、いくらあなた方でもそう簡単には倒せませんよ。――ん?」
「お前の相手は俺だ!」
節乃さんと次郎さんに呆れる男に、トリコとスタージュンはオーラと共にグルメ細胞の悪魔をそれぞれ出現させ、男の意識をこちらに向けた。
「あなた方のグルメ細胞が見せるイメージですか。実にいいうまみですが……」
カッ!
「「なっ!?」」
「フッ」
男の顔が一瞬変わったと思ったら、圧倒的な気迫だけで二人のグルメ細胞のオーラを悪魔ごと消してしまった! あっという間の出来事にトリコとスタージュンも驚いている。
「な、なんだ!? 今のは……!」
「あの気迫……美食會とIGOを敵に回すだけはある……!」
「あなた方には用はありません。私の目的は……あの料理人たち」
「何っ!?」
「えっ!?」
「ぼ、僕ら!?」
「っ……!」
男が横目で見た先にいるのは私と小松さんだった。さっきも『生きててよかった』とか言っていたし、こいつが私たちを狙う理由っていったい!?