驚愕! 黒幕“ジョア”の正体!!
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……駆け付けた瑞貴と小松が見守る中、トリコとスタージュンの死闘は極限状態を迎える。
その最中(サナカ)、フェス会場に現れた怪しい影・ジョア。その足元にはなんと鉄平を従えていた。そして、ジョアの規格外の強さに節乃も劣勢を強いられてしまう。果たして、この窮地を脱することはできるのか――!?
☆☆☆☆☆
クッキングスタジアムにとんでもない気配を感知し、トリコとスタージュンの戦いは中断となった。
スタージュンはパートナーアニマル・ブラガドラゴンに乗り、私はトリコと共に風舞で風に乗り、小松さんはパートナーアニマル・ユンちゃんに乗ってそれぞれスタジアムに向かう。
「ついに現れたか……!」
ブレガドラゴンの上で呟くスタージュンは、まるでこの気配の持ち主が現れることを予見していたみたい。
「スタージュンの奴は、何かに気づいてるみてぇだ。この気配……いったい何が起こってやがる!?」
「さらに悪い報せがあるの。この強大な気配の持ち主は私が宿す四神を軽く凌駕しているよ」
「何っ!? あいつらを!?」
「私が変化した結果だけどね……」
四神はもともと字で表すように『神様』なので現世に現れるには依り代を必要とする――それが私だ。彼らが私に仕えているからといっても私は神様ではなくただの人間、なので本来の力の半分くらいしか出せない。
それでも充分にトリコや四獣を越える力を持っているけど、この気配の持ち主は別格……いったい何者なの!?
☆☆☆☆☆
……四人が駆けつける中、スタジアムでは伝説のノッキングマスター・次郎が現れた。その姿はヨボヨボのおじいさんではない。髪や顔のシワは変わらないものの、以前トリコがグルメ界で出会ったときのように長身でたくましい体をしていた。
ジョアに操られた鉄平の技によって動けない節乃に、同じくジョアに操られたニトロが襲いかかろうとしたが、次郎はそれを人差し指のデコピンで会場の壁まで吹っ飛ばしたのだ。しかもそれだけじゃない。
「ノッキングされている……。指でニトロを吹き飛ばし、同時に体の自由を奪うとは……なんという技の破壊力と繊細さ」
「遅くなってすまんのぅ、セッちゃんや」
「いやいや次郎(ジロ)ちゃん。来てくれて助かったわい」
「フフッ。――ん?」
ギュウッ!
顔を見合わせて笑う節乃の元へ次郎が一歩出ると動けなくなった。見れば足は耐震の根が縛り木となって次郎を捕らえている。
次郎は顔を動かし少しずつ晴れる爆風の中で鉄平を見つけると、彼の手元に自分を縛る根と同じモノがあった。それにより自分を捕らえているのが鉄平なのだと気づくと、ギュッと拳を握り……。
その最中(サナカ)、フェス会場に現れた怪しい影・ジョア。その足元にはなんと鉄平を従えていた。そして、ジョアの規格外の強さに節乃も劣勢を強いられてしまう。果たして、この窮地を脱することはできるのか――!?
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クッキングスタジアムにとんでもない気配を感知し、トリコとスタージュンの戦いは中断となった。
スタージュンはパートナーアニマル・ブラガドラゴンに乗り、私はトリコと共に風舞で風に乗り、小松さんはパートナーアニマル・ユンちゃんに乗ってそれぞれスタジアムに向かう。
「ついに現れたか……!」
ブレガドラゴンの上で呟くスタージュンは、まるでこの気配の持ち主が現れることを予見していたみたい。
「スタージュンの奴は、何かに気づいてるみてぇだ。この気配……いったい何が起こってやがる!?」
「さらに悪い報せがあるの。この強大な気配の持ち主は私が宿す四神を軽く凌駕しているよ」
「何っ!? あいつらを!?」
「私が変化した結果だけどね……」
四神はもともと字で表すように『神様』なので現世に現れるには依り代を必要とする――それが私だ。彼らが私に仕えているからといっても私は神様ではなくただの人間、なので本来の力の半分くらいしか出せない。
それでも充分にトリコや四獣を越える力を持っているけど、この気配の持ち主は別格……いったい何者なの!?
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……四人が駆けつける中、スタジアムでは伝説のノッキングマスター・次郎が現れた。その姿はヨボヨボのおじいさんではない。髪や顔のシワは変わらないものの、以前トリコがグルメ界で出会ったときのように長身でたくましい体をしていた。
ジョアに操られた鉄平の技によって動けない節乃に、同じくジョアに操られたニトロが襲いかかろうとしたが、次郎はそれを人差し指のデコピンで会場の壁まで吹っ飛ばしたのだ。しかもそれだけじゃない。
「ノッキングされている……。指でニトロを吹き飛ばし、同時に体の自由を奪うとは……なんという技の破壊力と繊細さ」
「遅くなってすまんのぅ、セッちゃんや」
「いやいや次郎(ジロ)ちゃん。来てくれて助かったわい」
「フフッ。――ん?」
ギュウッ!
顔を見合わせて笑う節乃の元へ次郎が一歩出ると動けなくなった。見れば足は耐震の根が縛り木となって次郎を捕らえている。
次郎は顔を動かし少しずつ晴れる爆風の中で鉄平を見つけると、彼の手元に自分を縛る根と同じモノがあった。それにより自分を捕らえているのが鉄平なのだと気づくと、ギュッと拳を握り……。