史上最大の敵! “ジョア”出現!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
……IGOと美食會の戦いが激化する中、トリコとスタージュンのバトルは壮絶を極める。
勝利のイメージを確信し、技の威力を増すトリコ。だが、スタージュンは底知れぬ強さでトリコを凌駕する!
☆☆☆☆☆
グルメ騎士(ナイト)の愛丸さんから教えてもらったアルティメットルーティーンで、トリコの技は今まで以上に進化していた。
でもスタージュンは腰に差していた剣を抜くと、刀身が青い炎を纏って鞭のようにしなやかに曲がり、トリコの技を消し去ってしまう。そして今までトリコの技を受けたりよけたりしていたスタージュンが、反撃に出ようとしている……!
「な、なんなんですか、あの剣……!?」
〈ユンユン……!〉
「スタージュンが武器を持つところ、初めて見た……!」
岩陰に隠れて様子を見る小松さんとユンちゃんと私。今まで抜かず素手と技で戦って来たし、それに私も今まで見たことのない武器だ……。
「『そろそろ戦う』だと? 燃える剣だかなんだか知らねぇが……――オラ、さっさとかかってきな!」
「これは剣ではない。『バーナーナイフ』……切ると焼くを同時に行える、特殊調理食材用のナイフだ。まさか、これをつかうことになるとはな」
「褒め言葉だと勝手に受け取っておくぜ……」
……そう言ったトリコは再びアルティメットルーティーンのため、勝利への強いイメージを思い描く。
(イメージするんだ……! 攻めも守りも全て、イメージ通りに……――っ!?)
……するとトリコの脳裏に自分が真っ二つにされるビジョンが出ると、目の前に青い炎が迫って来たので、すぐさまその場から立ち退く。その威力と業火にトリコだけでなく瑞貴も小松もユンも目を見開いた。
「ぬっ!?」
「「〈ああっ/ユンッ!?〉」」
「地面が……溶けた!?」
トリコがよける前にいた直線状は、遠くまで伸びて地面がドロッと溶かされていた。もしあのままいたら自分も溶かされていたに違いないだろう。
私たちがいる所とも全く違う方向だから少しホッとした。たとえ私の体力が全開でも、守護壁で防げるかどうかの威力だよ……!
「どうだ、俺のイメージは。どうやらお前のイメージとは全く違うようだな。フッ、アルティメットルーティーンか……なかなか使える。いい技だ」
「まさか……技を自分のモノにしたのか!?」
「フッ」
「っ、おもしれぇ!」
トリコは両腕を振り下ろすと無数のナイフとフォークを放ちさらに自身の嗅覚を乗せた。スタージュンの匂いを追う追尾機能が供えられたため回避はできないというわけだ。
それをスタージュンはバーナーナイフを振り上げ目の前に火の盾を作り、次々と守ると同時に技を溶かしていく。でも、一部は火の盾の頭上を越えてスタージュンをうしろから攻撃しに向かった。
「ムダだ! 全てがお前の匂いを感知し、追い続ける!」
「炎の竜巻――火炎旋風!!」
「わあああっ!」
「クッ!」
スタージュンがバーナーナイフを振り回すと、凄まじい大風が出ると炎がそれに乗ってスタージュンの周りを囲みトリコの技から守る。でも大風は私たちにまで影響が出ているから、吹き飛ばされないよう私は小松さんとユンちゃんを抱きかかえた。
勝利のイメージを確信し、技の威力を増すトリコ。だが、スタージュンは底知れぬ強さでトリコを凌駕する!
☆☆☆☆☆
グルメ騎士(ナイト)の愛丸さんから教えてもらったアルティメットルーティーンで、トリコの技は今まで以上に進化していた。
でもスタージュンは腰に差していた剣を抜くと、刀身が青い炎を纏って鞭のようにしなやかに曲がり、トリコの技を消し去ってしまう。そして今までトリコの技を受けたりよけたりしていたスタージュンが、反撃に出ようとしている……!
「な、なんなんですか、あの剣……!?」
〈ユンユン……!〉
「スタージュンが武器を持つところ、初めて見た……!」
岩陰に隠れて様子を見る小松さんとユンちゃんと私。今まで抜かず素手と技で戦って来たし、それに私も今まで見たことのない武器だ……。
「『そろそろ戦う』だと? 燃える剣だかなんだか知らねぇが……――オラ、さっさとかかってきな!」
「これは剣ではない。『バーナーナイフ』……切ると焼くを同時に行える、特殊調理食材用のナイフだ。まさか、これをつかうことになるとはな」
「褒め言葉だと勝手に受け取っておくぜ……」
……そう言ったトリコは再びアルティメットルーティーンのため、勝利への強いイメージを思い描く。
(イメージするんだ……! 攻めも守りも全て、イメージ通りに……――っ!?)
……するとトリコの脳裏に自分が真っ二つにされるビジョンが出ると、目の前に青い炎が迫って来たので、すぐさまその場から立ち退く。その威力と業火にトリコだけでなく瑞貴も小松もユンも目を見開いた。
「ぬっ!?」
「「〈ああっ/ユンッ!?〉」」
「地面が……溶けた!?」
トリコがよける前にいた直線状は、遠くまで伸びて地面がドロッと溶かされていた。もしあのままいたら自分も溶かされていたに違いないだろう。
私たちがいる所とも全く違う方向だから少しホッとした。たとえ私の体力が全開でも、守護壁で防げるかどうかの威力だよ……!
「どうだ、俺のイメージは。どうやらお前のイメージとは全く違うようだな。フッ、アルティメットルーティーンか……なかなか使える。いい技だ」
「まさか……技を自分のモノにしたのか!?」
「フッ」
「っ、おもしれぇ!」
トリコは両腕を振り下ろすと無数のナイフとフォークを放ちさらに自身の嗅覚を乗せた。スタージュンの匂いを追う追尾機能が供えられたため回避はできないというわけだ。
それをスタージュンはバーナーナイフを振り上げ目の前に火の盾を作り、次々と守ると同時に技を溶かしていく。でも、一部は火の盾の頭上を越えてスタージュンをうしろから攻撃しに向かった。
「ムダだ! 全てがお前の匂いを感知し、追い続ける!」
「炎の竜巻――火炎旋風!!」
「わあああっ!」
「クッ!」
スタージュンがバーナーナイフを振り回すと、凄まじい大風が出ると炎がそれに乗ってスタージュンの周りを囲みトリコの技から守る。でも大風は私たちにまで影響が出ているから、吹き飛ばされないよう私は小松さんとユンちゃんを抱きかかえた。