逆襲! ゼブラ、始動!!
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……襲い来る美食會に苦戦する料理人たち。そしてIGO、美食會とは異なる第三の組織・NEOが動き出そうとしていた!
一方トリコはスタージュンと死闘を繰り広げており、瑞貴と小松はトリコの元へと急いでいた!
☆☆☆☆☆
……クッキングアイランドから離れた島で、一般人と共にティナもクルッポーも避難していた。しかし遠く離れた場所で灰汁獣やGTロボだらけの戦場と化したクッキングアイランドを見て悲惨な気持ちになる。
「クッキングアイランドが……料理人の聖地が……!」
〈クルッポー……〉
「メチャクチャだわ……――あっ!」
すると赤い光と共に大勢の人々が島に現れた。船も飛行機も動けない状況の中で、何故自分たちがここにいるのだと困惑する。
「あれ? どうやって島の外へ?」
「ゼブラよ!」
この場にいる誰よりも四天王と付き合いが長いティナは、自分たちを送ってくれたのがゼブラだと気づいていた。そしてそれに気づいているのはもう一人。
「――ああ。間違いない」
「ムナゲさん!?」
「島の外に飛ばされる瞬間、彼の声を聞いたのだ!」
「スゴい……キャスターの鑑……! まだマイク持ってる……!」
キャスターにとってマイクは商売道具なので、スピーカーも何も繋いでいないのにマイクを持って説明するムナゲに、ティナは少し尊敬の眼差しを送った。
「スゥ~……『てめぇら、邪魔だ!』とね!」
「取り消します、鑑。てか1グラムも似てないし!」
〈クルッポ~……〉
ムナゲはゼブラの声真似をしたつもりだろうが、全く似ていないのでティナだけでなく周りの人々も呆れるように半目になっていた。
☆☆☆☆☆
……クッキングスタジアムは地獄のようになっていた。次々と料理人たちが倒れる中、ニトロ相手に戦うユダと千流。しかしニトロは圧倒的に強く衝撃波にユダは後退させられる。
「ぐうぅぅううう!」
「ユダシェフ! ――っ!」
〈ギシャアッ!!〉
ユダに気を取られた千流は、目の前に現れたニトロに気づかなかった。すぐに攻撃をするためうしろに手を回す。
「食義・桜花乱舞!!」
両手で次々と無数の刃が放たれる。だが、周りの瓦礫はあっという間に粉々になるのにニトロはモノともせず、刺さった刃をまるで花びらが付いたかのよう軽く両手で払った。
〈ギシャアアッ!!〉
「っ! うわああっ!」
ニトロに投げ飛ばされた千流はそのまま壁に向かっていく。激突する前に千流がバック転をし両手に持つ二本の包丁を壁に刺してスピードを遅くし、地上に落下するのを免れた。
だが千流が次に見た光景は、先ほどのニトロとは別に他のニトロがわぶとらとダマラ=スカイ13世を投げ飛ばしていた。二人だけじゃない。タイランもトンもねり丸も、美食屋と変わらぬ強さを持つ料理人たちが次々と倒れていた。
「なんて強さだ……! これだけの手練れでかかっても、太刀打ちできないとは……!」
〈ギュ……!〉
〈ギシャッ!〉
〈ギシャアアッ!〉
「ニトロ……ここまでとはな……」
「クッ!」
万能薬刀を杖代わりにして立ち上がるユダもボロボロだ。灰汁獣たちを相手にしたあととはいえ、この強さは驚異的である。
一方トリコはスタージュンと死闘を繰り広げており、瑞貴と小松はトリコの元へと急いでいた!
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……クッキングアイランドから離れた島で、一般人と共にティナもクルッポーも避難していた。しかし遠く離れた場所で灰汁獣やGTロボだらけの戦場と化したクッキングアイランドを見て悲惨な気持ちになる。
「クッキングアイランドが……料理人の聖地が……!」
〈クルッポー……〉
「メチャクチャだわ……――あっ!」
すると赤い光と共に大勢の人々が島に現れた。船も飛行機も動けない状況の中で、何故自分たちがここにいるのだと困惑する。
「あれ? どうやって島の外へ?」
「ゼブラよ!」
この場にいる誰よりも四天王と付き合いが長いティナは、自分たちを送ってくれたのがゼブラだと気づいていた。そしてそれに気づいているのはもう一人。
「――ああ。間違いない」
「ムナゲさん!?」
「島の外に飛ばされる瞬間、彼の声を聞いたのだ!」
「スゴい……キャスターの鑑……! まだマイク持ってる……!」
キャスターにとってマイクは商売道具なので、スピーカーも何も繋いでいないのにマイクを持って説明するムナゲに、ティナは少し尊敬の眼差しを送った。
「スゥ~……『てめぇら、邪魔だ!』とね!」
「取り消します、鑑。てか1グラムも似てないし!」
〈クルッポ~……〉
ムナゲはゼブラの声真似をしたつもりだろうが、全く似ていないのでティナだけでなく周りの人々も呆れるように半目になっていた。
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……クッキングスタジアムは地獄のようになっていた。次々と料理人たちが倒れる中、ニトロ相手に戦うユダと千流。しかしニトロは圧倒的に強く衝撃波にユダは後退させられる。
「ぐうぅぅううう!」
「ユダシェフ! ――っ!」
〈ギシャアッ!!〉
ユダに気を取られた千流は、目の前に現れたニトロに気づかなかった。すぐに攻撃をするためうしろに手を回す。
「食義・桜花乱舞!!」
両手で次々と無数の刃が放たれる。だが、周りの瓦礫はあっという間に粉々になるのにニトロはモノともせず、刺さった刃をまるで花びらが付いたかのよう軽く両手で払った。
〈ギシャアアッ!!〉
「っ! うわああっ!」
ニトロに投げ飛ばされた千流はそのまま壁に向かっていく。激突する前に千流がバック転をし両手に持つ二本の包丁を壁に刺してスピードを遅くし、地上に落下するのを免れた。
だが千流が次に見た光景は、先ほどのニトロとは別に他のニトロがわぶとらとダマラ=スカイ13世を投げ飛ばしていた。二人だけじゃない。タイランもトンもねり丸も、美食屋と変わらぬ強さを持つ料理人たちが次々と倒れていた。
「なんて強さだ……! これだけの手練れでかかっても、太刀打ちできないとは……!」
〈ギュ……!〉
〈ギシャッ!〉
〈ギシャアアッ!〉
「ニトロ……ここまでとはな……」
「クッ!」
万能薬刀を杖代わりにして立ち上がるユダもボロボロだ。灰汁獣たちを相手にしたあととはいえ、この強さは驚異的である。